デジタル庁は、自治体職員が政府機関へ行う問い合わせ・照会事務の省力化に向け、国・地方AI共通サービスの実証参加自治体を募集します。2026年10月26日に募集を開始する予定で、参加自治体には生成AI機能「自治体版バイバイン」を試験的に提供します。
検索・整理・分析を、照会事務で検証
自治体版バイバインは、デジタル庁によると、データの検索・整理・分析を行える生成AI機能です。今回の実証では、自治体職員による政府機関への問い合わせや照会を円滑にし、作業の負担を減らすことを目指します。
検証するのは、機能の有用性や使いやすさ、利用に伴う課題です。その結果を、実用化や展開を検討するための材料にします。現時点で、全自治体への正式提供が決まったという発表ではありません。
また、照会事務をどこまで自動化できるか、どのようなデータを扱えるかといった詳細は、提示された発表情報には書かれていません。参加を検討する際は、「検索・整理・分析を試せること」と「自分たちの照会業務を任せられること」を分けて確認する必要があります。
募集は50~100団体程度、実証は2027年2月まで
募集対象は都道府県と市区町村で、規模は50団体~100団体程度です。同一自治体から複数の部署が参加することも可能です。
応募は専用フォームで受け付けます。受付開始は2026年10月26日の予定で、締め切りは2026年11月13日です。実証実施期間は、2026年11月24日から2027年2月10日までとされています。
募集説明会はオンラインで、2026年10月26日と2026年10月28日に開催します。録画は後日公開する予定です。問い合わせ先はデジタル庁の実証事業事務局で、運営委託先はシンプレクス株式会社です。
影響する会社・しない会社
- 影響する: 都道府県・市区町村で、政府機関への問い合わせや照会事務を担う部署です。実証の目的に沿って、日常業務のどの作業を試すか検討する対象になります。
- 影響する: 同一自治体内の複数部署で参加を検討する場合です。複数部署の参加が可能なため、情シスだけで応募準備を進めず、照会業務を担う部署と参加意向をまとめる進め方が考えられます。
- 影響しない: 民間企業は、今回示された参加自治体の募集対象には含まれていません。企業向けサービスの提供開始や、既存サービスの変更を知らせる発表ではありません。
自治体の人口規模などによる応募条件や、参加団体の選び方は、提示された発表情報には書かれていません。募集規模だけを見て参加できると判断せず、応募前に確認する必要があります。