本文へ移動
情シスのミカタ
比較約18分で読めます

情シスのSaaSマップ 2026年秋 12分野67製品を図解で一覧に

中小から中堅の会社の情シスが扱うSaaSを、ID管理、SaaS管理、端末管理、EDR、グループウェア、電子契約、勤怠、会計など12分野に分け、67製品を図解と表で並べました。製品名と提供する会社は2026年10月7日に各社の公式サイトで確かめています。広告やアフィリエイトはなく、並びは順位ではありません。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆
文字
情シスのSaaSマップ 2026年秋 12分野67製品を図解で一覧に

この記事のまとめ

  • 情シスが扱うSaaSを12分野に分け、67製品の名前、提供する会社、公式サイトを2026年10月7日に確かめて並べました。
  • 並びはアルファベット順、次に五十音順です。優劣や順位ではなく、載っていない製品が劣るわけでもありません。
  • dxecoは10月6日にapplogへ名前が変わりました。台帳や手順書の製品名は、棚卸しのたびに公式サイトで確かめます。
こんな方に#20代#30代#40代#50代実務

会社で使うSaaSは、部署ごとに入れているうちに、全体が見えにくくなりがちです。全体を見渡せるように、中小から中堅の会社の情シスが扱うSaaSを12分野に分け、67製品を図解と表で並べました。製品名と提供する会社は、2026年10月7日に各社の公式サイトで確かめています。

このマップの決まりと見方

載せる製品と並べ方は、次の決まりで作りました。

  • 確かめた日: 2026年10月7日。編集部が公式サイトを開き、製品名、提供する会社、その分野の製品であることを確かめたものだけを載せています
  • 並び: 各分野の中で、アルファベット順、次に五十音順です。優劣、順位、おすすめを表すものではありません
  • 数: 1分野6製品までにしぼりました。載っていない製品が劣るわけではありません
  • 料金: 載せていません。数が多く、同じ日に確かめきれないためです
  • 広告: 広告やアフィリエイトの契約はありません
  • 会社名: 公式サイトの表記に合わせています

前半 アカウントと端末を守る6分野

前半は、社員のアカウントと、会社の端末やデータを守る道具です。6分野で32製品あります。

情シスのSaaSマップ2026年秋の前半。アカウントを守る3分野と、端末とデータを守る3分野に、製品名と提供する会社を並べた図。並びはアルファベット順、次に五十音順で、順位ではない。ID管理(IDaaS・SSO)はCloudGate UNO(株式会社インターナショナルシステムリサーチ)、GMOトラスト・ログイン(GMOグローバルサイン)、HENNGE One(HENNGE株式会社)、Microsoft Entra ID(Microsoft、旧称Azure AD)、Okta(Okta)。SaaS管理はapplog(旧dxeco、株式会社オロ)、freee IT管理(旧Bundle、freee株式会社)、ジョーシス(ジョーシス株式会社)、マネーフォワード Admina(マネーフォワードi株式会社)。dxecoは2026年10月6日にapplogへ名前が変わった。パスワード管理は1Password(1Password)、Bitwarden(Bitwarden, Inc.)、Dashlane(Dashlane Inc.)、Keeper(Keeper Security, Inc.)、LastPass(LastPass US LP)、Privaco(サニーズ株式会社)。端末管理(MDM)はCLOMO MDM(株式会社アイキューブドシステムズ)、Jamf Pro(Jamf)、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(エムオーテックス株式会社)、Microsoft Intune(Microsoft)、mobiconnect(インヴェンティット株式会社)、OPTiM Biz(旧Optimal Biz、株式会社オプティム)。ウイルス対策・EDRはCrowdStrike Falcon(CrowdStrike)、Cybereason EDR(サイバーリーズン合同会社)、ESET PROTECT(ESET、国内の販売はキヤノンマーケティングジャパン)、Microsoft Defender for Business(Microsoft)、Sophos Endpoint(Sophos)、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(トレンドマイクロ)。ファイル共有・バックアップはAvePoint Cloud Backup(AvePoint Japan株式会社、バックアップ)、Box(Box)、DirectCloud(株式会社ダイレクトクラウド)、Dropbox(Dropbox)、Fileforce(ファイルフォース株式会社)。載っていない製品が劣るわけではなく、1分野6製品までにしぼっている。料金は載せていない
SaaSマップ前半。アカウントと端末を守る6分野の32製品(2026年10月7日確認)作成: 編集部 / もとの資料: 各社の公式サイト(この記事の表と「出典・参考」の一覧)

