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ソニー、Xperia 10 VIにAndroid 17を配らず 社用スマホの更新計画を見直す

ソニーは10月15日、Xperia 10 VIにAndroid 17への更新を配らないと英国の公式サイトで発表し、発売時に案内した3回のOSの更新を守れないと謝罪しました。セキュリティの更新は発売から4年続けます。社用スマホとして配っている会社が確かめる、更新の計画とMDMの設定、調達の条件を整理します。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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ソニー、Xperia 10 VIにAndroid 17を配らず 社用スマホの更新計画を見直す

この記事のまとめ

  • ソニーは10月15日、Xperia 10 VIにAndroid 17を配らないと発表しました。理由は記憶装置(ストレージ)の構成の制約としています。
  • 発売時の案内は3回のOSの更新でしたが、Android 16で止まります。セキュリティの更新は、これまでどおり発売から4年続けます。
  • 日本向けの法人のページでは、セキュリティの更新は2028年6月までです。MDMでパッチの日付を見て、入れ替えの時期を決めます。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

ソニーは10月15日、英国の公式サポートサイトで、2024年発売のスマートフォン「Xperia 10 VI」にAndroid 17への更新を配らないと発表しました。発売時に案内した「3回のOSの更新」に届かないとして、謝罪しています。セキュリティの更新は、これまでどおり発売から4年続けるとしています。

何が変わったのか

ソニーのお知らせによると、くわしい技術的な評価の結果、端末の記憶装置(ストレージ)の構成に関わる制約のため、ソニーが十分と考えるAndroid 17の更新を実現できないと判断しました。そのため、この更新は配りません。記憶装置のどこに問題があるのかは、お知らせには書かれていません。

ソニーは、この問題はXperia 10 VIの仕様に特有のもので、ほかのXperiaには影響しないとしています。

項目 発売時の案内 10月15日のお知らせ
OSの大きな更新 3回(Android 14で発売、17まで) Android 17は配らない(16まで)
セキュリティの更新 発売から4年 変わらず、発売から4年
ソニーの英国のサポートサイトの記事。Article ID 00413319、Last Modified 15/10/2026。題はNotice regarding the Android 17 OS version upgrade for Xperia 10 VI。発売時に3回のAndroidのOSの更新を案内したが、ストレージの構成に関わる制約のためAndroid 17の更新は配らないこと、セキュリティの更新は発売から4年続けること、ほかのXperiaには影響しないことが書かれている
ソニーの英国のサポートサイトに載ったXperia 10 VIのお知らせ出典: Sony Europe(英国のサポートサイト)(引用)

Android 14で発売したことは、ソニーの日本の法人向けのページで確かめられます。3回の更新なら17までの予定でしたが、16で止まることになります。

日本で配られている端末はどうなるか

Xperia 10 VIは、日本では2024年7月上旬から、一部の通信会社とSIMフリーのモデルで売られています(ソニーの2024年5月15日の発表)。今回のお知らせは、英国のサイトに載ったものです。日本のソニーのサイトでは、10月19日の時点で、同じお知らせも、日本向けにAndroid 17を配る予定も確かめられませんでした。

日本のSIMフリーのモデル(XQ-ES44)には、ソニーの更新のページによると、2025年3月11日にAndroid 15、2025年11月26日にAndroid 16が配られています。最新の更新は2026年7月30日で、セキュリティパッチレベル(どの月までの修正が入っているか)は2026年7月です。

同じページを見ると、セキュリティの更新は2024年7月から、おおむね2か月前後おきに配られています。パッチレベルが配信の月より前の月になることもあります。たとえば2026年6月11日の更新は、パッチレベルが2026年5月でした。

日本のXperiaの公式サイトの法人向けのページ(Android Enterprise Recommended)では、Xperia 10 VIのセキュリティの更新の終わりは2028年6月、更新の頻度は90日ごとです。Android Enterprise Recommendedは、会社でスマートフォンを安全に使うためにGoogleが用意した推奨の仕組みで、セキュリティの更新などの要件を満たした機種が選ばれます。

