デジタル庁は2026年10月21日、Excelなどのデータを機械が扱いやすい形式かどうか判定する「Harunobu」を公式noteで紹介しました。同庁のファクト&データユニットのエンジニアが内製したツールで、採点結果からデータ整備が必要な箇所を確認できます。元データを自動で修正する機能ではありません。
Excel・CSV・TSVを採点し、違反箇所と理由を表示
Harunobuは、「行政データにおける機械可読性に関するルール」を基準に、Excel・CSV・TSVを100点満点で採点します。機械可読性とは、データをプログラムで読み取り、処理しやすいかという観点です。人が見たときの読みやすさだけを評価するものとは区別して使う必要があります。
ブラウザ画面では複数ファイルを選んで点検できます。表の範囲や、項目名を示すヘッダーなどの配置を自動推定し、軽量チェック・標準チェック・詳細チェックから点検方法を選びます。結果にはレベル別の得点と、違反したルール、箇所、理由を表示します。重大なルール違反があるレベルは強制的に0点となり、その理由も示されます。
基本は、決められたルールに沿う判定です。同じ入力には同じ結果を返すとしています。結果はJSONまたはCSV形式で出力できるため、点数だけでなく、どこを直すべきかをデータの作成担当者に伝える材料として使えます。
ただし、Harunobuはルールの実装例であり、判定ロジック自体がルールではありません。回答コード表の添付やデータ定義・更新履歴の記載など、一部のルールは判定対象外です。一部の判定には独自解釈もあり、表の範囲外の情報がデータに関係するかといった意味の判断はしません。採点結果だけで、ルールへの適合をすべて確認したことにはできません。












