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IT企業のサイトはどこを見る?約3,900社の調査で分かった外注先の選び方

外注先の候補のIT企業を、サイトのどこで見分けるか。当社がIT・Webの会社約3,900社の公開情報を集計すると、料金を載せる会社は22.1%、予算を聞くフォームは4.8%でした。窓口・料金・実績・更新日・体制の確かめ方と、問い合わせの書き方をまとめます。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆
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IT企業のサイトはどこを見る?約3,900社の調査で分かった外注先の選び方

この記事のまとめ

  • IT・Webの会社の87.7%がお問い合わせフォームを置く一方、予算を聞くフォームは4.8%でした(当社調べ)
  • 料金を載せる会社は22.1%、実績のページがある会社は53.3%で、サイトだけでは比べにくいのが実情です
  • 会社の実在は法人番号、認証は公式の検索で確かめ、予算・時期・範囲を書いて問い合わせます
こんな方に#20代#30代#40代#50代#60代実務

外注先の候補を検索で見つけても、サイトを眺めるだけでは、どこに頼めばよいか分かりにくいものです。当社は、IT・Webの会社約3,900社の公開情報を集計し、問い合わせの窓口、料金や実績の載せ方、サイトの更新の状況を数えました。その数字をもとに、情シスがサイトで確かめる所と、問い合わせの書き方をまとめます。

何を数えたか:IT・Webの会社 3,916社の公開情報

当社が把握しているIT・Webの会社のうち、公開しているサイトが分かったのは4,137社です。このうちサイトを開けた3,916社を分母に、窓口・フォーム・料金・実績・更新日などを数えました(2026年10月時点)。

業務システムの開発、ホームページの制作、集客の支援、動画やデザインの制作などの会社が入っています。1社が複数の分野を手がけていることもあります。伴走の支援や認証など一部の数字は、3,895社を分母にしています。

窓口は9割がフォーム、電話を載せるのは6割

問い合わせの窓口として、それぞれを載せている会社の割合です。お問い合わせフォームは87.7%の会社が置いていました。電話番号は59.4%、問い合わせ用のメールアドレスは31.6%です。

窓口 載せている会社
お問い合わせフォーム 87.7%
電話番号 59.4%
問い合わせ用のメールアドレス 31.6%
FAX 23.6%
資料請求 23.5%
無料相談の案内 17.7%
オンライン商談の案内 10.3%
LINE公式アカウント 4.4%
フリーダイヤル 3.4%
チャット 3.3%
日程の予約 1.3%

受付時間を書いている会社は21.5%でした。フォームがなくメールだけの会社は6.8%、フォームもメールもない会社は5.5%です。急ぎの相談が多い仕事なら、電話や受付時間が載っているかを先に見ておくと安心です。

フォームは予算と納期をほとんど聞かない

フォームが何を聞いているかも数えました。会社名と電話番号は3社に2社が聞く一方、予算を聞くのは4.8%、納期や時期を聞くのは2.2%だけでした。サイトに直接置いたフォームでは、必須の項目の数の中央は4つです。

フォームが聞く項目 聞いている会社
会社名 65.8%
電話番号 65.7%
予算 4.8%
納期・時期 2.2%
ファイルの添付 2.8%

つまり、多くのフォームは「お問い合わせ内容」の自由な欄に全部を書く形です。予算・時期・範囲を書かずに送ると、最初の返事は「詳しくお聞かせください」になりがちです。1往復目で話を進めるには、こちらから書いておくのが近道です。

料金を載せるのは2割、実績のページは5割

サイトに料金を載せている会社は22.1%でした。1回払いの料金の最低額を載せていた794社では、中央が7.5万円、真ん中の半分は1万〜35万円です。

月額の料金を載せる会社は369社で、最低額の中央は3万円でした。「真ん中の半分」は、金額を小さい順に並べて25%から75%に入る範囲です。

実績のページがある会社は53.3%です。実績では、自社と近い業種や規模の事例があるかを見ます。期間や体制まで書いてある事例なら、自社の案件の見通しも立てやすくなります。