ID管理(IDaaS・SSO)

社員のログインを1つにまとめ(SSO)、アカウントの作成と停止を一か所で行う道具です。選ぶときは、いま使っているSaaSとつながるか、多要素認証やパスキーに対応するか、人事のデータを取り込めるかを見ます。

製品 会社 公式サイト
CloudGate UNO 株式会社インターナショナルシステムリサーチ cloudgate.jp
GMOトラスト・ログイン GMOグローバルサイン trustlogin.com
HENNGE One HENNGE株式会社 hennge.com
Microsoft Entra ID Microsoft microsoft.com
Okta Okta okta.com

Microsoft Entra IDは、以前はAzure Active Directory(Azure AD)と呼ばれていた製品です。

SaaS管理

会社で使っているSaaSと、そのアカウント、契約、費用を一覧にする道具です。使われていないアカウントや、会社が把握していないSaaSを見つける用途にも使われます。選ぶときは、自社のSaaSと連携できるか、端末の台帳も一緒に管理したいかを見ます。

製品 会社 公式サイト
applog(旧dxeco) 株式会社オロ applog.ai
freee IT管理(旧Bundle) freee株式会社 freee.co.jp
ジョーシス ジョーシス株式会社 josys.com
マネーフォワード Admina マネーフォワードi株式会社 admina.moneyforward.com

この分野には、名前が変わった製品が2つあります(applogとfreee IT管理)。ほかの分野の分も含めて、後の章にまとめました。

パスワード管理

SSOにつなげられないサービスのパスワードを、暗号化した保管庫に入れ、必要な人とだけ共有する道具です。選ぶときは、会社のIDでログインできるか、誰がいつ使ったかの記録が残るか、退職のときに引き継げるかを見ます。料金は法人向けパスワード管理ツール比較 5製品の料金・SSO・監査ログ・過去の事故にまとめています。

製品 会社 公式サイト
1Password 1Password 1password.com
Bitwarden Bitwarden, Inc. bitwarden.com
Dashlane Dashlane Inc. dashlane.com
Keeper Keeper Security, Inc. keepersecurity.com
LastPass LastPass US LP lastpass.com
Privaco サニーズ株式会社 privaco.jp

端末管理(MDM)

会社のスマホやPCの設定をそろえ、なくしたときに遠隔でロックや消去をする道具です。選ぶときは、対応するOS(iOS、Android、Windows、macOS)と、いまの契約に含まれている製品がないかを先に見ます。料金と対応OSはMDM比較 6製品の料金と対応OS、Apple Business連携と選び方で比べています。

製品 会社 公式サイト
CLOMO MDM 株式会社アイキューブドシステムズ clomo.com
Jamf Pro Jamf jamf.com
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 エムオーテックス株式会社 lanscope.jp
Microsoft Intune Microsoft microsoft.com
mobiconnect インヴェンティット株式会社 mobi-connect.net
OPTiM Biz(旧Optimal Biz) 株式会社オプティム optim.co.jp

Jamfは、Apple製品の管理を中心にした会社です。

ウイルス対策・EDR

端末に入ろうとする不正なプログラムを止める道具と、侵入された後のあやしい動きを見つけて対処する道具(EDR)です。選ぶときは、対応するOSと、検知した後に誰が対応するかを見ます。自社で対応しきれない場合は、監視を頼めるサービスがあるかも確かめます。

