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Geminiの「Gem」廃止はいつ?スキルへの移行日程と管理者の対応

GoogleはGeminiのカスタム機能「Gem」を終了し、「スキル」に置き換えます。個人アカウントは2026年11月、Workspaceの企業向けは2027年3月1日以降、教育機関は6月1日以降が区切りです。作ったGemの移り方、スキルとの違い、Workspace管理者がすることと社内向けの案内文をまとめました。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆
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Geminiの「Gem」廃止はいつ?スキルへの移行日程と管理者の対応

この記事のまとめ

  • 個人のGemは2026年11月に終了します。Workspaceは2027年3月1日以降、教育機関は6月1日以降です。
  • 残ったGemは下書きのスキルに自動で移りますが、作った人が確認して有効にするまで使えません。
  • GeminiアプリとWorkspaceのスキルは同期しません。重要なGemを洗い出し、早めに作り直しておきます。
こんな方に#20代#30代#40代#50代実務

Googleは、Geminiアプリのカスタム機能「Gem」を終了し、「スキル」に置き換えると発表しました。個人のアカウントは2026年11月、Workspaceの企業向けは2027年3月1日以降が区切りです。作ったGemがどうなるのか、会社の管理者は何をすればよいのかを、Googleの公式情報で整理します。

Gemとスキルは何が違うのか

Gemは、指示や資料を登録しておき、決まった仕事を頼めるようにする機能です。9to5Googleによると、Googleは2024年に「カスタム版のGemini」として出しました。後継のスキルも、繰り返し使う指示を保存しておく点は同じです。

違いは使い方にあります。Gemは、サイドパネルから選んで開き、その中で会話します。スキルは、ふつうのチャットの入力欄で「/」とスキル名を入れて呼び出します(「/」は近日「@」に変わる予定です)。

項目 Gem スキル
呼び出し方 サイドパネルから選んで開く チャットで「/」とスキル名を入れる。関係があればGeminiが自動で使う
組み合わせ 一度に一つ 一つのチャットで複数を重ねて使える
使える場所 Geminiアプリ。Workspaceアプリでは使えない GeminiアプリとWorkspaceアプリ。ただし両者は同期しない
形式 Google独自 SKILL.mdという公開の形式。ほかのツールで作ったスキルも取り込める
共有、ドライブのファイル追加 できる 今後数週間で対応予定(9月30日時点)
Canvas、Deep Researchなど 既定のツールに設定できる まだ対応していない

Googleは、スキルに移す理由を二つ挙げています。チャットの画面を切り替えずに使えることと、複数のスキルを重ねて使えることです。

英語表示のGmailの画面。中央に「URGENT: Proposal Deck Needed」という件名のメール、右のGeminiのパネルに「Draft a proposal for this email with Proposal Architect」という依頼と、作られた提案書「Cymbal Labs Enterprise Expansion Proposal」、添付して返信を書くかの問いかけが表示されている
Googleの発表の動画の1コマ。Gmailの横のGeminiでスキルを呼んで提案書を作る出典: Google Workspace Updates(引用)

移行の日程

日程は、アカウントの種類によって大きく違います。Workspace UpdatesとWorkspace管理者向けヘルプの日程を表にまとめます。

時期 個人のGoogleアカウント Workspace(Business・Enterprise) Workspace(Education)
9月30日〜 チャットでスキルが順次使えるように まだ まだ
10月5日〜 対象外 Workspaceアプリでスキルの提供開始 同左
10月13日〜 対象外 Geminiアプリでスキルの提供開始(11月中旬までに完了) 同左
11月 Gemのサポート終了。自動で移行 対象外 対象外
11月17日 アプリ内の告知では、この日から自動移行を開始 Gemが「設定」の中に移る。作成・編集・利用は続けられる 同左
2027年3月1日以降 対象外 Gemの作成・編集・利用が終了。残りは下書きのスキルに自動移行 対象外
2027年6月1日以降 対象外 対象外 同じく終了。ClassroomやLMS連携のGemも終わる

Workspaceアプリでのスキルの提供は、組織の更新設定で時期が変わります。更新の早い「即時リリース」なら10月5日から12日、「計画的リリース」なら10月19日から11月中旬の予定です。

Googleのヘルプでは、非営利団体向けのWorkspaceも2027年3月の区切りに入っています。

個人アカウントの11月17日という日付は、Geminiアプリの画面に出ている告知によるものです。9to5GoogleやITmedia NEWSが報じています。Googleのヘルプとブログでは「2026年11月」と書かれています。

作ったGemはどうなるのか

Gemの提供が終わると、残っているGemは自動でスキルに移ります。Workspace管理者向けヘルプによると、移り方は次のとおりです。

項目 移行後の扱い
状態 作った人のスキル一覧に、無効の下書きとして置かれる。確認して有効にするまで使えず、共有もできない
引き継がれるもの 名前、説明、カスタムの指示、アップロードした知識ファイル
共有の設定 元のGemのドライブの権限と共有の設定が、スキルに引き継がれる

自動移行の詳しい内容は、始まる30日以上前に管理者へ知らせるとGoogleは説明しています。

移ったスキルは、作った人が有効にするまで、使うことも共有することもできません。部署で共有して使っているGemほど、作った人の確認作業が欠かせなくなります。異動や退職で作った人がいないGemは、早めに引き継ぐ人を決めておきます。

