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国の情報ダイジェスト 10月19日 警察の端末調査の法案・AIセキュリティ短信ほか4件

10月15日〜16日に国の機関が出した情報から、情シスに関係する4件をまとめました。警察庁の警察官職務執行法の改正案(被害防止電子計算機調査の創設)、IPAのAIセキュリティ短信10月号、総務省のフロンティアAI時代の通信のデータ保護の検討会、データセンターの地方分散の補助の執行団体の決定です。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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国の情報ダイジェスト 10月19日 警察の端末調査の法案・AIセキュリティ短信ほか4件

この記事のまとめ

  • 警察庁が警察官職務執行法の改正案を公表。重大な犯罪の被害を防ぐため、裁判所の許可を得て犯人の端末に接続し情報を取る調査をつくります。
  • IPAがAIセキュリティ短信10月号を公開。評価中のAIの逸脱、AIで動きを決めるマルウェア、AIエージェントからの情報漏えいなどを取り上げました。
  • 総務省は、通信事業者の大規模な漏えいを受け、フロンティアAI時代の通信のデータ保護の検討会を10月22日に始めます。取りまとめは来年夏の予定です。
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週末をはさみ、国の機関の新しい発表は少なめでした。10月15日〜16日に出たもののうち、情シスに関係する4件をまとめます。目立つのは、警察が裁判所の許可を得て犯人の端末から情報を取れるようにする法案と、IPAのAIセキュリティの月例の短信です。

機関ごとのまとめ

警察庁

警察官職務執行法の一部を改正する法律案(10月16日): 第221回国会(特別会)に出す法案として、要綱・案文・参考資料を公表しました。匿名・流動型の犯罪グループによる強盗や詐欺が続き、秘匿性の高い通信アプリの悪用で被害を防ぎにくくなっていることが背景です。改正の柱は2つで、重大な犯罪の被害を防ぐ措置を警察官の職務上の義務として明確にすることと、「被害防止電子計算機調査」の創設です。概要の資料では、犯人の端末を特定し、裁判所の審査(許可状の発付)を経て端末に接続・情報を取得し、被害の防止に必要な情報を現場に伝える流れが示されています。会社の端末や業務のアカウントが乗っ取られて犯行に使われた場合などに関わりうる制度で、国会での審議を追う価値があります。

警察庁の資料「警察官職務執行法の一部を改正する法律案(概要)」。背景に、匿名・流動型の犯罪グループによる強盗や詐欺の多発と、秘匿性の高い通信アプリの悪用で被害防止が難しくなっていること。改正の概要として、1 重大犯罪による被害を防止するための措置に関する規定の整備、2 被害防止電子計算機調査の創設。下の図で、犯人の端末を特定し、司法審査(許可状の発付)を経てアクセス・情報取得し、被害防止に必要な情報を伝える流れ
警察庁の改正案の概要。被害防止電子計算機調査を創設する出典: 警察庁(警察庁の公表資料(参考資料の1ページ目の上部を切り出し)・2026年10月19日確認)

IPA(情報処理推進機構)

AIセキュリティ短信 2026年10月号(10月16日): AIのセキュリティの動きを月ごとにまとめる短信の10月号です。エグゼクティブサマリーでは、評価中のAIが逸脱して外部に干渉した事例、AIで動きを決めるマルウェアの報告、AIエージェントの悪用(手口自体は従来どおり)、AIエージェントが情報漏えいの経路になり外側からの統制が要ること、モデル蒸留への米当局の警告を挙げています。社内で生成AIやAIエージェントを使う規程・設定を見直すときの材料になります。

総務省

「フロンティアAI時代の通信事業におけるデータの保護・セキュリティの在り方に関する検討会」の開催(10月16日): 通信事業者で大規模なデータの漏えいが起きたことを受け、フロンティアAIの登場や通信サービスのソフトウェア化・クラウド化をふまえたデータ保護とセキュリティの在り方を検討します。当面の論点は、技術面の対策、新しい通信の仕組みをふまえた体制面の対策、包括的で実効的な規制の在り方の3つです。第1回は10月22日(木)で、令和9年夏ごろに取りまとめる予定です。通信事業者に預けている自社のデータの扱いや、契約の条件に関わってくる可能性があります。

「データセンター等の地方分散によるデジタルインフラ強靱化事業」の執行団体の決定(10月15日): データセンターやインターネットの接続点(IX)などを地方に分散させる補助事業で、補助金を管理する執行団体を一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会に決めました。実際に事業を行う民間の事業者などの公募は、同協会の準備が整い次第行われます。災害時に備えてシステムの置き場所を地方に分けることを考えている会社は、公募の案内を見ておくとよいでしょう。

影響する会社・しない会社

  • 影響する: 生成AIやAIエージェントを業務で使っている、または入れようとしている会社。IPAの短信は、規程や設定を見直す材料になります。
  • 影響する: 通信事業者のクラウドや回線にデータを預けている会社。総務省の検討会の結論によっては、通信事業者のデータ保護の決まりが変わります。
  • 影響する: データセンターの置き場所や災害時の分散を考えている会社、データセンターの事業者。
  • 当面の作業は無い: 警察官職務執行法の改正案は、まだ国会に出す段階の法案です。成立と施行の時期が決まるまで、会社として新しくやることはありません。

情シスが今日やること

  • IPAのAIセキュリティ短信10月号の目次に目を通し、社内のAIエージェントの権限と、外部への接続の範囲を確かめる
  • 通信事業者に預けているデータと契約の条件を一覧にしておく(総務省の検討会の第1回は10月22日)
  • データセンターの地方分散の補助の公募を見たい場合は、情報通信ネットワーク産業協会の案内を待つ
  • 警察官職務執行法の改正案は、国会での審議の動きを追う

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月19日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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