まず、Exchangeは過去に、ProxyLogonやProxyShellと呼ばれる脆弱性で大規模に悪用された歴史があります。修正が公開されてから、攻撃者が解析して悪用を始めるまでの時間は短くなりがちです。特に、インターネットに公開しているExchangeやOWA(Outlook on the web)は狙われやすく、悪用される前の適用が肝心です。
次に、サポートの節目が重なっています。Exchange Server 2016と2019は、2025年10月14日に通常のサポートが終了し、その後は有償の延長セキュリティ更新(ESU)の加入者だけが更新を受け取れました。このESUも2026年10月に終了する見込みで、以後は2016と2019に更新は出ません。継続して使う場合は、Subscription Edition(SE)への移行が必要です。正確な期限と条件は、Microsoftの最新情報で確認してください。
今回の各CVEの正確な攻撃条件や、適用後に必要な手動ステップの詳細は、本記事では個別に扱っていません。2026年10月分のExchangeのセキュリティ更新の手順と既知の問題は、MicrosoftのExchange Team Blogの告知で確認してください。悪用は現時点で確認されていませんが、状況が変わることもあります。ESUの正確な終了期限も、Microsoftの公式情報で確認してください。新しい情報が出たら、内容を更新します。