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穴吹ハウジングサービス、オーナーズサイトを一時停止 診断で見つかった点を直すまで

穴吹ハウジングサービスは2026年10月9日12時、マンション居住者向けの会員サイト「オーナーズサイト」を一時停止しました。外部専門機関の診断で、追加の対策が望ましい事項が見つかったためで、情報漏えいは確認されていないとしています。止まった機能と2月からの経緯、理事会や管理を任せる会社の確認点をまとめます。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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穴吹ハウジングサービス、オーナーズサイトを一時停止 診断で見つかった点を直すまで

この記事のまとめ

  • 穴吹ハウジングサービスは、2026年10月9日12時に「オーナーズサイト」を一時停止しました。再開時期は、対策と安全性の確認が終わってから案内するとしています。
  • 理由は、外部専門機関の診断で、直ちに情報漏えいにつながるものではないが追加の対策が望ましい事項が見つかったためです。情報漏えいの事実は確認されていないとしています。
  • 止まったのは、管理費の確認、議事録の閲覧、理事会コンテンツ、会員優待、LINE連携「あなぶきNavi」などです。駆けつけや見守りなどのサービスは使えます。
  • 2月3日のランサムウェア被害の後、3月30日に順次再公開、7月31日に管理費等明細と議事録の閲覧が復旧していました。止まったのは復旧から70日後です。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

分譲マンションの管理会社、穴吹ハウジングサービスは、2026年10月9日(金)12時に、居住者向けの会員サイト「オーナーズサイト」を一時停止しました。外部専門機関の診断で、追加の対策が望ましい事項が見つかったためです。情報漏えいの事実は確認されていないとしています。

この記事は、公式のお知らせ(2月の第1報から10月9日まで)だけを根拠に、止まったもの、2月からの流れ、止める判断の考え方、管理組合と管理を任せる会社の確認点をまとめます。

何が止まったのか

オーナーズサイトは、同社が管理する分譲マンションに提供している生活支援サービス「ハッピーサポート」の会員専用サイトです(2026年8月5日のお知らせ)。10月9日のお知らせで、停止の対象は次のとおりです。

区分 内容
停止日時 2026年10月9日(金)12時(正午)
サイト 会員優待、ゆずります・もらいます掲示板など、サイト内のすべてのコンテンツ
サイト経由のサービス 会員優待、理事会コンテンツ、LINE連携「あなぶきNavi」、お部屋の推定価格・クルマの簡易査定など
受付 新規登録
再開時期 必要な対策と安全性の確認が完了した後、改めて案内
穴吹ハウジングサービスの2026年10月9日のお知らせの一部。サービス停止日時は2026年10月9日(金)12時(正午)。停止対象は、オーナーズサイト、オーナーズサイトを経由して使うサービス(会員優待、理事会コンテンツ、LINE連携あなぶきNavi、お部屋の推定価格・クルマの簡易査定など)、新規登録の受付
オーナーズサイトの停止日時と、停止の対象(10月9日のお知らせ)出典: 株式会社穴吹ハウジングサービス「オーナーズサイト一時停止のお知らせとお詫びについて」(引用)

別の一覧表では、オーナーズサイトの中の「管理費の確認」「議事録の閲覧」「理事会コンテンツ」「会員優待サービス」「ゆずります・もらいます掲示板」「お部屋の推定価格」「その他各種WEBサービス」が、いずれも利用不可です。

一方、駆けつけサービス、災害共助SNS「ゆいぽた」、不動産相談、訪問住宅確認サービス、見守りサービス、マンション管理組合向け賠償責任保険、留守宅点検サービス、相談サポートサービスは、引き続き使えます。駆けつけサービスと不動産相談の申し込みは、電話の受付だけです。

主なハピサポサービス利用可否一覧。駆けつけ、ゆいぽた、不動産相談、訪問住宅確認、見守り、賠償責任保険、留守宅点検、相談サポートは利用可。オーナーズサイトの管理費の確認、議事録の閲覧、理事会コンテンツ、会員優待、ゆずります・もらいます掲示板、お部屋の推定価格、その他各種WEBサービスは2026年10月9日12時から一時停止で利用不可。問い合わせはあなぶきコールセンター
主なハピサポサービスの利用可否一覧(公式のお知らせの表)出典: 株式会社穴吹ハウジングサービス「オーナーズサイト一時停止のお知らせとお詫びについて」(引用)