分野で見ると、料金の載せ方はこう違う

分野ごとに、料金を載せる会社の割合と、1回払いの料金の最低額の中央を比べました(3,915社。1社が複数の分野に入ります)。事務のデジタル化の会社は、料金を載せる割合が44.3%と高めでした。

分野 会社の数 料金を載せる 最低額の中央 協力会社を募集
業務アプリ・システム 1,928社 18.4% 15万円 8.5%
ホームページ・ネットショップ 1,552社 24.7% 7万円 6.6%
動画・写真 737社 20.2% 10万円 4.5%
集客・SNS 716社 21.6% 5万円 6.0%
デザイン・印刷物 640社 21.1% 8万円 6.9%
AIの活用 212社 22.6% 15万円 7.5%
事務のデジタル化 122社 44.3% 1万円 5.7%

サイトに載る最低額は、いちばん小さな仕事の入り口の値段です。実際の案件はこれより大きくなることが多いと考えてください。相場の目安は、IT外注の予算の記事の数字もあわせて見てください。

サイトの更新が止まっている会社は14%

サイトの中で最も新しい日付を見ると、日付が分かった3,166社のうち、2026年の日付がある会社は69.0%でした。一方で、最も新しい日付が2023年以前の会社は13.9%ありました。

また、サイトが分かった4,137社のうち221社(5.3%)は、サイトが開けませんでした。ドメインが使われなくなっていたものや、ドメインの売り出しのページに変わっていたものも含まれます。閉業や合併を知らせていた会社も17社ありました。

サイトの通信を暗号化するhttpsは、96.5%の会社が使っていました。httpsになっていないサイトのフォームから、社内の情報や個人情報を送るのは避けます。

更新が止まっているからといって、会社が止まっているとは限りません。ただ、保守を長く頼むなら、会社が続いているかは確かめておきたい点です。

会社の名前と所在地は、国税庁の法人番号公表サイトで調べられます。経済産業省のGビズインフォでも、500万社以上の法人の情報を調べられます。

国税庁法人番号公表サイトのトップ。商号又は名称、本店又は主たる事務所の所在地、法人番号の基本3情報を検索できると説明があり、「名称・所在地などから調べる」と「法人番号から調べる」のタブ、商号又は名称の入力欄、所在地の都道府県と市区町村を選ぶ欄が並んでいる
国税庁の法人番号公表サイトの検索画面出典: 国税庁法人番号公表サイト(引用)

会社の規模と体制:従業員の中央は41人

従業員の数を書いていた462社では、中央が41人でした。10人以下が19.7%、30人以下が41.3%、100人以上が30.5%です。設立の年を書いていた1,081社では中央が2013年で、2015年以降に設立した会社が46.3%でした。

協力会社や外注先を募集している会社は6.9%でした。受けた仕事の一部を、さらに別の会社に頼むことがあるということです。どこまでを自社で行い、どこを協力会社に出すのかは、見積もりの段階で聞いておきます。

お客さまが自分で運用できるように支える「伴走」や「内製化の支援」をしている会社は38.5%でした。作った後は社内で回したいなら、こうした支援があるかも選ぶ基準になります。

公開情報でプライバシーマークに触れていた会社は7.6%、ISMSは8.8%でした。どちらも、個人情報や情報セキュリティの管理の仕組みを外部が審査する制度です。プライバシーマークは2026年10月3日時点で17,700社が取得しています。

