本文へ移動
情シスのミカタ
事故・障害約4分で読めます

PayPay証券で日本株・ETFの全銘柄が取引停止、外部接続先の障害で再停止

PayPay証券は2026年10月13日、外部接続先の障害で日本株・ETFの全銘柄の取引を停止しました。10時15分に停止、11時30分ごろ再開、その後に再停止しています。公式のお知らせの時系列と、外部接続先に依存する自社サービスで情シスが決めておくことを整理します。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
文字
PayPay証券で日本株・ETFの全銘柄が取引停止、外部接続先の障害で再停止

この記事のまとめ

  • PayPay証券は10月13日10時15分から、日本株・ETFの全銘柄の取引を停止。11時30分ごろ一度再開し、再び停止しました。
  • 原因の説明は「システム障害」から、12時50分の更新で「外部接続先の障害」に変わりました。接続先の名前は公表されていません。
  • 情シスは自社サービスが頼る外部接続先を洗い出し、止まったときの代替手段と顧客への案内を、事前に決めておきます。
こんな方に#30代#40代#50代実務

PayPay証券は2026年10月13日、外部接続先の障害により、日本株・ETFの全銘柄の取引を停止していると公式のお知らせで発表しました。11時30分ごろに一度再開しましたが、再び停止しています。自社のシステムは動いていても、外部の接続先が止まればサービスは止まります。情シスが自社サービスの依存先を見直すきっかけになる事案です。

何が起きたか(公式のお知らせの時系列)

PayPay証券の公式のお知らせは、更新のたびに上へ積み上がる形で書かれています。内容は次のとおりです。

時刻(2026年10月13日) 公式のお知らせの内容
10時15分 日本株・ETFの全銘柄の取引を停止。当初の説明は「システム障害」
11時30分ごろ 注文受付を一時的に再開。公式は「10時15分〜11時37分」を一時停止としたと案内。予約注文の受付と、ミニアプリの12時30分以降の売買も再開と書いた
再開から1時間程度 障害の影響で、再度取引を停止
12時50分の更新 原因を「外部接続先の障害」と説明。再停止中と案内
15時50分の更新 停止が続いている。13日の大引け後も、14日扱いの日本株の予約注文の受付を停止
PayPay証券のお知らせのページ。題は【重要】(障害)日本株・ETF全銘柄の取引停止について。10月13日15時50分の更新として、10時15分以降の外部接続先の障害による取引停止、11時30分ごろの再開後の再停止、14日扱いの予約注文の停止、米国株や投資信託などは通常どおりと書いている
PayPay証券のお知らせ「日本株・ETF全銘柄の取引停止について」出典: PayPay証券(引用)

再停止の正確な時刻は、公式のお知らせには書かれていません。再開から1時間程度という書き方です。15時50分の更新では、取引が可能になったら改めて案内するとしています。この記事は、その時点の公式の記載をもとにしています。

影響する人・会社、しない人・会社

  • 影響する: PayPay証券アプリ・PCサイトで、日本株・ETFを売買する人。全銘柄が対象です。
  • 影響する: 14日(水)扱いの日本株の予約注文を出したい人。13日の大引け後も受付を停止しています。
  • 影響する: 従業員向けの福利厚生や、社内の資産形成の案内で、PayPay証券の日本株・ETFの取引を紹介している会社。問い合わせが来るおそれがあります。
  • 影響しない: 米国株・米国ETF・投資信託・日本株CFD・10倍CFDの取引。公式は通常どおり取引できると書いています。
  • 影響しない: PayPay証券ミニアプリで予約注文を使う予定の人。ミニアプリにはもともと日本株の予約注文機能がありません。

外部接続先が止まると、自社が正常でも止まる

今回の原因は、PayPay証券自身のシステムではなく、外部接続先の障害とされています。どの接続先かは公表されていません。ただ、一般に、金融のサービスは取引所、決済、市場データなど、社外の接続先と常につながって動いています。

これは金融だけの話ではありません。次のような接続先が止まると、自社のサービスも止まります。

依存している外部接続先の例 止まったときに起きること
決済代行・カード会社 EC、会員サイトの支払いができない
認証基盤・SSO 社員や顧客がログインできない
クラウド・CDN 自社サイトや業務システムが開かない
外部API(地図・配送・与信など) 画面の一部が動かない、注文が完了しない

自社に原因がないと分かっても、利用者から見れば自社のサービスが止まっています。障害の原因が外部にあっても、案内は自社の仕事です。

切り分けと案内の難しさ

今回の更新は、情報発信の例としても参考になります。当初の「システム障害」という案内は、12時50分に「外部接続先の障害」と改められました。障害の最初の段階では、原因が自社か外部かを切り分けられないことがよくあります。分かった時点で説明を直し、影響のないサービスを明記したことで、利用者は米国株や投資信託の取引ができると判断できました。

案内の基本は次の3つです。

  • 止まっているものと、止まっていないものを分けて書く
  • 次の更新の時刻、または「復旧したら案内する」と書く
  • 分かっていない原因を、推測で書かない

会社・情シスが今日やること

  1. 自社サービスの外部接続先を一覧にします。 決済、認証、クラウド、外部API、通信回線を、サービスごとに書き出します。契約書と請求書から拾うと漏れが減ります。
  2. 接続先ごとに、止まったときの影響と代替手段を決めます。 「決済が止まったら銀行振込の案内に切り替える」のように、一文で書ける形にします。代替がないものは、止まる前提で顧客への案内を用意します。
  3. 障害時の案内の文面を作っておきます。 「止まっている機能」「使える機能」「次に案内する時刻」の3点を入れた雛形を、サイトとメールの両方で使えるようにします。原因が分かる前は「外部要因の可能性を調べています」と書き、断定しません。
  4. 接続先の障害情報を見る担当を決めます。 各社の稼働状況ページの通知を受け取る設定をして、障害の第一報を社内で共有する人を決めます。
  5. 社員への案内が要る会社は、今日の状況を確認します。 福利厚生などでPayPay証券を案内している会社は、公式のお知らせの最新の更新を確かめ、問い合わせ先と案内の文面を用意します。

確認した時点の状況

PayPay証券のお知らせの時刻つきの更新は、報道の内容と一致しています。確認した2026年10月13日夜の時点で、15時50分の更新が最新で、復旧の案内は出ていませんでした。最新の状況は、公式のお知らせで確かめてください。

よくある質問

Q復旧しましたか?

A公式のお知らせの最新の更新は10月13日15時50分で、この時点では復旧前です。取引が可能になったら改めて案内するとしています。最新の状況は公式のお知らせで確かめてください。

Q米国株や投資信託も止まっていますか?

A止まっていません。公式のお知らせは、米国株・米国ETF・投資信託・日本株CFD・10倍CFDは障害の影響がなく、通常どおり取引できると書いています。

Q障害の原因は何ですか?

A公式のお知らせは「外部接続先の障害」としています。具体的な接続先や詳しい原因は書かれていません。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月13日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

役に立ったら、いいねと共有をお願いします