本文へ移動
情シスのミカタ
比較約8分で読めます

ビジネスチャット比較 Slack・Teams・Chatworkほか5社の料金と無料版の制限

Slack、Microsoft Teams、Chatwork、LINE WORKS、Google Chatを、2026年10月3日時点の公式の料金ページで比べました。1人あたり月額(年払い・月払い)、無料プランの制限、社外の人とのやり取り、SSOやログなどの管理機能と、会社の状況別の選び方をまとめています。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆
文字
ビジネスチャット比較 Slack・Teams・Chatworkほか5社の料金と無料版の制限

この記事のまとめ

  • 年払いの1人あたり月額は、LINE WORKSスタンダード450円、Chatworkスタンダード700円、Slackプロ925円です(税抜)
  • 無料プランは、Slackが直近90日分、Chatworkが直近40日分のメッセージしか見られないなどの制限があります
  • Microsoft 365やGoogle Workspaceを使っているなら、TeamsやGoogle Chatは追加の費用なしで使えます
こんな方に#20代#30代#40代#50代実務

社内の連絡をメールからチャットに移すとき、どのサービスを選ぶかで迷う会社は少なくありません。この記事では、Slack、Microsoft Teams、Chatwork、LINE WORKS、Google Chatの5つを、各社の公式の料金ページとヘルプで比べます。料金と機能は2026年10月3日時点の情報です。

5つのサービスの立ち位置

5つは、単体で契約するものと、オフィスソフトのセットに含まれるものに分かれます。すでに払っているものによって、追加の費用が大きく変わります。

サービス 契約の形 特徴
Slack 単体で契約 有料プランはアプリ連携の数に制限がない
Microsoft Teams Microsoft 365に含まれる。会議中心のTeams Essentialsもある Word・Excelや予定表と一体で使える
Chatwork 単体で契約 社外の人とコンタクトでつながる
LINE WORKS 単体で契約 LINEを使っている人とトークできる
Google Chat Google Workspaceに含まれる Gmailやドライブと一体で使える

料金を比べる

次の表は、各社の公式の料金ページに載っている1人あたりの月額です。

ビジネスチャットの料金(2026年10月3日時点・すべて税抜・1人あたり月額)

サービスとプラン 年払い 月払い 条件など
Slack フリー 0円 0円 制限は次の章
Slack プロ 925円 1,050円 アクティブなユーザーの分だけ請求
Slack ビジネスプラス 1,920円 2,160円 SAMLのSSO、全メッセージの書き出し
Slack Enterprise+ 5,760円 記載なし 監査ログ、データ損失防止
Microsoft Teams Essentials 599円 記載なし 会議中心。1人10GBの保存容量
Microsoft 365 Business Basic(Teams付き) 1,049円 1,259円 メールやWeb版のOfficeも含む
Chatwork フリー 0円 0円 1組織100人まで
Chatwork スタンダード 700円 840円 閲覧できる期間の制限なし
Chatwork プロフェッショナル 1,200円 1,440円 最小5ユーザー。SSOやIPアドレス制限
LINE WORKS フリー 0円 0円 30人まで
LINE WORKS スタンダード 450円 540円 ストレージ1TBから。SSOあり
LINE WORKS アドバンスト 800円 960円 メールとDriveも含む
Google Workspace Business Starter(Chatを含む) 800円 950円 メールやドキュメントも含む

Google Workspaceの月払いは、フレキシブルプランの価格です。Slack、Microsoft、Googleは、表示価格に消費税を含まず、別に請求すると案内しています。ChatworkとLINE WORKSは「表示価格はすべて税抜き価格」と書いています。

Slackのプロプランのページ。「アクティブユーザー1人当たり月額¥925(年払い)、または月額¥1,050(月払い)」と書かれ、下にすべてのメッセージ履歴、基本的なAI機能、グループ通話や画面共有の3つの説明が並ぶ
Slackの公式サイトのプロプランのページ(2026年10月時点)出典: Slack「プロプラン」(引用)

Chatworkは、フリーから有料に上げるとき、組織内の全ユーザーが対象になります。一部の人だけを有料にすることはできません。

Chatworkの料金プランのページ。フリーは0円でメッセージ閲覧は直近40日以内・ユーザー数100人まで・ストレージ10GB/組織、スタンダードは年間契約で1ユーザー月700円(税抜・月間契約は840円)、プロフェッショナルは月1,200円(税抜・月間契約は1,440円)
Chatworkの公式サイトの料金プランのページ(2026年10月時点)出典: Chatwork「料金プラン」(引用)

30人で使った場合の年額

30人が年払いで使う場合の年額(税抜)を並べます。メールやオフィスソフトが含まれるかどうかも、あわせて見てください。

プラン 計算 年額 メールやオフィスソフト
LINE WORKS スタンダード 450円×30人×12か月 16万2,000円 含まない
Microsoft Teams Essentials 599円×30人×12か月 21万5,640円 含まない
Chatwork スタンダード 700円×30人×12か月 25万2,000円 含まない
Google Workspace Business Starter 800円×30人×12か月 28万8,000円 含む
Slack プロ 925円×30人×12か月 33万3,000円 含まない
Microsoft 365 Business Basic 1,049円×30人×12か月 37万7,640円 含む

