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国の情報ダイジェスト 10月28日 GROWIの脆弱性・暗号リストのPQC対応ほか4件

10月27日に国の機関が出した、情シスに関係する4件をまとめました。JVNが公表したGROWIとSleipnir Mobile for Androidの脆弱性、IPAのPHPの注意の更新(CISAのKEVへの掲載)、総務省などのCRYPTREC暗号リストの改定(PQC対応)の意見募集です。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆編集部が確認:
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国の情報ダイジェスト 10月28日 GROWIの脆弱性・暗号リストのPQC対応ほか4件

この記事のまとめ

  • JVNがGROWIの脆弱性3件を公表しました。閲覧だけの人やゲストが下書きを書き換えられるものもあり、v8.0.7で修正されています。
  • IPAはPHPの注意を更新し、CISAのKEVへの掲載を追記しました。国内の被害は把握していないとしつつ、修正版への移行を求めています。
  • CRYPTREC暗号リストにPQCの署名を加える改定の意見募集が始まりました。締め切りは11月11日です。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

社内のマニュアルや議事録をGROWIに置いている会社は、きょうのうちに版を確かめておきたいところです。JVNは10月27日、GROWIの脆弱性3件を公表しました。閲覧しか許していない人やゲストでも、ページの下書きを書き換えられるものが含まれています。

同じ日には、IPAがPHPの脆弱性の注意を更新し、総務省などがCRYPTREC暗号リストの改定(PQC対応)の意見募集を始めました。情シスに関係するのは、次の4件です。

JPCERT/CC・IPA(JVN)

JVN#51223238 GROWIにおける複数の脆弱性(10月27日)

株式会社GROWIのWikiのソフト「GROWI」に、権限の確認が足りない脆弱性が3件あります。ログインできる人が、閲覧の権限のないページの本文やコメントを読めるもの(CVE-2026-105272)と、その本文を自分が編集できるページに写せるもの(CVE-2026-109848)です。3件目(CVE-2026-115624)は、同時編集の機能で、閲覧だけを許した利用者やゲスト、承認待ち・停止中・招待中の利用者が、ページの下書きを書き換えられます。

JVNのページ『JVN#51223238 GROWIにおける複数の脆弱性』の想定される影響と対策方法。ログイン可能な攻撃者によって閲覧権限のないページの本文とコメントが取得される(CVE-2026-105272)、閲覧権限のないページの本文が取得され自身が編集可能なページに保存される(CVE-2026-109848)、閲覧のみ許可されているユーザ(またはゲストユーザ)と承認待ち・停止中・招待中のユーザによりページの下書きが書き換えられる(CVE-2026-115624)。対策はアップデートで、GROWI v8.0.7で修正されている
JVN#51223238。閲覧だけの人やゲストが下書きを書き換えられる恐れ出典: JPCERT/CC・IPA「JVN#51223238 GROWIにおける複数の脆弱性」(引用)

修正版はv8.0.7です。影響するのは、CVE-2026-105272がv3.2.10〜v8.0.6、CVE-2026-109848がv4.5.5〜v8.0.6、CVE-2026-115624がv7.0.0〜v8.0.6です。社外の人をゲストで招いている会社や、退職者を停止の状態で残している会社ほど、3件目の影響が大きくなります。中身はGROWIに脆弱性3件 閲覧だけの人が下書きを書き換え、v8.0.7で修正にまとめています。

JVN#90463048 Sleipnir Mobile for Androidで偽のアドレスバーなどを表示される脆弱性(10月27日)

フェンリルのブラウザ「Sleipnir Mobile for Android」の3.9.0より前の版に、細工したWebページで偽のアドレスバーなどを表示される脆弱性(CVE-2026-109434)があります。開いているサイトを取り違えさせ、フィッシングにつながる恐れがあります。

修正版は3.9.0です。社用のAndroidの端末で使わせている会社は、端末の管理の仕組みでアプリの版を確かめます。

IPA

PHPの脆弱性対策について(PHP2shell)を更新(10月27日)

IPAは、10月22日に出したPHPの脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)の注意を更新しました。米国のCISAが10月26日(現地時間)、2件を悪用された脆弱性の一覧(KEV)に載せたことを追記しています。

IPAは、国内での攻撃の被害は把握していないとしたうえで、修正版への移行を改めて求めています。ここ数日の各社の観測と、更新の進み具合は、CERT/CCがPHPの脆弱性2件を公開、認証なしの攻撃に備え更新をで追っています。

総務省・デジタル庁・経済産業省

CRYPTREC暗号リストの改定(PQC対応)の意見募集(10月27日)

政府の調達で参照するCRYPTREC暗号リストに、量子コンピュータに耐える暗号(PQC)の署名として、ML-DSAとSLH-DSAを加える改定案が示されました。意見の締め切りは11月11日です。

国の機関に製品やサービスを納める会社は、このリストが調達の仕様の目安になります。論点と表の中身は、CRYPTREC暗号リストにPQCの署名を追加へ 意見募集は11月11日までにあります。

関係する会社と、しない会社

GROWIの件は、社内で自前のGROWIを動かしている会社が対象です。版を上げられるのは、サーバーを管理している担当だけです。提供元が運用するクラウドのサービスで使っているなら、提供元の案内を確かめます。

Sleipnirの件は、社用の端末でこのブラウザを使わせている会社だけが対象です。PHPの件は、PHPで動くサイトや業務のシステムを持つ会社と、その委託先が対象で、きょう新しくやることは増えていません。

CRYPTRECの件で急ぐ必要があるのは、国の調達に関わる会社です。そうでない会社も、暗号の移行の計画を立てるときの目安になります。

今日のチェックリスト

  • 社内のGROWIの版を確かめ、v8.0.6以前ならv8.0.7に上げる日を決める
  • GROWIのゲスト、停止中、招待中の利用者を一覧にし、要らないものを消す
  • 社用のAndroidの端末で、Sleipnir Mobile for Androidが3.9.0以降になっているかを見る
  • PHPで動くシステムが修正版に上がったかを、委託先の分も含めて一覧で確かめる
  • 国の調達に関わる会社は、CRYPTRECの改定案を開発と営業の担当に回し、11月11日までに意見を出すかを決める

出典・参考

編集部が確認:。確認した監修者は、この下に載せています。

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

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