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クラウド・SaaSの障害10件を図解 10月23〜24日のCloudflareほか

2026年10月23日と24日の2日間に、Cloudflare・Notion・サイボウズ・Zoomの発表に載った障害10件を、始まった時刻の順に図にしました。入れなくなる障害のほか、監査ログの欠け、定期実行の抜けや二重、通信の遅れがあり、自社の記録で確認するところを整理します。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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クラウド・SaaSの障害10件を図解 10月23〜24日のCloudflareほか

この記事のまとめ

  • 10月23日〜24日の2日間に、4社の発表に障害10件が載りました。うち7件はCloudflareで、止まり方は入れない・記録が欠ける・定期実行が乱れる・通信が遅れるの4通りです。
  • 気づきにくいのは、サイトが動いているのに分析や監査ログに欠けが出るものと、エラーにならない定期実行の抜けや二重です。問い合わせは来ないため、自社の記録で確認します。
  • 状況ページの「解決」は、自社の記録がそろった印ではありません。その時間のログを見て、欠けや失敗がないかを確かめます。
こんな方に#30代#40代#50代実務

10月23日から24日の2日間、各社の状況ページやお知らせには、10件の障害が載りました。Cloudflareが7件、Notion・サイボウズ・Zoomが1件ずつです。社員が「入れない」と言ってくる障害ばかりではなく、サイトは動いているのに記録が欠けたり、夜間の定期処理が抜けたりしたものも含まれます。

この記事では、10件を始まった時刻の順に並べ、止まり方の型ごとに自社の記録で確認する場所を整理しました。各社の発表の時点の内容で、その後の経過は各社の状況ページで確認してください。

図解。2026年10月23日〜24日の障害10件。Cloudflareが7件。始まりから解決の掲載までの長さはWARPの監査ログ398分、Workersの定期実行310分、北米の通信176分、アッシュバーンの性能128分、Access 21分、Notion 16分。10件の一覧: NEL分析、WARP監査ログ、Notion、kintoneとメールワイズ、Cloudflare Access、Workers定期実行、北米通信、アッシュバーン、Workflows、Zoom。
10月23〜24日の障害10件(各社の発表・日本時間)作成: 編集部 / 出典: Cloudflare・Notion・サイボウズ・Zoomの発表をもとに編集部が作成

10件を時刻の順に並べる

時刻はすべて日本時間です。「発表の時点」は、各社が記事の元の発表で示した最新の状態です。

日時 サービス 起きたこと 発表の時点
10月23日 1時30分 Cloudflare NEL分析 停止中のレポートが分析に出ない。サイトの通信は影響なし 6時36分に修正、監視中
10月23日 2時32分 Cloudflare WARP・Zero Trust 一部顧客のWARP API監査ログが遅れる、または届かない 9時10分に解消
10月23日 12時38分 Notion サインインもページの表示もできない 12時54分に復旧の報告
10月23日 16時52分 サイボウズ kintone・メールワイズ 全文検索とkintoneの絞り込みが使えない(一部の環境) 17時30分は継続
10月23日 18時1分 Cloudflare Access Microsoft Entra IDでのログインに不具合 18時22分に解決
10月24日 0時27分 Cloudflare Workers 定期実行(Cron Triggers)が遅れる、抜ける、2回以上動く 5時37分に解決
10月24日 0時47分 Cloudflare 北米通信 アッシュバーンとアトランタの間で遅延。通信会社の障害 3時43分に解決
10月24日 10時1分 Cloudflare アッシュバーン Durable Objects・R2・Workflows・Queues・D1などの性能の問題 12時9分に解決
10月24日 22時13分 Cloudflare Workflows 操作のエラーが増加 調査中
10月24日(時刻の記載なし) Zoom 会議・チャット・Contact Centerなどの性能低下。Zoom Phoneは影響なし 外部ベンダーと復旧作業中

「解決」まで確認できたのは5件で、いちばん長かったのはWARPの監査ログの約6時間38分(398分)でした。Notionは「アクセスが戻ったはず」という報告までが16分で、解決の掲載は元の記事の時点では出ていません。

止まり方は4通り(編集部の整理)

10件を、利用者に何が見えるかで分けると、4つの型になります。

図解。障害の止まり方は4通り。入れない・使えない(Notion、Cloudflare Access、kintone、Zoom)、記録が欠ける(NEL分析、WARPの監査ログ)、定期実行が乱れる(Workersの定期実行、Workflows)、通信が遅れる(北米の通信、アッシュバーン)。型ごとの気づき方と自社で確認すること、状況ページに書かれていたこと・いなかったこと、確認の順3つ。
障害の4つの型と、自社で確認する場所作成: 編集部 / 出典: Cloudflare・Notion・サイボウズ・Zoomの発表をもとに編集部が整理

