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Purviewの端末DLP、登録状況を見るだけの役割 監査に管理者権限が不要に

MicrosoftはPurviewの端末のDLPで、端末の登録状況を見るだけの役割「View-Only Device Management」を用意します。今は管理者の役割が要る画面を、監査担当などに最小の権限で見せられます。2026年12月にプレビュー、2027年1月に提供開始の予定です。今の権限と、情シスが確かめることを整理します。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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Purviewの端末DLP、登録状況を見るだけの役割 監査に管理者権限が不要に

この記事のまとめ

  • MicrosoftはMicrosoft 365のロードマップで、Purviewの端末のデータ損失防止(DLP)に、端末の登録の画面を見るだけの役割「View-Only Device Management」を足すと公表しました。2026年12月にプレビュー、2027年1月に提供開始の予定で、今は開発中です。
  • 今、端末の登録の画面を見るには、コンプライアンス管理者やセキュリティ管理者、グローバル閲覧者などのMicrosoft Entraの役割が要り、Purviewの役割は使えません。新しい役割では、監査担当やセキュリティの分析担当に、登録の状況を見る・探す・書き出す権限だけを渡せます。
  • 既存の管理者の役割の権限は変わりません。提供が始まったら、今グローバル閲覧者などで見せている人を新しい役割に移せるかを確かめます。書き出せる端末の一覧の扱いも決めておきます。
こんな方に#30代#40代#50代実務

MicrosoftはMicrosoft 365のロードマップで、Purviewの端末のデータ損失防止(DLP)に、新しい役割「View-Only Device Management」を足すと公表しました。端末の登録(オンボーディング)の状況を、見るだけの権限で確かめられるようにするものです。今は管理者の役割が要る画面を、監査担当やセキュリティの分析担当に、最小の権限で見せられるようになります。

Microsoft 365のロードマップの項目577187。Microsoft Purviewの端末のDLPで、View-Only Device Managementの役割により端末の登録の画面を見るだけの権限を渡せるようにする。状態は開発中、プレビューは2026年12月、提供開始は2027年1月。これまで端末の登録の画面を見る・管理するにはコンプライアンス管理者、グローバル管理者、セキュリティ管理者などの広い管理者の役割が要ったこと、新しい役割で監査担当やセキュリティの分析担当が登録の状況を見る・端末を探す・構成を確かめる・端末のデータを書き出すことができ、登録の構成やほかの管理の設定は変えられないこと、既存の管理者の役割は変わらないことが書かれている。対象はWorldwide、Web、ロードマップへの追加は2026年10月20日
Microsoft 365のロードマップ。2026年12月にプレビュー、2027年1月に提供開始の予定(英語)出典: Microsoft 365 ロードマップ(ID 577187)(引用)

何が変わるか

対象は、Purviewの設定の「デバイスのオンボーディング」にある「デバイス」のページです。ロードマップによると、これまでこのページを見たり管理したりするには、コンプライアンス管理者、グローバル管理者、セキュリティ管理者のような、広い管理者の役割が要りました。

今回の変更で、端末の操作だけに絞ったPurviewの役割(Purviewの役割ベースのアクセス制御)で、このページの権限を渡せるようになります。新しい「View-Only Device Management」の役割でできることは、次の4つです。

  • 端末の登録の状況を見る
  • 端末を探す
  • 構成の内容を確かめる
  • 端末のデータを書き出す

登録の構成や、ほかの管理の設定を変える権限は含みません。既存の管理者の役割は、これまでどおりすべての操作ができます。今の作業の流れは変わらない、としています。

予定は、2026年12月にプレビュー、2027年1月に提供開始です。ロードマップに載ったのは2026年10月20日で、状態は「開発中」です。対象は一般の法人向けの環境(Worldwide)で、使うのはWebの管理画面です。

今の権限は、Entraの役割だけ

Microsoft Learnの端末の登録の説明(2026年10月21日に確認)では、端末の管理は今、Microsoft Entraの役割だけに対応していて、Purviewの役割は使えないと書かれています。必要な役割は、操作ごとに次のとおりです。

