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Grafanaにコード実行の脆弱性 13.2.2等で修正

監視ダッシュボードとして広く使われるGrafanaに、プラグインの展開を悪用してコード実行(RCE)につながる脆弱性(CVE-2026-15815)が見つかり、Grafana Labsが修正版を公開しました。細工したプラグインを導入させられると、サーバー権限でコードを実行される恐れがあります。Grafanaを使う情シスは更新とプラグインの入手元を確認しましょう。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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Grafanaにコード実行の脆弱性 13.2.2等で修正

この記事のまとめ

  • 監視ダッシュボードGrafanaに、プラグインの展開処理を悪用してコード実行(RCE)につながる脆弱性(CVE-2026-15815)が見つかり、Grafana Labsが修正版を公開しました。
  • プラグインのアーカイブ展開時にシンボリックリンクを安全に扱わず、導入先の外へ実行可能ファイルを書き込める不具合です。署名の検証より前に展開されるため、正規に見えるプラグインでも悪用されえます。
  • Grafana Labsの評価はCVSS 8.8(High)。修正は12.4.11 / 13.0.9 / 13.1.6 / 13.2.2以降です。更新と、プラグインの入手元の確認を行いましょう。
こんな方に#20代#30代#40代#50代実務

サーバーやサービスの状態をグラフで見える化する監視ダッシュボードとして、Grafanaは国内外で広く使われています。そのGrafanaに、プラグインの展開を悪用してコード実行(RCE)につながる脆弱性が見つかり、開発元のGrafana Labsが修正版を公開しました。ドイツのCERT-Bundも関連する注意喚起を出しています。

何があったか

Grafana Labsは2026年9月、脆弱性CVE-2026-15815を公表し、修正版を公開しました。GrafanaのOSS版・Enterprise版の両方が対象です。

GitHub Advisory DatabaseのCVE-2026-15815のページ。High severity 8.8/10、説明にGrafana OSSとEnterpriseがプラグインアーカイブ展開時にシンボリックリンクを安全に解決せず任意ファイル書き込みとコード実行に至ると記載、CVSSベクトルとCWE-22
CVE-2026-15815の助言。Grafanaのプラグイン展開でコード実行(GitHub)出典: GitHub Advisory Database(github.com)(引用)

修正されたバージョンは、12.4.11 / 13.0.9 / 13.1.6 / 13.2.2 以降です。Grafana Labsはこの脆弱性を**CVSS 8.8(High)**と評価しています。2026年10月15日時点で、実環境での悪用を示す一次情報は確認されていません。

どんな脆弱性か

原因は、プラグインのアーカイブを展開するときに、シンボリックリンク(別の場所を指す特殊なファイル)を安全に解決していなかった点です。細工したアーカイブは、相対的なシンボリックリンクを連鎖させて、プラグインの導入先ディレクトリの外へ任意のファイルを書き込めます。

  • 書き込める対象に、実行される「バックエンドのバイナリ」が含まれ、これがGrafanaのサーバー権限で実行されます。結果としてリモートからのコード実行(RCE)につながります。
  • アーカイブは署名の検証より前に展開されるため、正規の署名があっても、この書き込みは防げません。
  • きっかけになるのは、プラグインを入れる操作です。grafana-cli、環境変数GF_INSTALL_PLUGINS、事前導入(preinstall)の設定などが該当します。「正規に見えるプラグイン」や、任意のアーカイブの導入で被害を受けます。

管理者がプラグインを導入する操作が起点になるため、「どこからプラグインを入れているか」が守りの鍵になります。

影響する環境・しない環境

影響する: 修正前のGrafana(OSS / Enterprise)を使っていて、プラグインを導入する運用をしている環境。とくに、外部のアーカイブや信頼できない配布元からプラグインを入れている場合は注意が必要です。

影響が小さい: すでに修正版へ更新済みの環境。また、プラグインを一切追加せず、標準の構成だけで運用している場合は、悪用の起点が限られます(ただし更新は推奨)。

情シスが今日やること

  1. バージョンの確認と更新: 社内のGrafanaのバージョンを確認し、12.4.11 / 13.0.9 / 13.1.6 / 13.2.2 以降へ更新する。
  2. プラグインの入手元を点検: プラグインを、公式カタログや信頼できる配布元からのみ入れているかを確認する。更新までの間は、外部アーカイブからの導入(GF_INSTALL_PLUGINSやpreinstallを含む)を控える。
  3. 導入済みプラグインの棚卸し: 使っていないプラグインや、出所のあいまいなプラグインを整理する。
  4. 公開範囲の確認: Grafanaの管理画面がインターネットから不要に到達できないか、あわせて点検する。

監視ツールは、多くのシステムの情報が集まる場所です。そこが乗っ取られると影響が広がるため、更新とプラグインの入手元の確認を、早めに行いましょう。

よくある質問

Qどういう経路で悪用されますか?

Aプラグインのアーカイブを展開するときに、シンボリックリンクを安全に解決しないことが原因です。細工したアーカイブを通じて、プラグインの導入先の外へ実行可能ファイルを書き込み、Grafanaのサーバー権限で実行させられます。grafana-cliや環境変数GF_INSTALL_PLUGINS、事前導入(preinstall)など、プラグインを入れる操作が起点になります。

Q署名のあるプラグインなら安全ですか?

Aいいえ。アーカイブは署名の検証より前に展開されるため、正規の署名があってもこの書き込みは防げません。「正規に見えるプラグイン」でも油断せず、入手元の確認と、修正版への更新を行ってください。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月16日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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