入れない・使えない型は、Notion、Cloudflare Access、kintoneの検索と絞り込み、Zoomです。社員からの問い合わせで気づけます。Notionの障害は12時38分、昼休みの時間帯でした。Cloudflare Accessは、Entra IDでログインしていた会社が約20分、社内のアプリに入れなかった可能性があります(Notionが昼に全面障害 サインインもページも開けず、約16分で復旧)。

記録が欠ける型は、NEL分析とWARPの監査ログです。サイトの通信は動いているので、利用者は何も気づきません。NELでは、停止中に受信したレポートが分析に出ないため、「その期間にエラーがなかった」とは読めません。WARPの監査ログは、原因がPDXリージョンの内部データパイプラインの容量問題で、遅れた分や届かなかった分がすべて配信されたかは、発表に書かれていません。

定期実行が乱れる型は、WorkersのCron Triggersです。遅れる、抜ける、2回以上動く、のどれもエラーとして表に出ません。毎時の集計や夜間のデータの取り込み、決まった時刻の通知に使っている会社は、記録を見ないと気づけません(Cloudflare障害 Workersの定期実行が抜け・重複、北米は通信遅延)。

通信が遅れる型は、北米の通信とアッシュバーンの性能の問題です。通信の障害は、通信会社の障害が原因と特定されました。米国東部のリージョンにあるWorkersやDurable Objects、R2、Queues、D1を使う場合に、応答が遅れた可能性があります。

なぜ記録の欠けと定期実行は気づきにくいのか

問い合わせは「使えない」ときに来ます。記録が欠けても、定期実行が1回抜けても、その時点では何も困りません。困るのは後日で、監査のために記録を出したときや、月末の集計の数字が合わないときです。

状況ページの「解決」は、サービス側の状態が戻ったという知らせです。抜けた定期実行を後で動かすのか、未配信のログを届けるのかは、10件の発表のどれにも書かれていません。原因が書かれていないものも多く、Notion・Access・定期実行・kintoneの4件がそうでした。

影響する会社・しない会社

  • 影響する: Cloudflare AccessでEntra IDのログインを使い、社内のアプリを守っている会社です。18時ごろの約20分、社員がログインできなかった可能性があります。
  • 影響する: WARPやZero Trustの監査ログを、調査や監査に使っている会社です。10月23日の2時台から9時台のログに欠けがないかを確認します。
  • 影響する: Workersの定期実行やWorkflowsで、夜間の処理を動かしている会社です。10月24日の0時台から5時台の実行が抜けたり、二重になったりしていないかを見ます。
  • 影響する: Notionの連携の自動処理や、kintoneの絞り込みで日々の一覧を作っている会社です。
  • 影響しない(発表の範囲では): 該当のサービスや機能を使っていない会社です。ZoomはPhoneが影響なしとされていますが、会議やチャットを同じ会社で使っているなら、そちらは確認が要ります。

障害の日の確認の手順

  1. 時刻を控えます。 使っているサービスの状況ページで、始まりと解決の時刻を書き留めます。復旧の報告と「解決」の掲載は、別の時刻になることがあります。
  2. 使っている機能に絞ります。 同じCloudflareでも、NEL・WARP・Access・Workersは別のサービスです。自社が使っているものだけを見ます。
  3. 自社の記録で確認します。 Accessはログイン失敗の記録、WARPの監査ログは受け取り先の欠け、Workersの定期実行はCron Eventsの直近100回かWorkers Logsを見ます。Notionは、連携の自動処理が12時半から13時に失敗していないかを確認します。
  4. 二重実行に備えます。 Workersの処理には、予定の時刻(controller.scheduledTime)が渡されます。同じ予定の時刻で2回目が来たら飛ばす作りにすると、二重の請求や送信を避けられます(編集部の見立て)。
  5. 状況ページの通知を受け取ります。 各社の状況ページの購読で、障害の知らせを情シスの担当が受け取れるようにします。

状況ページの「解決」だけで終わりにせず、その時間のログまで見て、欠けがなければ記録に残します。欠けがあれば、各社のサポートに未配信分の扱いを問い合わせます。

よくある質問

QCloudflareの障害が多いのは、品質が悪いからですか。

Aこの記事では比べていません。載る件数は各社の状況ページの書き方にも左右されるため、件数で会社を比べることはできません。

Q状況ページに「解決」と出たら、自社への影響も終わっていますか。

A終わっているとは限りません。監査ログのように、解決の後も未配信の分が残るものがあります。自社のログで、その時間の記録がそろっているかを確認します。

Q定期実行が抜けたかどうかは、どこで分かりますか。

ACloudflareの説明では、Workersの管理画面の「Cron Events」で直近100回の実行を見られます。もっと長い期間はWorkers Logsに残ります。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月26日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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