製品 会社 公式サイト
CrowdStrike Falcon CrowdStrike crowdstrike.com
Cybereason EDR サイバーリーズン合同会社 cybereason.co.jp
ESET PROTECT ESET(国内の販売はキヤノンマーケティングジャパン) canon.jp
Microsoft Defender for Business Microsoft microsoft.com
Sophos Endpoint Sophos sophos.com
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス トレンドマイクロ trendmicro.com

ファイル共有・バックアップ

社内外でファイルを置いて共有する道具と、Microsoft 365などのデータの控えを別の場所に取る道具です。ファイル共有は、フォルダごとの権限の細かさ、社外と共有するときの制限、操作の記録を見ます。バックアップは、対象のサービスと、どの時点まで戻せるかを確かめます。

製品 会社 公式サイト
AvePoint Cloud Backup AvePoint Japan株式会社 avepoint.co.jp
Box Box box.com
DirectCloud 株式会社ダイレクトクラウド directcloud.jp
Dropbox Dropbox dropbox.com
Fileforce ファイルフォース株式会社 fileforce.jp

AvePoint Cloud Backupがバックアップ、ほかの4つがファイル共有です。Microsoft 365のOneDriveと、Google Workspaceのドライブは、後半のグループウェアに含まれます。

後半 毎日の仕事と手続きを支える6分野

後半は、社員が毎日使う道具と、人事や経理の手続きの道具です。6分野で35製品あります。情シスは、アカウントと権限、ほかのSaaSとの連携の設定で関わります。

情シスのSaaSマップ2026年秋の後半。毎日の連絡と相談の3分野と、手続きとお金の3分野に、製品名と提供する会社を並べた図。並びはアルファベット順、次に五十音順で、順位ではない。グループウェアはdesknet's NEO(株式会社ネオジャパン)、Garoon(サイボウズ株式会社)、Google Workspace(Google)、Microsoft 365(Microsoft)、サイボウズ Office(サイボウズ株式会社)。desknet's NEO、Garoon、サイボウズ Officeはクラウド版のほかにパッケージ版もある。ビジネスチャット・Web会議はChatwork(株式会社kubell)、LINE WORKS(LINE WORKS株式会社)、Microsoft Teams(Microsoft)、Slack(Slack Technologies, LLC、Salesforceのグループ会社)、Webex(Cisco)、Zoom Workplace(Zoom Communications, Inc.)。Google ChatとGoogle MeetはGoogle Workspaceに含まれる。ヘルプデスク・問い合わせ管理はFreshservice(Freshworks Inc.)、Jira Service Management(Atlassian)、LMIS(株式会社ユニリタ)、Re:lation(株式会社インゲージ)、Zendesk(Zendesk, Inc.)、楽楽自動応対(旧メールディーラー、株式会社ラクス)。電子契約はAcrobat Sign(Adobe)、Docusign(Docusign, Inc.)、freeeサイン(freee株式会社)、クラウドサイン(弁護士ドットコム株式会社)、電子印鑑GMOサイン(GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)、マネーフォワード クラウド契約(株式会社マネーフォワード)。勤怠・人事労務はfreee人事労務(freee株式会社)、KING OF TIME(株式会社ヒューマンテクノロジーズ)、SmartHR(株式会社SmartHR)、ジョブカン勤怠管理(株式会社DONUTS)、ジンジャー勤怠(jinjer株式会社)、マネーフォワード クラウド勤怠(株式会社マネーフォワード)。経費・会計はConcur Expense(株式会社コンカー、経費精算)、freee会計(freee株式会社)、勘定奉行クラウド(株式会社オービックビジネスコンサルタント)、マネーフォワード クラウド会計(株式会社マネーフォワード)、弥生会計 Next(弥生株式会社)、楽楽精算(株式会社ラクス、経費精算)。載っていない製品が劣るわけではなく、1分野6製品までにしぼっている。料金は載せていない
SaaSマップ後半。毎日の仕事と手続きを支える6分野の35製品(2026年10月7日確認)作成: 編集部 / もとの資料: 各社の公式サイト(この記事の表と「出典・参考」の一覧)

