エクサウィザーズとスタジアムは2026年10月22日、営業AIの導入から現場への定着、効果測定までを支える伴走サービスの開始を発表しました。第一弾は、AIアバターを相手に商談練習ができる「エクサベース ロープレ」の導入・定着支援です。製品を導入するだけでなく、何を練習し、誰が利用状況を確認するかまで両社が共同で設計します。
エクサウィザーズが発表に添えた画像出典: エクサウィザーズ(PR TIMES)(報道用の素材)
営業の練習内容と運用をまとめて設計
エクサベース ロープレは、同社によると24時間商談練習ができる製品です。今回の支援では、スタジアムが営業業務を共通の手順や基準に整理する「型化」と現場への定着を担当します。エクサウィザーズはAI製品の実装と活用支援を担い、導入初期から両社が顧客を支援します。
練習場面は、営業資料、関係者への聞き取り、商談・通話音声の分析を通じて選びます。そのうえで、実務に合わせた練習シナリオ、顧客役、評価項目、採点基準を設計します。
対象は練習内容だけではありません。誰が、いつ、どの頻度で利用するかに加え、管理者が確認・助言する方法も決めます。現場で試し、利用状況に合わせてシナリオや運用を見直す仕組みです。
支援メニューは、営業の型化、業務フロー設計、シナリオ整備、トレーニング運用、効果測定・改善の5つです。両社によると、個別でも一括でも提供できます。
小規模で試し、効果を見て拡大する想定
導入は、まず10〜100名規模で約3か月かけ、運用、シナリオ、効果検証の型を固める想定です。継続利用で効果を確認した後、翌年度以降に数千名規模へ段階的に広げるとしています。最初から全社展開する前提ではなく、試行と検証を挟む計画です。
顧客への引き継ぎ時には、利用指標と効果検証の観点を整理し、顧客自身で運用できるよう支援します。共同体制による導入支援プロジェクトは既に複数企業で進行中です。ただし、個別の導入事例は2026年11月以降に順次発表する予定で、今回の情報だけで具体的な成果を判断することはできません。
今後は「エクサベース セールスエージェント」など、営業を支える技術の領域全体に支援を広げる予定です。現時点の第一弾と、今後の拡大予定は分けて検討する必要があります。
影響する会社・しない会社
- 影響する: エクサベース ロープレの導入・定着を検討する会社です。製品の利用だけでなく、練習設計や管理者の関わり方も支援の対象になります。
- 影響する: 10〜100名規模で試行し、効果を確かめてから利用者を増やしたい会社です。この規模は導入の想定であり、申込条件や最低利用人数として示されたものではありません。
- 影響しない: 今回の発表によって、既存利用企業に設定変更や契約変更が必要になるとは書かれていません。対象となる既存プランや版も、発表には書かれていません。