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国の情報ダイジェスト 10月29日 SCS評価制度の評価ガイド・ヤマハのルーターほか5件

10月28日に国の機関が出した、情シスに関係する5件をまとめました。IPAのSCS評価制度の評価用ガイド、JVNのヤマハ製品の脆弱性3件とPHPの脆弱性のページの更新(FFRIセキュリティが該当製品ありと回答)、JPCERT/CCの週報、米CISAの制御システムの勧告です。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆編集部が確認:
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国の情報ダイジェスト 10月29日 SCS評価制度の評価ガイド・ヤマハのルーターほか5件

この記事のまとめ

  • IPAはSCS評価制度の★3・★4の自己評価と第三者評価のガイドと、要求事項の解説書を公開しました。12月下旬に評価機関などを指定する予定です。
  • JVNはヤマハのNWR100など3製品の脆弱性を公表しました。NWR100はWeb GUIからOSのコマンドを実行されるおそれがあり、Rev.26.00.08で修正済みです。
  • PHPの脆弱性のJVNのページで、FFRIセキュリティが該当製品ありと回答しました。詳しい内容は契約者向けのサイトにあり、利用中の会社は確認が要ります。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

取引先から「SCS評価制度の★を取る予定はありますか」と聞かれ始めた会社には、準備を進めるための資料がそろってきました。IPAは10月28日、SCS評価制度の★3・★4の評価の進め方を示すガイド3種と、要求事項の解説書を公開しました。

同じ日には、JVNがヤマハ製品の脆弱性3件を公表し、PHPの脆弱性のページでFFRIセキュリティが「該当製品あり」と回答しました。JPCERT/CCの週報と米国CISAの制御システムの勧告を合わせて、情シスに関係するのは次の5件です。

IPA

SCS評価制度の評価用ガイド等を公開(10月28日)

IPAは、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)で、★3・★4を取るための手続きを示す資料4点を公開しました。「★3・★4自己評価等ガイド」「★4第三者評価ガイド」「★4技術検証ガイド」と、「★3・★4要求事項・評価基準 解説書」です。

IPAのプレス発表『サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)の評価用ガイド等を公開』(公開日2026年10月28日)。★3・★4取得に向けた自己評価・第三者評価について解説し、制度開始に向けてウェブサイトも充実。★3・★4 自己評価等ガイド、★4 第三者評価ガイド、★4 技術検証ガイド、★3・★4 要求事項・評価基準 解説書を公開したこと、背景と概要、自己評価等ガイドと第三者評価ガイドの想定読者と概要
IPAのプレス発表。★3・★4の自己評価と第三者評価のガイドを公開出典: IPA「SCS評価制度の評価用ガイド等を公開」(引用)

情シスが最初に読むのは、自己評価等ガイドと解説書です。自己評価等ガイドは、★を取る単位と適用の範囲の決め方、自己評価の手続きを示しています。解説書は、要求事項・評価基準ごとの考え方と留意点をまとめたもので、IPAは登録を希望する組織とSCSセキュリティ専門家を読み手に挙げています。★4を目指す会社は、技術検証ガイドで、評価機関の技術検証に備えて用意することを確かめます。

IPAは今後、「★3・★4登録申請の手引」の公開と、制度のロゴマークの制定を予定しています。評価機関、技術検証事業者、研修事業者の指定と公表は、2026年12月下旬の予定です。プレス発表の参考情報には、経済産業省の「SCS評価制度に係る不適切な勧誘に御注意ください」も挙がっています。制度の全体像と、申請の受付が始まる時期の見通しは、SCS評価制度とは ★3・★4の違いと準備 評価ガイド公開、パッチの基準も見直しにまとめています。

JPCERT/CC・IPA(JVN)

ヤマハ製品の脆弱性3件(10月28日)

JVNは、ヤマハ製品の脆弱性3件を公表しました。「ヤマハ製NWR100における複数の脆弱性」(JVNVU#91027179)、「ヤマハ製YMS-VPN8およびYMS-VPN8-CPにおける引用符で囲まれていないファイルパスの脆弱性」(JVN#30675482)、「Yamaha LAN Monitor for WindowsのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性」(JVN#23695234)です。

急ぐのは、無線LANルーターのNWR100です。Rev.26.00.07以前は、Web GUIに特定のリクエストを送るとOSのコマンドを実行されるおそれがあり(CVSS 3.1で9.8)、Rev.26.00.08で修正されました。VPNクライアントのYMS-VPN8はVer.1.07.00で修正され、LAN Monitorはインストーラーの問題なので、インストール済みの環境は対象外です。製品ごとの条件はヤマハのNWR100に認証なしでコマンド実行の脆弱性VPNクライアントなど3件にあります。

PHPの脆弱性のページで、FFRIセキュリティが「該当製品あり」(10月28日)

JVNは、PHPの脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)のページ(JVNVU#99905564)で、国内の開発者の回答を更新しました。10月28日に、FFRIセキュリティが「該当製品あり」と回答しています。