ソニーのXperiaの公式サイトのAndroid Enterprise Recommendedのページの「セキュリティとOSアップデートのサポート」の表。Xperia 10 VIIIはセキュリティ更新プログラムのサポート終了日2032年8月・出荷バージョンAndroid 16、Xperia 10 VIIは2031年8月・Android 15、Xperia 10 VIは2028年6月・Android 14で、どれもセキュリティ更新の頻度は90日ごと
日本の法人向けのページ。10 VIのセキュリティの更新は2028年6月まで出典: ソニーマーケティング(Xperia 公式サイト)(引用)

なぜ情シスが確かめるのか

OSの大きな更新が止まっても、セキュリティの更新が続く間は、すぐに危なくなるわけではありません。ただ、業務のアプリやMDM(会社の端末をまとめて管理する仕組み)は、対応するAndroidの版を後から引き上げることがあります。

また、発売時に示された更新の約束が、あとから変わることがあると分かりました。端末を何年使うかの計画は、約束が変わったときに見直せるようにしておきます。

大きな更新には、別の注意もあります。日本のSIMフリーのモデルでは、2025年11月26日のAndroid 16への更新のあと、FeliCaの電子決済が反応しない場合があり、12月2日から配信が止まりました。12月15日の更新で直っています。

影響する会社・しない会社

  • 影響する: Xperia 10 VIを社用スマホとして配っていて、Android 17への更新を計画に入れていた会社です。
  • 影響する: 海外の拠点や出張者に、海外向けのXperia 10 VIを持たせている会社です。今回のお知らせを前提に計画を見直します。
  • 影響する: MDMで「Androidの最低の版」を決めている会社です。将来17以上を条件にすると、この端末は満たせません。
  • 影響しない: ほかのXperiaだけを使っている会社です。ソニーは、ほかの機種には影響しないとしています。
  • 影響しない: セキュリティの更新が終わる前に、Xperia 10 VIを入れ替える計画がすでにある会社です。

情シスが今日やること

  1. 台数と配り先を数える。 MDMの端末の一覧で、Xperia 10 VIの台数と、日本向けか海外向けか、どの通信会社かを確かめます。
  2. セキュリティパッチレベルを見る。 MDMで端末ごとのパッチの日付を見ます。Microsoft Intuneなら、コンプライアンスポリシーの「最低限のセキュリティ パッチ レベル」で、古いままの端末を非準拠にできます。基準の日付を厳しくしすぎると、配信を待っているだけの端末まで非準拠になります。ソニーが示す頻度(90日ごと)を目安に、余裕を持たせて決めます。
  3. 入れ替えの期限を決める。 日本向けは、セキュリティの更新が2028年6月までです。その前に入れ替える日程を決め、予算に入れます。
  4. 調達の条件に更新の期間を書く。 次の機種では、OSの更新の回数と、セキュリティの更新が終わる年月を、見積もりや仕様書に書いてもらいます。約束が変わったときの知らせ方も決めておきます。
  5. 大きな更新は少数で先に試す。 決済や業務のアプリが動くかを確かめてから、全員に広げます。

MDMの製品ごとの違いは、MDM・UEMの製品の地図 2026年秋 15製品を対応OSと機能で図解にまとめています。発表そのものの内容は、TECHNOVAのソニー、Xperia 10 VIのAndroid 17への更新を取りやめ 海外で約束した「3回」を守れず謝罪、日本向けはもともと最大2回でも紹介しています。

よくある質問

Q社用のXperia 10 VIは、すぐに買い替えないといけませんか。

Aすぐに替える必要はありません。ソニーは、セキュリティの更新を発売から4年続けるとしています。日本向けのソニーの法人のページでは、Xperia 10 VIのセキュリティの更新の終わりは2028年6月です。それまでに入れ替える計画を立て、予算に入れておきます。

Q日本で買ったXperia 10 VIにも、Android 17は来ませんか。

Aソニーのお知らせは英国のサイトに載ったものです。日本のソニーのサイトでは、10月19日の時点で、同じお知らせも、日本向けにAndroid 17を配る予定も確かめられませんでした。日本のSIMフリーのモデルには、Android 15とAndroid 16が配られています。社用の端末は、Android 16が最後の大きな更新になる前提で計画するのが安全です。

QMDMでは何を見ればよいですか。

A端末ごとのAndroidの版と、セキュリティパッチレベル(どの月までのセキュリティの修正が入っているか)を見ます。Microsoft Intuneなら、コンプライアンスポリシーの「最低限のセキュリティ パッチ レベル」で、古いままの端末を非準拠にできます。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月19日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

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