グループウェア

メール、予定表、文書の作成、ファイルの置き場など、毎日の仕事の土台です。選ぶときは、取引先とやり取りするファイルの形式と、掲示板やワークフローまで同じ製品でそろえるかを見ます。Microsoft 365とGoogle Workspaceの料金はMicrosoft 365とGoogle Workspace比較 値上げ後の料金と選び方で比べています。

製品 会社 公式サイト
desknet's NEO 株式会社ネオジャパン desknets.com
Garoon サイボウズ株式会社 garoon.cybozu.co.jp
Google Workspace Google workspace.google.com
Microsoft 365 Microsoft learn.microsoft.com
サイボウズ Office サイボウズ株式会社 office.cybozu.co.jp

desknet's NEO、Garoon、サイボウズ Officeには、クラウド版のほかにパッケージ版もあります。

ビジネスチャット・Web会議

文字のやり取りと、映像の会議の道具です。選ぶときは、社外の人とつながる方法、無料版の制限、発言の記録を管理者が書き出せるかを見ます。料金はビジネスチャット比較 Slack・Teams・Chatworkほか5社の料金と無料版の制限で比べています。

製品 会社 公式サイト
Chatwork 株式会社kubell go.chatwork.com
LINE WORKS LINE WORKS株式会社 line-works.com
Microsoft Teams Microsoft learn.microsoft.com
Slack Slack Technologies, LLC(Salesforceのグループ会社) slack.com
Webex Cisco cisco.com
Zoom Workplace Zoom Communications, Inc. zoom.com

Google ChatとGoogle Meetは、Google Workspaceに含まれるため、グループウェアの欄にまとめました。Microsoft TeamsもMicrosoft 365に含まれますが、チャットとWeb会議が中心の製品なので、この欄に置いています。

ヘルプデスク・問い合わせ管理

問い合わせを受け付け、担当と進み具合を記録する道具です。Freshservice、Jira Service Management、LMISは、社内のIT部門の受付や運用の管理を主な用途に案内しています。Re:lation、Zendesk、楽楽自動応対は、メールなどの問い合わせをチームで分けて対応する道具です。

選ぶときは、受付の入口(メール、チャット、フォーム)と、よくある質問を載せる場所を作れるかを見ます。

製品 会社 公式サイト
Freshservice Freshworks Inc. freshworks.com
Jira Service Management Atlassian atlassian.com
LMIS 株式会社ユニリタ lmis.jp
Re:lation 株式会社インゲージ ingage.jp
Zendesk Zendesk, Inc. zendesk.co.jp
楽楽自動応対(旧メールディーラー) 株式会社ラクス rakus.co.jp

電子契約

契約書をクラウドで相手に送り、電子署名で締結して保管する道具です。選ぶときは、署名の方式、相手側に登録や費用が要るか、締結した契約書を後から探しやすいかを見ます。

製品 会社 公式サイト
Acrobat Sign Adobe adobe.com
Docusign Docusign, Inc. docusign.com
freeeサイン freee株式会社 freee.co.jp
クラウドサイン 弁護士ドットコム株式会社 cloudsign.jp
電子印鑑GMOサイン GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 gmosign.com
マネーフォワード クラウド契約 株式会社マネーフォワード biz.moneyforward.com

勤怠・人事労務

出勤と退勤の打刻、勤務時間の集計、入社や退職の手続きの道具です。選ぶときは、シフトやフレックスなど自社の働き方に合うか、給与計算にデータを渡せるかを見ます。情シスにとっては、入社と退職の情報をID管理に渡せるかも確かめたい点です。

