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Genesysの社内システムに不正アクセス 顧客企業の担当者情報、基盤は影響なし

コンタクトセンターのクラウドを提供するGenesysが、社内の研修システム(LMS)と顧客管理システム(CRM)への不正アクセスを公表しました。顧客企業の担当者の氏名や業務用のメールアドレスなどが、見られたり持ち出されたりしています。Genesys Cloudなどの基盤と、そこに預けた通話の録音やデータは影響を受けていません。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆編集部が確認:
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Genesysの社内システムに不正アクセス 顧客企業の担当者情報、基盤は影響なし

この記事のまとめ

  • Genesysは10月16日に不正アクセスに気づき、19日に公表、23日に封じ込めを終えたと案内しました。入られたのは社内の研修システムと顧客管理システムで、研修システムは使用を止めています。
  • 見られたり持ち出されたりしたのは、顧客や見込み客との取引の管理に使う情報で、担当者の氏名、業務用のメールアドレス、電話番号、役職などです。
  • Genesys Cloud、Genesys Engage、Genesys Engage Cloudと、そこに預けた通話の録音や分析のデータは対象外です。Genesysを名乗るメールには注意が要ります。
こんな方に#30代#40代#50代実務

Genesys Cloudに預けている通話の録音や顧客のデータは、今回の不正アクセスの対象ではありません。入られたのは、コンタクトセンターのクラウドを提供する米Genesysの、社内の研修システム(LMS)と顧客管理システム(CRM)でした。

ただ、そのCRMには、Genesysと取引のある会社の担当者の情報が入っています。氏名や業務用のメールアドレス、役職がそろうので、コンタクトセンターを運営する部署を狙った、Genesysを名乗る偽のメールに使われかねません。

Genesysのブログのページ『Security Update: Incident Affecting Certain Genesys Internal Business Systems』。2026年10月23日の更新として、侵入とインシデントを完全に封じ込めたこと、Genesys Cloud、Genesys Engage、Genesys Engage Cloudの基盤は侵害されず、基盤や顧客とパートナーの環境、基盤に保存・処理されるデータへの不正なアクセスは無かったことが書かれている
Genesysの公表。10月23日の更新で、侵入を封じ込めたと説明出典: Genesys「Security Update: Incident Affecting Certain Genesys Internal Business Systems」(引用)

入られたのは研修と顧客管理のシステム

Genesysの公表によると、流れは次のとおりです。

日付 できごと
10月16日 第三者による不正アクセスに気づき、調べ始める
10月19日 公表。LMSとCRMを含む社内の業務システムに入られたと説明
10月23日 侵入を完全に封じ込めたと更新。LMSの使用を止めた

対象外と明記されたのは、Genesys Cloud、Genesys Engage、Genesys Engage Cloudの3つの基盤です。顧客やパートナーの環境と、基盤の中に保存・処理しているデータにも、不正なアクセスは無かったとしています。通話の録音や分析のデータも同じです。

LMSとCRMの情報が見られたり持ち出されたりしたことは、確認済みです。Genesysは、どの情報が含まれるかを調べている最中で、事実が固まりしだい知らせるとしています。

漏れたのは「Genesysの客」としての情報

CRMとLMSに入っているのは、いまの顧客と見込み客との関係を管理する情報です。Genesysは例として、氏名、業務用のメールアドレス、電話番号、役職、会社とアカウントの情報、やりとりの情報を挙げています。

つまり、漏れたおそれがあるのは、コンタクトセンターにかかってくる消費者の情報ではありません。Genesysと契約や商談をしている会社の、担当者の情報です。

攻撃者の名前を、Genesysは明かしていません。SecurityWeekによると、最近現れた「ScarlettGroup」というグループが、リークサイトで犯行を主張しています。

うちの会社に関係あるか

Genesysの製品を使っているか、導入を検討したことがある会社は関係があります。契約や商談、研修の受講で、担当者の氏名やメールアドレスがGenesysに渡っているからです。

コールセンターを外部に委託している会社も、委託先がGenesysを使っていれば、同じ立場になりえます。

一方、Genesysと取引の無い会社と、コンタクトセンターに電話やチャットで問い合わせた消費者は、今回の公表の対象外です。

コンタクトセンターの担当者と確かめること

  1. Genesysの製品を使っている部署と、Genesysに登録している担当者を洗い出す。コンタクトセンターの運営、情シス、購買のほか、研修を受けた人も含める。
  2. 担当者に、Genesysを名乗るメールや電話に注意するよう伝える。Genesysは、メールなどでパスワードや機密の情報を求めることは無いとしている。
  3. Genesysの研修システムで使っていたパスワードを、ほかのサービスで使い回していないかを担当者に確かめてもらい、使い回していれば変える。
  4. Genesysからの追加の連絡を受け取る窓口を決める。漏れた項目は調査中なので、続報が来たら、対象の担当者に知らせる。

基盤が無事でも、担当者の名簿が攻撃者の手に渡れば、次の入口は担当者のメールの受信箱になります。Genesysの名前で届くメールを、しばらくは一度立ち止まって読みたいところです。

出典・参考

編集部が確認:。確認した監修者は、この下に載せています。

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

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