ラクスとパーソルビジネスプロセスデザインは2026年10月23日、経費精算業務の外部委託サービス「StepBase for 楽楽精算」の提供を開始しました。「楽楽精算」を利用中、または導入予定の企業が、申請内容の確認や一次承認などの運用業務を委託できます。
ラクスが発表に添えた画像出典: ラクス(PR TIMES)(報道用の素材)
申請確認から経理処理まで、必要な業務を委託
新サービスは、経費精算業務向けのBPO(業務を外部に委託する仕組み)です。両社が2026年1月に始めた業務提携の知見を基に共同開発しました。
ラクスは「楽楽精算」の提供と導入支援を担当します。実際の運用は、パーソルビジネスプロセスデザインの専任チームが支援します。システムの導入支援だけでなく、日々の申請を処理する業務も支援の対象になる点が特徴です。
両社によると、委託できる業務には、申請内容の確認、規定チェック、申請伝票の一次承認、経理処理があります。企業の体制や課題に応じ、必要な業務から段階的に委託できます。すべての経費精算業務を一度に任せることが前提ではありません。
導入を検討する際は、「どの作業を任せるか」と「社内にどの判断を残すか」を分けて整理すると、経理と情シスで検討しやすくなります。特に一次承認まで委託する場合は、申請確認だけを任せる場合と区別して、承認の分担を確認したいところです。
マニュアルが不十分でも、ヒアリングから運用を設計
両社は、業務マニュアルが十分に整備されていない企業でも導入できるとしています。ヒアリングを基に業務フローを構築し、最短約1か月で運用を開始できると説明しています。ただし、これは最短の目安であり、自社の開始日が確約されるわけではありません。
専任チームは業務代行に加え、運用状況に応じた改善提案も行います。提供開始前にはランドビジネスで先行支援を実施し、両社によると、同社の月間約160件の経費精算関連業務を支援しています。この件数は先行支援先の実績であり、サービス全体の処理上限を示したものではありません。
マニュアルが未整備でも相談できる一方、検討する側では、現状の手順や判断に迷う申請を整理しておくと、委託したい範囲を具体的に伝えられます。
影響する会社・しない会社
- 影響する: 「楽楽精算」を利用中、または導入予定で、経費精算の運用支援を必要とする企業です。主な対象として従業員999名以下を想定しています。
- 影響する: 申請確認や規定チェックなど、一部の業務から委託を検討したい企業です。業務マニュアルが十分に整っていない企業も導入できるとしています。
- 影響しない: 「楽楽精算」を利用しておらず、導入予定もない企業は、今回示された対象には当たりません。
従業員999名以下という条件は、主な想定対象として示されています。従業員1000名以上の企業が利用できるかどうかは、発表には書かれていません。規模だけで対象外と判断せず、相談時に確認が必要です。