製品 会社 公式サイト
freee人事労務 freee株式会社 freee.co.jp
KING OF TIME 株式会社ヒューマンテクノロジーズ kingoftime.jp
SmartHR 株式会社SmartHR smarthr.jp
ジョブカン勤怠管理 株式会社DONUTS jobcan.ne.jp
ジンジャー勤怠 jinjer株式会社 hcm-jinjer.com
マネーフォワード クラウド勤怠 株式会社マネーフォワード biz.moneyforward.com

経費・会計

経費の申請と承認、仕訳と決算の道具です。選ぶときは、経費と会計を同じ会社の製品でそろえるか、銀行やカードの明細を取り込めるか、顧問の税理士と共有できるかを見ます。

製品 会社 公式サイト
Concur Expense 株式会社コンカー concur.co.jp
freee会計 freee株式会社 freee.co.jp
勘定奉行クラウド 株式会社オービックビジネスコンサルタント obc.co.jp
マネーフォワード クラウド会計 株式会社マネーフォワード biz.moneyforward.com
弥生会計 Next 弥生株式会社 yayoi-kk.co.jp
楽楽精算 株式会社ラクス rakus.co.jp

Concur Expenseと楽楽精算が経費精算、ほかの4つが会計です。

名前が変わった製品は台帳も直す

確かめる中で、名前が変わった製品が5つありました。

今の名前 前の名前 公式サイトの案内
applog dxeco(デクセコ) 株式会社オロが、2026年10月6日から名前を変えたと発表
freee IT管理 Bundle by freee 製品サイトの表記は「freee IT管理(旧Bundle)」
楽楽自動応対 メールディーラー 製品サイトに「名称が変わりました」と案内
OPTiM Biz Optimal Biz 製品サイトの表記は「OPTiM Biz(旧:Optimal Biz)」
Microsoft Entra ID Azure Active Directory(Azure AD) 製品サイトに「旧称 Azure AD」と表記

変わった日まで確かめたのは、applogだけです。オロは発表の中で、管理の対象をSaaSから、AIツールやデバイスを含むアプリ全体へ広げると説明しています。運営会社、基本の機能、サポート体制は変わらないとしています。

名前が変わると、契約書、請求書、社内の手順書、台帳で呼び方がずれます。台帳には、今の名前と前の名前を並べて書いておくと、請求書と突き合わせるときに迷いません。

入社から退職まで、どの分野をいつ使うか

12分野は、1人の社員が入社してから退職するまでの場面に当てはめると、覚えやすくなります。次の図と表は、編集部が整理した一般的な例です。会社によって順番や担当は変わります。

1人の社員が入社してから退職するまでに、12分野のSaaSをいつ使うかを並べた図。編集部が整理した一般的な例。場面1 入社が決まる: 人事が入社の手続きを進め、情シスは会社のアカウントを作る(勤怠・人事労務、ID管理)。場面2 入社日: 設定を入れた端末を渡し、ウイルス対策を入れ、パスワードの保管のしかたを伝える(端末管理、ウイルス対策・EDR、パスワード管理)。場面3 毎日の仕事: メールと予定表、チャットと会議、ファイルの置き場を使う(グループウェア、ビジネスチャット・Web会議、ファイル共有)。場面4 申請と手続き: 出勤と退勤を打刻し、経費を申請し、契約書に署名する(勤怠・人事労務、経費・会計、電子契約)。場面5 困ったとき: 情シスへの問い合わせを受け付け、担当と進み具合を記録する(ヘルプデスク・問い合わせ管理)。場面6 異動・退職: 権限を見直してアカウントを止め、端末を回収し、データを引き継いで控えを残す(SaaS管理、ID管理、端末管理、バックアップ)。右の表は12分野と場面の対応で、ID管理は1と6、SaaS管理は6、パスワード管理は2、端末管理は2と6、ウイルス対策・EDRは2、ファイル共有・バックアップは3と6、グループウェアは3、ビジネスチャット・Web会議は3、ヘルプデスク・問い合わせ管理は5、電子契約は4、勤怠・人事労務は1と4、経費・会計は4。情シスが先に決めておくことは、入社のときはどの名簿をもとにアカウントを作るか、異動のときは前の部署の権限を誰がいつ外すか、退職のときはアカウントを止める順番とデータを引き継ぐ相手
入社から退職までの6つの場面と、12分野のSaaSを使う場面(一般的な例)作成: 編集部 / もとの資料: 編集部が整理した一般的な例(分野の分け方はこの記事のSaaSマップ)
場面 使う分野
1 入社が決まる 勤怠・人事労務、ID管理
2 入社日 端末管理(MDM)、ウイルス対策・EDR、パスワード管理
3 毎日の仕事 グループウェア、ビジネスチャット・Web会議、ファイル共有
4 申請と手続き 勤怠・人事労務、経費・会計、電子契約
5 困ったとき ヘルプデスク・問い合わせ管理
6 異動・退職 SaaS管理、ID管理、端末管理(MDM)、バックアップ

