自宅やオフィスでメディアを配信するPlex Media Serverの脆弱性4件を組み合わせた「Plex2Shell」が、技術情報の公開の翌日から実際に悪用され始めました。インターネットに開いた未更新のサーバーが、マイナーや他人の通信を中継するソフトを仕込まれています。修正版と、侵害の確認、在宅勤務での注意点を整理します。
メディア配信ソフトのPlex Media Serverにある脆弱性4件(CVE-2026-96652・96654・96655・96656)を鎖のようにつなぐ「Plex2Shell」で、認証なしに遠隔からコードを実行されるおそれがあります。修正は2026年8月3日公開の1.43.3.10861以降に入っています。
自宅やオフィスで、自分の動画や音楽を配信するソフト「Plex Media Server」に見つかった脆弱性4件を組み合わせた攻撃「Plex2Shell」が、技術情報の公開の翌日から、実際に悪用され始めました。インターネットに公開したままの未更新のサーバーが狙われています。Plexの公式の告知と、発見者・研究者の報告をもとに、情シスが確かめることを整理します。
何が起きているか
Plex Media Serverには、2026年8月3日公開の1.43.3.10861で直った脆弱性が4件あります。Plexは10月19日、フォーラムの告知を更新し、CVE番号と、実際に悪用されていることを明らかにしました。
APlex Media Server 1.43.3.10861以降です。設定のGeneral(一般)で今のバージョンを確認できます。自動更新を入れていても、実際に上がっているかを確かめます。NAS(ネットワークHDD)で動かしている場合、メーカーのアプリ一覧に新しい版がまだ来ていないことがあり、その場合はPlexの案内に沿って手動で入れます。