サイトで確かめる10項目

候補が3〜5社に絞れたら、次の表で1社ずつ確かめます。分からなかった所は、問い合わせのときに聞けばよい項目です。

# 見る所 確かめ方
1 会社名・所在地・代表者 法人番号公表サイトの情報と同じか
2 実績 自社と近い業種・規模の事例があるか
3 料金 目安が載っているか。月額の保守費はあるか
4 更新日 お知らせや実績が、この1年に更新されているか
5 窓口 電話と受付時間が載っているか
6 体制 従業員の数。担当が1人に偏らないか
7 協力会社 協力会社に出す部分があるか
8 認証 載っている認証が、公式の検索で見つかるか
9 情報の扱い 個人情報の扱いの方針が載っているか
10 作った後 運用の支援や、社内への引き継ぎの案内があるか

認証は、プライバシーマークならJIPDECの付与事業者検索、ISMSならISMS-ACの認証取得組織検索で確かめられます。サイトに書いてあっても、期限が切れていることがあるからです。

JIPDECのプライバシーマーク付与事業者検索のページ。付与事業者17,698社(2026/10/04現在)と表示され、「事業者情報から探す」と「登録番号から探す」のタブ、事業者名称の入力欄、都道府県・市区町村、業種、登録番号、審査機関の条件の欄が並んでいる
JIPDECのプライバシーマーク付与事業者検索の画面出典: JIPDEC「プライバシーマーク付与事業者検索」(引用)

契約の段階では、IPAが公開している「情報システム・モデル取引・契約書」が参考になります。ユーザー企業とITベンダーが、開発の段階ごとに担う役割と、契約書のひな形がまとめられています。

問い合わせの後、打ち合わせで聞くこと

最初の返事が来たら、30分ほどの打ち合わせで次のことを聞きます。サイトでは分からない「体制」と「作った後」の話が中心です。

  1. 似た規模の実績と、そのときの期間・費用の目安
  2. 担当者は何人か。窓口と、実際に作る人は同じか
  3. 協力会社に出す部分はあるか。あるなら、どの作業か
  4. 作った後の保守の範囲と、月額の目安
  5. 担当者が休んだときや、契約を終えるときの引き継ぎ方
  6. 預ける情報(個人情報・社内の資料)の保管と、終わったときの消し方

答えは、候補の会社ごとに同じ表に書き込みます。同じ質問をそろえて聞くことで、比べる材料がそろい、社内での説明もしやすくなります。

今日からできること

  1. 候補を3〜5社に絞り、10項目の表を埋める
  2. 法人番号公表サイトで、会社名と所在地を確かめる
  3. 認証が載っていれば、公式の検索で見つかるか確かめる
  4. 問い合わせには、予算の幅・時期・範囲・似た実績の有無を書く
  5. 保守を頼むなら、担当が休んだときの体制と引き継ぎ方を聞く

予算の幅の決め方はIT外注の予算の記事にまとめています。取引先が続くかの見方はSaaSの撤退に備える記事をご覧ください。プライバシーマークとGビズインフォの数字を除き、数字は当社調べ(2026年10月)で、IT・Webの会社の公開情報を集計したものです。

よくある質問

Qサイトに料金が載っていない会社は、高いのですか?

Aそうとは限りません。当社調べでは、料金を載せている会社は22.1%で、多くの会社は見積もりから始めます。料金が載っていない会社には、予算の幅と範囲を書いて問い合わせると、目安を返してもらいやすくなります。

QプライバシーマークやISMSのない会社は避けるべきですか?

A当社調べでは、公開情報で触れていた会社はプライバシーマーク7.6%、ISMS8.8%で、取得していない会社の方が多数です。個人情報や社内の機密を預けるなら、認証の有無に加えて、情報の扱いの決まりを文書で出してもらい、契約に書いておきます。

Q従業員の少ない会社に頼んでも大丈夫ですか?

A小さな会社は、担当者と直接話せて動きが速いことがあります。一方で、担当者が休んだときや辞めたときの代わりがいるかは確かめておきます。保守を頼むなら、連絡が取れないときの窓口と、作ったものの引き継ぎ方を契約に入れておきます。

出典・参考

この記事は、まだ監修者のチェックを受けていません。

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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