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電子書籍「Renta!」がサービス一時停止 不正アクセスの可能性で再開未定

パピレスは、電子書籍販売サイト「Renta!」のサーバーへの外部からの不正なアクセスの可能性を10月18日に把握し、サービスを一時停止したと適時開示しました。再開の時期は未定です。公式の発表に書かれていること・まだ書かれていないことと、社員が会社のメールで登録している会社の情シスが今日やることをまとめます。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
文字
電子書籍「Renta!」がサービス一時停止 不正アクセスの可能性で再開未定

この記事のまとめ

  • パピレスは10月18日、電子書籍販売サイト「Renta!」のサーバーへの外部からの不正なアクセスの可能性を把握し、サービスを一時停止しました。
  • 個人情報やクレジットカード情報への影響、不正アクセスの中身、再開の時期は、10月19日時点の発表に書かれていません。再開は未定です。
  • 情シスは、会社のメールで登録している社員の把握、パスワードの使い回しの確認、Renta!を名乗る連絡への注意を、続報を待たずに進めます。
こんな方に#20代#30代#40代#50代#60代実務

電子書籍の販売サイト「Renta!」を運営する株式会社パピレス(東証スタンダード・3641)は、Renta! のサーバーに外部から不正なアクセスがあった可能性を把握し、サービスを一時停止したと公表しました。再開の時期は未定です。公式の発表に書かれていることと、まだ書かれていないことを分けて整理します。

何が起きたか

パピレスが2026年10月19日に出した適時開示によると、同社は10月18日(日)に、Renta! のサーバーへの外部からの不正なアクセスの可能性を把握しました。そのため Renta! のサービスを一時停止し、緊急メンテナンスを行っています。

不正アクセスの詳しい内容は、公表の時点で調査中としています。業績への影響は精査中で、影響額はまだ算定できていないとしています。

適時開示は、上場会社が投資家に向けて重要な事実を知らせる仕組みです。この文書は東京証券取引所の TDnet に載り、パピレスの IR ニュースにも同じ PDF が並んでいます。

株式会社パピレスの2026年10月19日付の文書「当社が運営する電子書籍販売サイト『Renta!』のサービス一時停止に関するお知らせ」の1ページ目。10月18日にRenta!のサーバーへの外部からの不正なアクセスの可能性を把握し、サービスを一時停止して緊急メンテナンスを行っていること、不正アクセスの詳細は調査中で再開時期は未定であること、業績への影響額は算定できていないことが書かれている
パピレスが10月19日に適時開示したRenta!のサービス一時停止のお知らせ出典: 株式会社パピレス(引用)

時系列

日付 公式の発表に書かれていること・編集部が確かめたこと
2026年10月18日(日) Renta! のサーバーへの外部からの不正なアクセスの可能性を把握。サービスを一時停止し、緊急メンテナンスを始める(適時開示)
2026年10月19日(月) 適時開示「当社が運営する電子書籍販売サイト『Renta!』のサービス一時停止に関するお知らせ」を公表
2026年10月19日(月)14時40分ごろ 編集部が確認。Renta! のサイトは、トップもヘルプもメンテナンスの画面

何が止まっているか

適時開示には、Renta! のサービスを一時停止したとだけあります。購入や閲覧など、機能ごとの書き分けはありません。

Renta! のサイトには、臨時のサーバーメンテナンスのためサービスを一時停止している、というお知らせが出ています。メンテナンスの間に閲覧できなかったレンタル作品については、別途の対応を検討するとしています。パピレスの説明では、Renta! は2007年に始めた電子書籍のレンタルサイトで、コミックを中心に48時間のレンタルを扱っています。

Renta!のロゴの下に、臨時のサーバーメンテナンス実施のため現在サービスを一時停止していること、メンテナンス期間中に閲覧できなかったレンタル作品については別途対応を検討すること、復旧に向けた対応を進めていることが書かれた画面
Renta!のサイトに出ているメンテナンスのお知らせ出典: 株式会社パピレス(引用)

この画面は「臨時のサーバーメンテナンス」とだけ書き、不正アクセスの可能性には触れていません。不正アクセスの可能性を書いているのは、投資家向けの適時開示のほうです。

編集部が10月19日14時40分ごろに確かめたところ、英語版の Renta! も同じ趣旨の英語の画面でした。台湾向けの繁体字版のサイトは表示されていました。スマホのアプリ「マンガ Renta!」で読めるかどうかは、どちらのお知らせにも書かれていません。

