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コロナ、クラウドから2万4千人分漏えいか 多要素認証なしのIDが悪用

暖房機器や住宅設備のコロナは10月22日の第2報で、外部のクラウドサービスから、施工の案件に関わる約2万4,000人の氏名・住所・電話番号などが漏えいした可能性があると公表しました。漏れた認証情報で入られ、そのアカウントには多要素認証が無く、パスワードも弱かったと認めています。経緯と、会社が確かめることをまとめます。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
文字
コロナ、クラウドから2万4千人分漏えいか 多要素認証なしのIDが悪用

この記事のまとめ

  • コロナは10月22日、8月28日に公表したクラウドサービスへの不正アクセスの第2報を出しました。施工を請け負った案件に関わる約2万4,000人の、氏名・住所・電話番号・施工関連資料が漏えいした可能性があります。
  • 特定のアカウントの認証情報が漏れ、そのアカウントでデータがダウンロードされていました。アカウントには多要素認証が無く、IDとパスワードだけで入れる状態で、パスワードも十分な強度ではなかったと認めています。
  • 会社は、外部のクラウドサービスのアカウントにも多要素認証を必ずかけ、管理者が知らないアカウントや弱いパスワードが残っていないかを確かめます。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

暖房機器や住宅設備をつくるコロナ(東証スタンダード)は、2026年10月22日、外部のクラウドサービスへの不正アクセスについての第2報を適時開示しました。施工を請け負った案件に関わる約2万4,000人の、氏名・住所・電話番号・施工関連資料が漏えいした可能性があります。

原因として、漏れた認証情報が第三者に使われた可能性が高いとしています。そのアカウントには多要素認証が無く、パスワードも十分な強度ではなかったと、同社は認めています。

何があったか

項目 コロナの開示(10月22日の第2報)
気づいたきっかけ 2026年8月24日、外部の専門家からの情報提供を受けて調べ、施工の案件の情報が流出した可能性が分かった
確かめたこと インターネット上に同社に関する情報が出ていて、それが外部のクラウドサービスに保管していたファイルと一致した。特定のアカウントの認証情報も漏れていて、操作の履歴から、そのアカウントでデータがダウンロードされていた
漏れた可能性のある情報 氏名、住所、電話番号、施工関連資料
対象の人数 約2万4,000人
悪用 10月22日の時点で、不正な利用は確認されていない
最初の公表 2026年8月28日

クラウドサービスの名前は書かれていません。

原因: 多要素認証の無いアカウント

コロナの適時開示の第2報の、3.原因の節。外部の専門家との調査で、特定のアカウントの認証情報が漏えいし、当該アカウントからデータがダウンロードされていたことを確認し、外部に漏えいした認証情報が第三者に利用された可能性が高いこと、当該アカウント以外の認証情報の漏えいは確認されていないこと、認証情報が漏えいした経緯は調査中であること、当該外部クラウドサービスのアカウントには多要素認証が設定されておらずIDとパスワードのみでログインが可能な状態で、パスワードも十分な強度ではなかったこと、これらの認証管理上の不備も要因の一つと認識していることが書かれている
コロナの第2報の「原因」。多要素認証が無く、パスワードも弱かった出典: 株式会社コロナ「当社が利用するクラウドサービスへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性に関するお知らせ(お詫び)【第2報】」(引用)

外部の専門家との調査で、特定のアカウントの認証情報が漏れ、そのアカウントからデータがダウンロードされていたことを確かめたとしています。外に漏れた認証情報が第三者に使われた可能性が高いとみています。ほかのアカウントの認証情報の漏えいは確認されていません。認証情報が漏れた経緯は、まだ調べています。

そのうえで同社は、このアカウントには多要素認証が設定されておらず、IDとパスワードだけでログインできる状態だったこと、パスワードも十分な強度ではなかったことを挙げ、これらの認証の管理の不備も、不正アクセスを防げなかった要因の一つだと認めています。

コロナの対応

  • 事象を把握したあと、すぐに、そのクラウドサービスのすべての利用者のアカウントを無効にして、設定し直した
  • 不正アクセスを受けたアカウントを止め、パスワードを強くし、多要素認証を設定した
  • 調査の結果を踏まえ、セキュリティの対策と監視の体制を強め、従業員への教育を徹底する
  • 流出した可能性のあるデータを精査して対象者を特定し、順に個別に連絡する

業績への影響は精査中ですが、軽いとみています。

影響する人・会社、しない人・会社

  • 影響する: コロナに施工を頼んだ人や、施工の案件に関わる人です。氏名・住所・電話番号・施工関連資料が漏れた可能性があり、同社から個別に連絡が来ます。
  • 影響する: 外部のクラウドサービス(ファイルの共有や保管など)を、多要素認証なしで使っている会社です。同じ形で入られる恐れがあります。
  • 影響する: 施工や工事、保守などで、顧客の住所や図面をクラウドで取引先とやり取りしている会社です。
  • 影響しない: コロナと施工の取引の無い人です。ただし、同社を名乗る不審な電話や訪問には注意します。

会社・情シスが今日やること

  1. 社内で使っている外部のクラウドサービス(ファイルの共有、保管、案件の管理など)を洗い出し、すべてのアカウントに多要素認証がかかっているかを確かめます。管理者の画面で、多要素認証を必須にできるなら必須にします。
  2. 情シスが知らないアカウントや、部署で作った共有のアカウント、使っていないアカウントが残っていないかを点検し、要らないものは止めます。
  3. パスワードの強さの決まりを見直します。短いものや使い回しを禁じ、漏れた認証情報の一覧と照らせる仕組みがあれば使います。
  4. クラウドサービスの操作の履歴(ログイン、大量のダウンロード)を、誰がいつ見るかを決めます。今回は外部の専門家の情報提供で気づいており、自社では気づけていませんでした。
  5. 顧客の個人情報や施工の資料をクラウドに置くときは、置く期間と、見られる人の範囲を決め、終わった案件の資料は消すか、別の場所に移します。

よくある質問

Qどのクラウドサービスですか?

Aコロナの開示は「当社が利用している外部クラウドサービス」とだけ書いていて、サービスの名前は書かれていません。

Q情報は悪用されていますか?

A10月22日の時点で、情報の不正な利用は確認されていないとしています。対象の人には、順に個別に連絡する予定です。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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