気をつけたい3つの点

一つめは、GeminiアプリのスキルとWorkspaceアプリのスキルが同期しないことです。自動で移るのはGeminiアプリの中だけです。Googleドキュメントなどでも使いたいなら、Workspace側でも作り直す必要があります。

二つめは、ファイルの対応範囲です。スキルにアップロードできるのは、テキストやPDF、画像などです。Wordの.docxやExcelの.xlsxは対応していません。

ファイルの合計は100MBまでです。GitHubのファイルもスキルでは扱えません。WordやExcelの知識ファイルを使っているGemは、PDFやテキストに変換しておく必要があります。

三つめは、使える人の条件です。Geminiアプリでスキルを作るには、18歳以上で「アクティビティの保存」をオンにしておく必要があります。Workspaceアプリのスキルも、使えるのは18歳以上です。

早めに手で作り直す手順

自動移行を待たずに、Gemを手でスキルにすることもできます。Geminiアプリのヘルプにある手順は3段階です。

  1. 作り直すGemを開き、知識ファイルをダウンロードする
  2. 新しいスキルを作り、Gemの指示などの内容をコピーする
  3. ファイルを付けたい場合は、スキルをダウンロードし、ファイルと一緒にアップロードし直す

ファイルをアップロードしてスキルを作る操作は、パソコンで行います。使えるのはMacのGeminiアプリと、ブラウザーのgemini.google.comです。スキルの数に上限はありませんが、同時に有効にできるのは100個までです。

ヘルプは、よいスキルを書くコツを3つ挙げています。

  • Geminiがそのスキルを使うべき場面を具体的に書く
  • 指示を、その仕事に必要なことだけに絞る
  • 期待する出力の例を入れる

Gemの指示をそのまま貼るだけでなく、この3点で見直すと使いやすくなります。

どのGemから作り直すか

すべてのGemを一度に作り直す必要はありません。業務への影響で順番を決めます。

優先度 当てはまるGem 対応
高 部署で共有して毎日使う。Workspace Studioのフローに組み込んでいる 11月中に手で作り直し、Workspace側にも作る
中 個人で週に数回使う。知識ファイルが多い 自動移行の前に指示とファイルを控えておく
低 試しに作っただけ。しばらく使っていない 自動移行に任せるか、削除する

会社の管理者がすること

Workspace管理者向けヘルプは、移行に備えて次の対応を勧めています。

やること 中身
利用者に知らせる 自社の区切りの日を伝える。Business・Enterpriseは2027年3月1日、Educationは6月1日
スキルが使えるか確かめる 組織でスキルが有効になっているかを確認し、提供が始まったら試すよう促す
大事なGemを作り直してもらう 作った人に、重要なGemを早めに手でスキルにしてもらう
Workspace Studioのフローを直す 「Gemに質問する」ステップを使うフローを、スキルなどに置き換える
教育機関の対応 教員向けの移行ガイドを配る。ClassroomではGemini Notebookなどへの切り替えを勧める

Workspace Studioは、Workspaceの作業を自動化するフローを作る機能です。新しいフローには、すでに「Gemに質問する」ステップを追加できなくなっています。既存のフローは2027年の区切りまで動きますが、その後は止まります。

管理コンソールの設定

Workspaceアプリでのスキルの利用は、管理コンソールで許可します。「アプリ」から「Google Workspace」「Workspace Studio」へ進みます。「スキル」の中の「スキルを作成して使用する」が設定の場所です。

組織部門やグループごとに設定でき、オフにすると利用者は既存のスキルも使えなくなります。

スキルを社外に共有できるようにする設定もあります。顧客向けの手順や社内の決まりを含むスキルが外に出ないよう、共有の方針も決めておきます。

管理者向けヘルプには、スキルはGeminiのベータ版プログラムに登録している顧客向けという注記もあります。自社のコンソールで設定が表示されるかを確かめてください。

Workspaceアプリでスキルを使えるエディションは、次のとおりです。

  • Business Starter・Standard・Plus
  • Enterprise Starter・Standard・Plus
  • 教育機関向けのアドオン「Google AI Pro for Education」
  • アドオン「AI Expanded Access」

今日からできること

  • 社内でGemを使っている人と、主なGemの名前・用途を洗い出す
  • 業務に欠かせないGemの指示文と知識ファイルを、作った人に控えてもらう
  • Workspace Studioで「Gemに質問する」を使うフローがないかを確かめる
  • 管理コンソールのスキルの設定と、社外への共有の方針を決める
  • 個人のGoogleアカウントで業務用のGemを作っている人がいないかを確かめる。11月に先に移行が始まる

この記事で使える無料テンプレ

よくある質問

Q何もしなければ、作ったGemは消えてしまいますか?

A消えずに、スキルへ自動で移る予定です。名前、説明、指示、アップロードした知識ファイルが引き継がれます。ただし、移ったスキルは無効の下書きとして置かれるため、作った人が確認して有効にする必要があります。

QGeminiアプリで作ったスキルは、Googleドキュメントなどでも使えますか?

A今のところ使えません。GeminiアプリのスキルとWorkspaceアプリのスキルは同期しないため、両方で使いたい場合はそれぞれで作る必要があります(2026年10月3日時点)。

QCanvasやDeep Researchを使うGemはどうなりますか?

AGeminiアプリのヘルプによると、スキルはCanvas、Deep Research、動画や音楽の作成、ガイド付き学習にまだ対応していません。今後の対応を待つか、使い方を見直す必要があります。

出典・参考

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執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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