なお、実施中の感謝還元キャンペーンのプレゼントなどは、告知どおり対応するとしています。

2月のランサムウェア被害からの流れ

オーナーズサイトは、2月のランサムウェア被害の影響で止まり、戻ったあとに、今回また止まりました。公式のお知らせの日付で並べると、次のとおりです。

日付 お知らせの内容
2月3日 第1報。一部サーバーでランサムウェア被害を確認。外部ネットワークを遮断
2月6日 第2報。外部専門機関と調査。この時点で、外部への流出は確認されていない
2月12日 第3報。一部の情報資産で情報漏えいを確認
3月9日 第4報。情報漏えいのおそれがある個人情報は約49万6千名分
3月30日 オーナーズサイトを、対応が完了したサービスから順次再公開(3月31日のお知らせ)。管理費に関する情報を含む一部は、閲覧できないまま
4月3日 第5報。グループ会社の通信機器への攻撃で、社内ネットワークに不正アクセスがあったと説明。ファイルサーバーから約21万件のファイルが流出
5月21日 第6報。個人情報が漏れた可能性のある件数は207,773件と確定。再発防止策を公表
7月31日 オーナーズサイトの管理費等明細・議事録等の閲覧機能が復旧(8月5日のお知らせ)
10月9日 オーナーズサイトを一時停止

2月20日には、マンション外にお住まいの区分所有者に向けて、管理費等の口座振替ができない可能性や、総会・理事会の開催の遅れが出ると案内しています。復旧までの間は、希望者に管理費等明細をメールで配信していて、機能の復旧にあわせて終了しました。

第6報は、再発防止策として、従来のネットワークの利用停止、PCの全台入れ替え、クラウドサービスへのアクセスの確認、多要素認証、ゼロトラストの考え方を採り入れた環境への移行、24時間365日の監視体制を挙げています。今回の診断は、この流れの中の「外部専門機関による診断や安全性の確認」の1つです。

「再び停止」と言えるのは、公式のお知らせで、3月30日の再公開、7月31日の復旧、10月9日の停止の日付が確かめられるからです。10月9日のお知らせは、「利用再開後間もないタイミングでの停止」と書いています。

「漏れていないが、直すまで止める」という判断

10月9日のお知らせの要点は、3つです。

  • 外部専門機関の診断で、直ちに情報漏えいなどにつながるものではないが、追加の対策が望ましい事項が確認された
  • 予防的な措置として、必要な対策と安全性の確認が完了するまで止める
  • 今回の件に起因する情報漏えいなどの事実は、確認されていない

見つかった事項の中身は、公表には書かれていません。理由も書かれていないので、ここでは推測しません。

以下は、編集部の補足です。事故のあとの再診断で何か見つかったとき、止めるか続けるかは、次のように分けて考えると決めやすくなります。

見る点 止める方向に傾く 続ける方向に傾く
見つかった点が、外から届くか インターネットから直接届く 社内の限られた場所からしか届かない
持っている情報 住所や氏名など、個人情報を多く持つ 公開してよい情報が中心
暫定の対策 すぐに入れられる対策が無い 短い時間で塞げる、または監視で補える
止めたときの影響 代わりの手段がある 業務や安全に関わり、代わりが無い
事故の直後か 被害から日が浅く、会員に説明しにくい 十分な期間、調査と対策を重ねた

決める人は、役割で決めておくと迷いません。

  1. 技術的な危険の大きさを説明する人(情報システム、診断を行った専門機関)
  2. 止めたときの業務への影響を説明する人(そのサービスの事業の責任者)
  3. 止める・続けるを最終的に決める人(経営者か、事故対応の責任者)
  4. 会員や取引先に何を伝えるかを決める人(広報、法務)

穴吹ハウジングサービスは、情報漏えいが確認されていない段階で、予防として止めると公表しました。再診断の結果を、事故のあとの対応の続きとして扱い、先に止めて、直してから再開する形です。読者の会社が決めるときの1つの型になります。