どの分野でも共通して確かめる点

IPA(情報処理推進機構)は、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の付録として「中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き」を公開しています。中身は15項目のチェックシートです。選択するときのポイントが6項目、運用するときのポイントが4項目、セキュリティ管理のポイントが5項目あります。

分野を問わず、SaaSを選ぶときと使い続けるときに当てはめられます。たとえば次の項目です。

  • どの業務で利用するか明確にする(No.1)
  • 利用者の範囲を決める(No.8)
  • 利用者の認証を厳格に行う(No.9)
  • バックアップに責任を持つ(No.10)
  • 利用終了時のデータを確保する(No.13)

No.13は、利用をやめるときのデータの取り扱いの条件を確かめる項目です。乗り換えのときに困らないよう、契約の前に見ておきます。

今日からできること

  1. 自社で使っているSaaSを、この記事の12分野に当てはめて書き出す。どこにも入らないものは「その他」に置く
  2. 同じ分野に2つ以上あるところと、1つもないところに印を付ける
  3. 分野ごとに、管理者のアカウントを持つ人と、次の契約の更新日を書く
  4. 退職した人のアカウントが残っていないかを、1分野ずつ確かめる
  5. 名前が変わった製品は、台帳と社内の手順書の名前を直す

書き出しには、次の2つの台帳がそのまま使えます。契約と更新日は1つ目、アカウントと権限は2つ目に書きます。

退職のときに止める順番は、退職者のアカウントはいつ消す?停止・削除・引き継ぎの順番とチェックリストにまとめています。製品の名前や提供する会社は変わることがあります。棚卸しのたびに、公式サイトで今の名前を確かめてください。

よくある質問

Qこのマップに載っていない製品は、選ばないほうがよいですか。

Aいいえ。載せたのは、編集部が2026年10月7日に公式サイトを開き、製品名、提供する会社、分野を確かめられたものだけです。1分野6製品までにしぼったため、載っていない製品も多くあります。載っているかどうかは、製品の良し悪しを表しません。

Q並びの順番に意味はありますか。

Aありません。各分野の中で、アルファベットで始まる製品をアルファベット順に、次にかなや漢字で始まる製品を五十音順に並べています。広告やアフィリエイトの契約もありません。

Q料金はどこで比べられますか。

Aこの記事には料金を載せていません。製品の数が多く、すべての料金を同じ日に確かめきれないためです。MDM、Microsoft 365とGoogle Workspace、ビジネスチャット、パスワード管理は、当サイトの比較記事に公式の料金をまとめています。ほかの分野は、各社の公式サイトで最新の料金を確かめてください。

出典・参考

この記事は、まだ監修者のチェックを受けていません。

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

役に立ったら、いいねと共有をお願いします