やること 今必要な役割(どれか1つ)
端末の管理を有効にする セキュリティ管理者、コンプライアンス管理者、グローバル管理者
端末の管理の設定を見る コンプライアンス管理者、コンプライアンスデータ管理者、グローバル閲覧者、セキュリティ管理者、グローバル管理者
登録・登録の解除のページを使う コンプライアンス管理者、セキュリティ管理者、グローバル管理者
端末の監視のオン・オフ コンプライアンス管理者、セキュリティ管理者、グローバル管理者
Microsoft Learnの説明。端末の管理は今はEntraの役割だけに対応し、Purviewの役割は使えないという注意。端末の管理を有効にするにはセキュリティ管理者、コンプライアンス管理者、グローバル管理者のどれか、設定を見るにはコンプライアンス管理者、コンプライアンスデータ管理者、グローバル閲覧者、セキュリティ管理者、グローバル管理者のどれか、登録・登録の解除のページを使うにはコンプライアンス管理者、セキュリティ管理者、グローバル管理者のどれかが要る、と書かれている
今の権限(Microsoft Learn・英語)。端末の管理はEntraの役割だけに対応する出典: Microsoft Learn「Onboarding tools and methods for Windows devices into Microsoft Purview」(引用)

見るだけなら、今もグローバル閲覧者の役割で足ります。ただし、グローバル閲覧者はMicrosoft 365の全体の設定を読めるため、端末の登録の状況だけを見せたい相手には広すぎます。新しい役割は、この「見せる範囲」を端末の登録に絞れる点が違いです(当社の見立て)。

影響する会社・しない会社

  • 影響する: Purviewの端末のDLPで、社内のWindowsやmacOSの端末を登録している会社です。監査や内部統制の担当、外部の監査人、セキュリティの分析担当に、端末の登録の状況を見せている、または見せたい場合に関わります。
  • 影響する: 今、見せるためだけにグローバル閲覧者やコンプライアンス管理者などを渡している会社です。提供が始まれば、もっと狭い役割に移せます。
  • 影響しない: 端末のDLPを使っていない会社です。また、既存の管理者の役割の権限は変わらないため、今の運用が止まることはありません。

情シスが今日やること

  1. 誰が端末の登録の画面を見ているかを洗い出す。 Purviewの端末の登録のページを見るために、グローバル閲覧者、コンプライアンス管理者、セキュリティ管理者などを渡している人を、Entraの役割の割り当てから一覧にします。見るだけの目的の人に印をつけます。
  2. 移す先の役割と、移す時期を決める。 提供が始まったら(予定は2027年1月)、見るだけの人を「View-Only Device Management」に移し、広い役割を外す計画にします。プレビュー(予定は2026年12月)の間に、検証用の利用者で、見える範囲と書き出しの中身を確かめます。
  3. 書き出した端末の一覧の扱いを決める。 新しい役割は端末のデータを書き出せます。Learnの説明では、端末の登録のページに、ログインしている利用者のメールアドレスを表示する機能も載っています(端末のAnti-malwareの版の条件つき)。書き出したファイルは社員の情報を含むものとして、置き場所と消す時期を決めておきます(当社の見立て)。
  4. 監査の手順書を直す。 監査や内部統制で、端末の登録の状況を証跡に使っている場合は、誰がどの役割で取り出すかを手順書に書き、役割を移したら手順書も直します。

Purviewのほかの予定の変更は、Purview のネットワーク DLP、全 Web サイトが対象に(予定)でも取り上げています。

よくある質問

Qいつから使えますか。

AMicrosoft 365のロードマップでは、2026年12月にプレビュー、2027年1月に提供開始の予定です。2026年10月20日に載ったばかりで、状態は開発中です。予定は変わることがあります。

Q新しい役割で何ができますか。

Aロードマップによると、Purviewの設定の「デバイスのオンボーディング」の「デバイス」のページで、端末の登録の状況を見る、端末を探す、構成の内容を確かめる、端末のデータを書き出す、ができます。登録の構成やほかの管理の設定は変えられません。

Q今の管理者の役割に影響はありますか。

Aありません。ロードマップは、既存の管理者の役割はこれまでどおりすべての操作ができ、今の作業の流れは変わらないとしています。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月21日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

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