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Power Appsの生成ページ、独自APIと監視に対応へ 管理者が決める権限とログ

MicrosoftはPower Appsで、AIで作る「生成ページ」から、Dataverseの独自のAPIを呼べるようにし、Application Insightsで動きを見られるようにします。どちらもプレビューの段階です。独自のAPIは使う人の権限で動き、監視の書き出しは管理者が環境ごとに設定します。情シスが確かめることを整理します。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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Power Appsの生成ページ、独自APIと監視に対応へ 管理者が決める権限とログ

この記事のまとめ

  • MicrosoftはMicrosoft 365のロードマップで、Power Appsの生成ページ(AIに説明して作るページ)に2つの機能を足すと公表しました。Dataverseの独自のAPI(カスタムAPI)を呼んで、承認や価格の再計算などの処理を動かす機能と、Application Insightsで、ページの読み込みや誤り、データの操作を自動で記録する機能です。
  • Microsoft Learnによると、どちらもプレビューの機能で、本番での利用は想定されていません。独自のAPIは、サインインしている利用者の権限で動き、Dataverseのセキュリティに従います。
  • Application Insightsへの書き出しは、管理者が環境ごとに設定し、マネージド環境だけで使えます。ブラウザで作る生成ページは、米国・英国・オーストラリア・シンガポールの環境だけで使えます。
こんな方に#30代#40代#50代実務

Microsoftは10月21日、Microsoft 365のロードマップに、Power Appsの「生成ページ」の2つの機能を載せました。生成ページは、モデル駆動型アプリの中で、作りたいページを言葉で説明すると、AIがページ(Reactのコード)を作る機能です。今回、そのページから社内の処理(独自のAPI)を呼べるようになり、動きをApplication Insightsで見張れるようになります。現場が自分でページを作れる範囲が広がるため、情シスは権限とログの扱いを先に決めておく必要があります。

2つの機能

機能 中身 予定
Dataverseの独自のAPIを呼ぶ(ID 576284) 生成ページから、Dataverseのカスタムの API を呼んで、注文の承認、価格の再計算、取引の確かめなどの処理をサーバー側で動かす。作る人は、用意済みのAPIを選び、いつ呼ぶか、何を渡すか、返ってきた値をどう使うかを言葉で説明する 2026年10月にプレビュー、12月に提供開始
Application Insightsで見張る(ID 576282) 管理者が環境のApplication Insightsへの書き出しを設定すると、公開した生成ページの、読み込みの完了、処理されなかった誤り、データの操作、ページの移動を、ページに記録のコードを入れなくても自動で書き出す 2026年9月にプレビュー、12月に提供開始
Microsoft 365のロードマップの項目。Power Appsの生成ページを、組み込みのApplication Insightsの記録で見張る機能。状態は開発中、プレビューは2026年9月、提供開始は2026年12月。管理者と開発者が、公開した生成ページをApplication Insightsで見張れ、管理者が環境のApplication Insightsへの書き出しを設定すると、ページの読み込みの完了、処理されなかった誤り、データの操作、ページの移動を、記録のコードや接続文字列なしで自動で書き出すと書かれている
ロードマップ(ID 576282)。生成ページの動きをApplication Insightsで見張る(英語)出典: Microsoft 365 ロードマップ(ID 576282)(引用)

Learnの説明:プレビュー、使う人の権限、地域の制限

Microsoft Learnの生成ページの説明(9月28日更新)には、次の注意があります。

Microsoft Learnの注意の枠。生成ページのコネクタ、独自のAPI、Application Insightsの記録はプレビューの機能で、本番での利用は想定しておらず機能が限られる場合があること、独自のAPIはサインインしている利用者の文脈で動き、Dataverseのセキュリティに従うことが書かれている
Microsoft Learnの注意。プレビューの機能で、独自のAPIは使う人の権限で動く(英語)出典: Microsoft Learn「Generate a page using natural language」(引用)
  • コネクタ、独自のAPI、Application Insightsの記録は、どれもプレビューの機能で、本番での利用は想定していない
  • 独自のAPIは、サインインしている利用者の文脈で動き、Dataverseのセキュリティに従う
  • Application Insightsに書き出すには、管理者がPower Platform管理センターで、環境のApplication Insightsへの書き出しを設定する必要がある
  • ブラウザで作る生成ページは、Power Platformの環境が米国、英国、オーストラリア、シンガポールのどれかにある場合だけ使える

Application Insightsへの書き出しの説明によると、この書き出しはマネージド環境だけで使えます。設定するには、Microsoft EntraでPower Platform管理者かDynamics 365管理者の役割を持ち、Dataverseの環境でも環境管理者かシステム管理者の役割を持つ必要があります。独自のAPIの説明では、呼び出しに要る権限(ExecutePrivilegeName)を設定して、呼べる人を絞る方法が示されています。

影響する会社・しない会社

  • 影響する: Power Appsのモデル駆動型アプリを使い、現場の人がページを作れるようにしている会社です。AIで作ったページから、承認や計算などの業務の処理を直接呼べるようになります。
  • 影響する: Power Platformの監視に、Azure Application Insightsを使っている、または使う予定の会社です。生成ページの動きも、同じ場所に集められます。
  • 影響しない(今は): Power Platformの環境を日本の地域に置いている会社です。ブラウザで作る生成ページそのものが、10月22日の時点で対象の地域に入っていません。

情シスが今日やること

  1. 生成ページを使える環境を確かめる。 社内のPower Platformの環境が、どの地域にあるかを一覧にします。米国などの環境で、現場がすでに生成ページを試していないかも確かめます。
  2. 独自のAPIの権限を見直す。 Dataverseの独自のAPIを作っている場合は、呼び出しに要る権限(ExecutePrivilegeName)を設定しているかを確かめます。生成ページから呼ばれると、作った人が思っていなかった画面からも処理が動くことになります(当社の見立て)。
  3. プレビューは本番に使わないと決める。 Learnの注意どおり、プレビューの間は検証用の環境に限る、という決まりを、現場の作る人に伝えます。
  4. 監視の書き出しの担当を決める。 Application Insightsへの書き出しは、マネージド環境で、管理者だけが設定できます。どの環境の記録を、どのApplication Insightsに集め、誰が見るかを決めます。記録にどんな情報が入るかは、検証用の環境で先に確かめます(当社の見立て)。

よくある質問

Qいつから使えますか。

Aロードマップでは、独自のAPIは2026年10月にプレビュー、12月に提供開始、Application Insightsの監視は9月にプレビュー、12月に提供開始の予定です。状態はどちらも開発中です。Microsoft Learnでは、どちらもプレビューの機能として説明されています。

Q日本の環境で使えますか。

AMicrosoft Learnによると、ブラウザ(Power Appsのデザイナー)で作る生成ページは、Power Platformの環境が米国、英国、オーストラリア、シンガポールのどれかにある場合だけ使えます。日本の地域の環境は、10月22日の時点で対象に入っていません。

Q独自のAPIを呼ぶと、権限を飛び越えませんか。

AMicrosoft Learnは、独自のAPIはサインインしている利用者の文脈で動き、Dataverseのセキュリティに従うとしています。独自のAPIを作る側は、呼び出しに要る権限(ExecutePrivilegeName)を設定して、呼べる人を絞れます。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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