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国の情報ダイジェスト 10月24日 JPCERT/CCの注意喚起・プリザンターほか8件

10月23日を中心に国の機関が出した情報から、情シスに関係する8件をまとめました。JPCERT/CCは、国内で相次ぐ不正アクセスの注意喚起に、AIを使う侵入テストの道具を悪用した攻撃の試み(ケースE)を足しました。JVNはプリザンターのLDAP認証の欠陥を公表し、IPAは企業の相談の状況を出しています。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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国の情報ダイジェスト 10月24日 JPCERT/CCの注意喚起・プリザンターほか8件

この記事のまとめ

  • JPCERT/CCは国内で相次ぐ不正アクセスの注意喚起を更新し、AIを使う侵入テストの道具を悪用した攻撃の試みと、送り元のIPアドレスを足しました。
  • JVNはプリザンターのLDAP認証の欠陥(1.5.9.1で修正)、三菱電機の製品の脆弱性、米国CISAの制御システムの勧告19件を公表しました。
  • IPAは企業からの相談が7〜9月に309件だったと公表しました。総務省は選挙の公正の指針案の意見を11月24日まで募っています。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

10月23日を中心に国の機関が出した情報から、情シスに関係する8件をまとめました。目立つのは、JPCERT/CCが、国内で相次ぐ不正アクセスの注意喚起に、AIを使う侵入テストの道具を悪用した攻撃の試み(ケースE)を足したことです。インターネットに公開したWSUSのサーバーを狙う試みも含まれるとしています。

デジタル庁のStudioの件(10月22日)は、前日のダイジェストに載せています。

機関ごとのまとめ

JPCERT/CC

  • 直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起(JPCERT-AT-2026-0030): 10月8日に出した注意喚起を、10月23日に更新しました。新しく「ケースE」として、Cairn、CyberStrikeAI、ARTEXなどのAIを使う侵入テストの道具を悪用した攻撃の試みを挙げています。主にインターネットに公開したWebのアプリの脆弱性を探して悪用を試みたり、機器の管理の不備を突いて設定やバックアップのファイルを盗もうとしたりするもので、公開したWSUSのサーバーを狙う試みもあるとしています。送り元のIPアドレス9つと観測の期間も載せ、アクセスが無かったかを調べるよう求めています。ケースBにも送り元のIPアドレスを足しました。
JPCERT/CCの注意喚起の追記の枠。見出しは更新:2026年10月23日追記。ケースE:AIを用いたペネトレーションテスト基盤を悪用した攻撃試行。Cairn、CyberStrikeAI、ARTEXなどのAIを用いた侵入テストの基盤を悪用した攻撃の試みが確認され、主にインターネットに公開したWebアプリを標的に脆弱性を探して悪用を試みたり、機器の管理の不備を悪用して環境設定ファイルやバックアップファイルを盗もうとしたりしている、インターネットに公開したWSUSサーバーを標的とした試みも含まれる、と書かれている。続いて、調査の時点で正規に使われている可能性もあるとの注意つきで、不審な送信元IPアドレス9つと観測の期間が並ぶ
JPCERT/CCの10月23日の追記。AIを使う侵入テストの道具を悪用した攻撃の試み出典: JPCERT/CC「直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起」(引用)

ARTEXを使う攻撃は、Microsoftも報告しています(Microsoft、ARTEX使う大規模攻撃を報告、許可済みアプリの確認を)。アプリを解析してAPIを狙う手口は、JPCERT/CCが攻撃元を調査 Androidアプリ解析とAPI攻撃の痕跡にまとめています。

JPCERT/CC・IPA(JVN)

IPA(情報処理推進機構)

  • サイバーセキュリティ相談窓口の相談状況(2026年7〜9月): 企業や組織からの相談は309件で、前の期より約2.3%増えました。サポート詐欺の相談は70件で、社長などを名乗る詐欺のメールの手口も29件ありました。事故の対応の相談では、不正アクセスが17件、ランサムウェアが5件です(IPAのグラフの値)。事例として、社員のMicrosoftのアカウントから大量のメールが送られ、そのアカウントが外部のアプリに許可(OAuthの同意)を与えていたケースを挙げ、Microsoft Entra IDの記録で同意の時期と不審な利用の始まりを照らすよう答えています。
  • ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況(2026年7〜9月、10月22日公表): 届出は240件で、ソフトウェアの製品が179件、Webのサイトが61件でした。2004年からの累計は20,553件です。

総務省

影響する会社・しない会社

  • 影響する: インターネットに公開したWebのアプリやAPI、WSUSのサーバーを持つ会社。JPCERT/CCの送り元のIPアドレスで、アクセスの記録を確かめます
  • 影響する: プリザンターをLDAP認証で使う会社、三菱電機やSiemensの監視・制御の製品を使う工場や施設
  • 影響する: Microsoft 365で、社員が外部のアプリに許可を与えられる設定のままの会社。IPAの事例と同じ型の被害が起きえます(当社の見立て)
  • 影響しない: 上の製品やサービスを使わず、インターネットに公開したシステムが無い会社

情シスが今日やること

  • JPCERT/CCの注意喚起のケースEとケースBの送り元のIPアドレスで、Webのサーバー、API、WSUSの記録を検索する
  • WSUSのサーバーがインターネットから見えていないかを確かめる
  • プリザンターをLDAP認証で使っていれば、1.5.9.1以降に上げる
  • 三菱電機やSiemensの制御の製品があれば、設備の担当とメーカーの告知を確かめる
  • Microsoft Entra IDで、社員が外部のアプリに同意できる設定と、最近の同意の記録を見直す

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月24日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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