発表にまだ書かれていないこと

10月19日時点の公式の発表は、適時開示1枚とメンテナンスの画面だけです。次のことはまだ書かれておらず、この記事も推測しません。

項目 10月19日時点の発表
不正アクセスの中身 可能性を把握した段階。経路や手口は調査中
個人情報 漏えいの有無も、対象の項目も書かれていない
クレジットカード情報 書かれていない
再開の見通し 未定
利用者の問い合わせ窓口 書かれていない
アプリ 書かれていない

書かれていないことは、影響が無いとも有るとも読めません。適時開示の問い合わせ先は、開示の内容についての窓口で、利用者向けではありません。Renta! のヘルプのページも同じサイトにあり、今は開けません。

適時開示が先に出て、詳細は後から出る

適時開示は投資家向けの第一報で、今回の文書も1枚です。原因や対象の情報は「調査中」とされ、詳しいことは後の発表で出ることがあります。

たとえば電子書籍ストアのコミックシーモアは、10月15日にサービスを止めました。翌16日の発表で、会員のメールアドレスなどが流出したと公表しています。経緯はコミックシーモアの記事にまとめました。2つの件の関係は、どちらの発表にも書かれていません。

情シスにとっての教訓は、第一報の時点で「個人情報は書かれていないから大丈夫」と社内に伝えないことです。続報で対象が分かってから動くと、なりすましの連絡に後れをとります。

影響する人・会社、しない人・会社

  • 影響する: Renta! の利用者です。10月19日時点で、Renta! のサイトは開けません。
  • 影響する(可能性): 社員が会社のメールアドレスで Renta! に登録している会社です。対象の情報にメールアドレスが含まれると分かった場合、会社のメールに偽の連絡が届きやすくなります。
  • 影響する(可能性): 会社のカードや経費で、Renta! の電子書籍を買っている会社です。カード情報への影響は発表に書かれていません。
  • 影響しない(今の時点): Renta! を使っていない人・会社です。ただし、Renta! を名乗る偽の連絡は、だれにでも届きえます。

会社・情シスが今日やること

  1. 使っている人を把握する: 会社のメールアドレスで Renta! に登録している社員と、会社のカードで買っている部署を確かめます。
  2. パスワードの使い回しを止める: Renta! と同じパスワードを会社のシステムで使っていないか、社員に確かめてもらいます。使っていたら会社側を先に変えます。考え方はブックオフの不正アクセスの記事にもまとめています。
  3. なりすましに注意を出す: 「お詫び」「レンタル期間の補償」「再開のお知らせ」を名乗るメールや SMS のリンクを開かないよう、社内に知らせます。
  4. カードの明細を見る: 会社のカードで買っている部署は、見覚えのない請求がないか確かめます。カード情報への影響は分からないので、備えとして行います。
  5. 続報を公式で追う: パピレスの IR ニュースと Renta! のサイトで続報を確かめます。対象の情報が分かったら、社内に知らせ直します。

今後の見通し

パピレスは、不正アクセスの調査の結果や再開の時期など、新しい事実が分かれば速やかに公表するとしています。業績への影響も、開示すべき事項が分かれば知らせるとしています。対象の情報や再開の日が出たら、この記事も更新します。

よくある質問

QRenta! はいつ再開しますか。

A10月19日の適時開示では、再開の時期は未定です。パピレスは、再開の時期などが分かったら速やかに公表するとしています。

Q個人情報やクレジットカード情報は漏れたのですか。

A10月19日時点の発表には、個人情報やカード情報について何も書かれていません。漏えいがあったとも無かったとも書かれておらず、不正アクセスの詳しい内容は調査中です。

Q停止中に読めなかったレンタル作品はどうなりますか。

ARenta! のメンテナンスの画面に、メンテナンス期間中に閲覧できなかったレンタル作品については別途対応を検討すると書かれています。具体的な内容はまだ発表されていません。

Qどこに問い合わせればよいですか。

A利用者向けの問い合わせ窓口は、適時開示にもメンテナンスの画面にも書かれていません。適時開示の問い合わせ先は開示の内容についての窓口です。Renta! のヘルプのページもメンテナンス中で、10月19日時点では開けません。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月19日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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