事故の直後の動き方は、関西国際大学の不正アクセスで授業や手続きに支障、システム停止時の代替手順でも扱っています。

影響する人・会社、しない人・会社

  • 影響する人: 穴吹ハウジングサービスが管理するマンションの区分所有者と居住者で、オーナーズサイトを使っている人。管理費の確認、議事録の閲覧、会員優待、掲示板が使えません
  • 影響する人: マンションの管理組合の理事・理事長。理事会コンテンツが使えません。LINE連携「あなぶきNavi」も停止の対象です
  • 影響する会社(確認が要る): 同社が管理する分譲マンションの部屋を、社宅などとして持っている会社。オーナーズサイトで管理費の確認や議事録の閲覧をしていれば、止まっています(編集部の補足)
  • 影響しない人・会社: 駆けつけ、見守り、訪問住宅確認、留守宅点検などのサービスだけを使っている人。一覧表では、引き続き使えると書かれています
  • 公表には書かれていない: 法人向けの社宅代行など、オーナーズサイト以外の業務が止まるかどうか。10月9日のお知らせは、停止の対象をオーナーズサイトとそこを経由するサービスとしています

会社・情シスが今日やること

  1. 会社が持っている分譲マンションの部屋(社宅など)が、穴吹ハウジングサービスの管理するマンションかを確かめる。管理規約や、管理費の請求の書類で見ます。当てはまる部屋が無ければ、この件で動くことはありません
  2. オーナーズサイトを経由して、社内で使っている作業を洗い出す。管理費の確認、議事録の閲覧、理事会の資料の受け取りなどです。いつもの担当者に聞きます
  3. 代わりの手段を、管理会社に聞く。10月9日のお知らせには書かれていないので、あなぶきコールセンター(0800-888-0707)か、担当の事業所に聞きます。管理費の支払いの確認が必要なときは、請求書や引き落としの通知で確かめます(編集部の補足)
  4. 理事会の連絡は、停止の間、メールや電話、紙の配布に切り替える。LINE連携を使っていた場合は、使えない前提で、日時と議題の連絡手段を決めます(編集部の補足)
  5. 再開の連絡を、だれが受けるかを決める。再開時期は、公式サイトで改めて案内されます。公式サイトの「お知らせ」を、週に1回見る人を決めておきます

自社が、会員サイトや顧客向けのサービスを持つ側なら、再診断で「直ちに危険ではないが、直すことが望ましい点」が出たときの決め方を、上の表と役割で、先に決めておくと動きが速くなります。事故のあとに委託先へ任せている範囲の考え方は、委託先経由の情報漏えい6件を図解 預けたもの・漏れ方・公表までの日数が参考になります。

書かれていないこと

次の点は、公式のお知らせには書かれていません。この記事でも書きません。

  • 診断で見つかった事項の中身と、件数
  • 再開の日付
  • 停止の間、管理費の確認、議事録の閲覧、理事会コンテンツの代わりに使える手段
  • 診断を行った外部専門機関の名前
  • 停止の開始日。2月の被害のあと、オーナーズサイトが最初に止まった日
  • 9月10日に起きた「部屋ナビShop」のシステム障害(同日復旧)との関係。お知らせには、オーナーズサイトとの関連は書かれていません

よくある質問

Qオーナーズサイトは、いつ再開しますか?

A公表には、再開の日付は書かれていません。必要な対策と安全性の確認が完了した後、改めて案内するとしています(2026年10月9日のお知らせ)。

Q個人情報は漏れたのですか?

A10月9日のお知らせは、今回の件に起因する情報漏えいなどの事実は確認されていないとしています。診断で見つかったのは、直ちに情報漏えいにつながるものではないが、追加の対策が望ましい事項です。2月のランサムウェア被害による漏えいは、別の件として第6報(2026年5月21日)で、207,773件と確定したと公表されています。

Q停止中に、管理費や議事録を見る方法はありますか?

A10月9日のお知らせには、代わりの手段は書かれていません。サービスの利用は、あなぶきコールセンター(0800-888-0707)に問い合わせるよう、利用可否の一覧に書かれています。

Q管理を任せている会社は、何を確認しますか?

A停止中に理事会や社員への連絡で使えなくなる機能がないか、管理会社に代わりの手段を聞きます。編集部の補足として、再開の条件を管理会社がどう確かめるかも聞いておくと、あとで判断しやすくなります。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月13日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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