Microsoft Purviewの「適応型スコープ」で、受信者やサイト所有者のライフサイクル状態(在職・退職など)の評価を、管理者が明示的に制御できるようになります(ロードマップ ID 572676)。保持やDLPのポリシーの適用対象を、意図どおりにそろえる狙いです。情シス・ガバナンス担当の観点で整理します。
Microsoft Purviewの「適応型スコープ(Adaptive Scopes)」で、ポリシーの適用対象を決めるときに、受信者やサイト所有者の「ライフサイクル状態」(有効か無効か、在職か退職かなど)の評価を、管理者が明示的に制御できるようになります。保持やDLPなどのポリシーの対象を、組織の意図どおりにそろえるための制御です。
適応型スコープと、今回の変更
Microsoft Purviewの適応型スコープは、保持やDLPなどのポリシーを「誰に・どこに」適用するかを、固定の一覧ではなく、属性の条件で動的に決める仕組みです。条件に合うユーザーやサイトが自動で対象になり、人の入れ替わりに合わせて対象も変わります。
Microsoft 365のロードマップ(ID 572676)によると、今回の変更で、適応型スコープの評価において、受信者やサイト所有者のライフサイクル状態を、管理者が明示的に制御できるようになります。これにより、ポリシーの適用対象やスコープのメンバーが、組織の要件に合った状態を保ちやすくなる、と説明されています。ロードマップ上の状態は「開発中(In development)」で、一般提供(GA)は2027年1月とされています。対象はWebです。