FFRIセキュリティは10月23日付けのお知らせで、製品への影響と対応を契約者向けのカスタマーサイトに載せたとしています。読むには、ライセンス証明書にあるログインIDとパスワードが要ります。同じページでは、ソリトンシステムズが10月22日に「該当製品あり」、テルモBCTが10月23日に「該当製品無し(調査中)」と回答しています。各社の観測と更新の状況は、CERT/CCがPHPの脆弱性2件を公開、認証なしの攻撃に備え更新をで追っています。

CISA ICS Advisory / ICS Medical Advisory(2026年10月27日)(10月28日)

JVNは、米国CISAが10月27日(現地時間)に出した制御システムの勧告を紹介しました。新しい勧告は2件で、EPICS Base(ICSA-26-300-01)と、三菱電機のGENESIS64、ICONICS Suite、MC Works64などの監視・制御のソフト(ICSA-26-300-02)です。Eufy Omni C20とOmni X10 Proの勧告(ICSA-26-267-02)も更新されました。

三菱電機のソフトの勧告には脆弱性が3件あり、CVSS v3の最大は9.1です。1件は、内部の部品libwebpの境界外書き込み(CVE-2023-4863)で、管理者の権限で細工したファイルを取り込むと、任意のコードを実行されるおそれがあります。残りの2件は、パスワードを忘れたときの復旧の仕組みの弱さと、権限の誤った割り当てです。

JPCERT/CC

JPCERT/CC WEEKLY REPORT 2026-10-28(10月28日)

JPCERT/CCの週報は、15件を取り上げました。悪用が確認されているのは、AristaのVeloCloud OrchestratorのSQLインジェクションです。ホスト型は修正済みで、オンプレミス版は修正版への更新が要ります。

ほかの項目も、ミカタで中身を書いたものがほとんどです。週報の項目と記事の対応は、次のとおりです。

週報の項目 ミカタの記事
VeloCloud OrchestratorにSQLインジェクションの脆弱性 VeloCloud Orchestratorに悪用中の脆弱性 自社運用は更新を
ISC BINDに複数の脆弱性 BIND 9に脆弱性4件GSS-TSIGで遠隔実行、リゾルバーの停止も9.20.30へ
複数のCisco製品に脆弱性 Cisco、Expresswayの脆弱性公表 設定を問わず影響、版確認を
GitLabに複数の脆弱性 GitLabが緊急修正版を公開、自社運用は即時更新・認証設定を確認
Apache Tomcatに複数の脆弱性 Apache Tomcatに脆弱性8件 正しいパスワードなしで認証が通る恐れ
Google Chromeに複数の脆弱性 Chrome 156で脆弱性353件を修正、27日にさらに52件。会社のPCで確かめること
複数のAtlassian製品に脆弱性 Atlassian月例告知Data Centerで176件修正 深刻14件
複数のMozilla製品に脆弱性 Mozilla製品に脆弱性4件、Firefoxなどの修正版と利用端末を確認
LaravelのTokenGuardに認証回避につながる脆弱性 Laravelに認証すり抜けなど2件12.68.0・13.29.0で修正、MySQLで要注意
Roundcube Webmailに複数の脆弱性 Roundcube Webmailに複数の脆弱性、対象版と更新状況を確認
MOVEit Transferに複数の脆弱性 MOVEit Transferに脆弱性12件、認証のすり抜けも 修正版へ更新を
複数のOracle製品に脆弱性 Oracle定例更新で1295件修正JDK 21は今回からライセンスが変わる
PHPにおける複数の脆弱性に関する注意喚起 CERT/CCがPHPの脆弱性2件を公開、認証なしの攻撃に備え更新を

残りの2件は、JPCERT/CCの7〜9月分の報告書の公開です。「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況」と、「JPCERT/CC四半期レポート」の2つです。

影響する会社・しない会社

SCS評価制度のガイドを急いで読むのは、取引先から★の取得を求められている会社や、求められそうな会社です。★を取る予定がない会社も、解説書は自社の対策を点検するときの目安になります。

ヤマハの件で急ぐのは、事務所や店舗でNWR100を使っている会社です。ヤマハは、RTXシリーズなどほかのルーターは該当しないとしています。PHPの件で今日新しく確かめるのは、FFRIセキュリティの製品を使っている会社です。

制御システムの勧告は、工場やビルの監視に三菱電機のGENESIS64などを使っている会社が対象です。週報の項目は、ほとんどがミカタで扱い済みの脆弱性で、修正版への更新が済んでいれば、新しくやることは増えていません。

情シスが今日やること

  • 取引先からSCS評価制度の★について聞かれている場合は、自己評価等ガイドと解説書を読み、★を取る単位と範囲の案を作る
  • ★の取得を代行・保証すると持ちかける勧誘が来たら、経済産業省の注意喚起を読んでから応じるかを決める
  • 社内や店舗にNWR100があれば、ファームウェアがRev.26.00.08以降かを確かめる
  • YMS-VPN8を入れた端末で、版がVer.1.07.00以降かを確かめる
  • FFRIセキュリティの製品を使っていれば、カスタマーサイトのPHPの脆弱性のお知らせを読む
  • 工場やビルでGENESIS64などを使っていれば、設備の担当と一緒に三菱電機の案内を確かめる
  • 週報の一覧にある製品を社内で使っていれば、修正版になっているかを資産の台帳で確かめる

出典・参考

編集部が確認:。確認した監修者は、この下に載せています。

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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