無料プランでできること、できないこと

無料プランで始める会社は多いですが、仕事で使い続けると制限に当たります。公式の料金ページとヘルプに書かれている主な制限は次のとおりです。

項目 Slack フリー Teams 無料版 Chatwork フリー LINE WORKS フリー
メッセージの履歴 直近90日分を表示。1年を超えたものは削除 記載なし 直近40日以内を閲覧 記載なし
人数 記載なし 記載なし 1組織100人まで 30人まで
グループ通話 1対1のハドルのみ 60分まで、100人まで 1対1のみ 60分まで、4人まで
保存容量 記載なし 1人5GB 組織で10GB 合計5GB
社外とのやり取り 1対1の外部メッセージのみ 記載なし 組織外のコンタクトは1人20人まで LINEユーザーとトークできる
アプリ連携 10個まで 記載なし APIを使える APIは制限あり
管理者のログ 記載なし 記載なし 記載なし 監査ログ2週間(ダウンロード不可)

Teamsの無料版について、Microsoftは個人向けと位置づけています。中小企業も使えるとしたうえで、仕事向けの機能が必要なら一般法人向けのプランから始めるよう勧めています。ChatworkとLINE WORKSのフリーでは、広告などが表示されることがあります。

社外の人とのやり取り

取引先や顧客とチャットでやり取りするかどうかで、選ぶサービスが変わります。

  • Slack: Slackコネクトで社外とつながります。フリーでは1対1の外部メッセージのみで、有料プランでグループの外部メッセージを使えます
  • Microsoft Teams: 他の組織の人とチャットや通話ができる「外部アクセス」が既定で有効です。チームに招いてファイルも共有する「ゲストアクセス」もあります
  • Chatwork: 社外の人とコンタクトとしてつながります。フリーでは組織外のコンタクトが1人20人までで、有料プランは制限がありません
  • LINE WORKS: すべてのプランで、LINEを使っている人とトークできます
  • Google Chat: 管理者が組織外とのチャットを許可するかを決めます。許可する場合も、信頼できるドメインに限ることができます

管理機能を比べる

情シスが確かめたいのは、会社のアカウントでまとめてログインできるか(SSO)と、記録をどこまで残せるかです。

サービス SSO 記録と書き出し
Slack プロはGoogle経由、ビジネスプラスからSAML 全メッセージの書き出しはビジネスプラスから。監査ログはEnterprise+
Microsoft Teams Microsoft 365のアカウント(Entra ID) Microsoft 365 BusinessにPurviewの監査(Standard)を含む
Chatwork プロフェッショナル チャットログの書き出しはプロフェッショナル
LINE WORKS スタンダードから 監査ログ6か月(スタンダードから)。トークのアーカイブは別料金
Google Chat Google Workspaceのアカウント 管理コンソールでChatのログイベントを確認できる。データの保持と検索(Vault)はBusiness Plusから

LINE WORKSのトークのアーカイブは、オプションで1人あたり月300円(年払い)、最長10年保存できます。Chatworkのプロフェッショナルでは、社外ユーザーとのやり取りの制限や、モバイル端末の制限も使えます。

SSOがあると、退職した人のアカウントを会社のアカウント1つで止められます。退職の手続きとあわせた止め方は、退職者のアカウントはいつ消す?で説明しています。

会社の状況で選ぶ

どれか1つが全員に合うわけではありません。次の条件に多く当てはまるものから検討すると、比べる手間が減ります。

会社の状況 合いやすいもの 理由
Microsoft 365を契約している Microsoft Teams 追加の費用がかからず、ファイルや予定表と一体で使える
Google Workspaceを契約している Google Chat 追加の費用がかからず、Gmailやドライブと一体で使える
現場の人が多く、スマホ中心。顧客ともLINEでつながりたい LINE WORKS 全プランでLINEの利用者とトークできる
取引先との連絡が中心で、相手がChatworkを使っている Chatwork コンタクトで社外の人とつながる
外部のツールと多くつなぎたい Slack プロ以上でアプリ連携の数に制限がない
監査や情報漏えい対策の要件がある Slack Enterprise+、Chatworkプロフェッショナル、LINE WORKSスタンダード以上など 監査ログやSSO、社外ユーザーの制限を使える

Microsoft 365とGoogle Workspaceのどちらにするかから考える場合は、Microsoft 365とGoogle Workspaceの比較も参考にしてください。

今日からできること

  1. 社内で使われているチャットを、部署ごとに洗い出す
  2. 無料プランで使っているものは、履歴の制限と人数の上限を確かめる
  3. 社外とのやり取りに使ってよいサービスを、1つか2つに決める
  4. SSOと退職時のアカウント停止の手順を、候補ごとに確かめる
  5. 30人や50人など、自社の人数で年額を出して比べる

料金は改定されることがあります。契約の前に、各社の料金ページで最新の価格と、年払いか月払いかを確かめてください。

よくある質問

Q無料プランのまま会社で使い続けても問題ありませんか?

A使えますが、制限を理解しておく必要があります。Slackのフリーは直近90日分しか表示されず、1年を超えたデータは削除されます。Chatworkのフリーは直近40日以内しか閲覧できず、LINE WORKSのフリーは30人までです。過去のやり取りを証拠として残したい会社は、有料プランを前提に考えてください。

QSlackは、使っていない人の分も料金がかかりますか?

ASlackのフェアビリングポリシーでは、有料プランはアクティブなメンバーだけが請求の対象です。支払い済みのメンバーが使わなくなると、日割りのクレジットが付与され、次の支払いに充てられます。Webから申し込み、クレジットカードかセルフサービスの銀行振込で払っている場合に適用されます。

Q社外の取引先とやり取りするときに、何を決めておけばよいですか?

A誰と、どのサービスで、どんな情報をやり取りしてよいかを決めます。Teamsは組織外とやり取りする外部アクセスが既定で有効です。Google Chatは管理者が組織外とのチャットを許可するか、信頼できるドメインに限るかを選べます。使い始める前に、管理画面の設定と社内ルールをそろえてください。

出典・参考

この記事は、まだ監修者のチェックを受けていません。

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

役に立ったら、同僚にも共有してください