本文へ移動
情シスのミカタ
事故・障害約2分で読めます

裁判書類提出「mints」でサインイン障害 最高裁、書面での申立ても案内

民事裁判の書類をオンラインで提出するシステム「mints」で、2026年10月15日朝からサインインできないなどの障害が発生しています。最高裁判所は原因を調査中とし、弁護士などには書面での申立ても検討するよう案内。重要なオンライン手続きが止まったときの備えを整理します。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
文字
裁判書類提出「mints」でサインイン障害 最高裁、書面での申立ても案内

この記事のまとめ

  • 民事裁判の書類をオンラインで提出するシステム「mints」で、2026年10月15日の午前9時頃から障害が発生しています。
  • サインインできない、事件が表示されない、記録一覧画面が表示されないなど、不安定な状況だと最高裁判所が公表しました。
  • 最高裁は原因を確認中で、電子申立てが義務の弁護士などには、必要に応じて書面での申立ても検討するよう案内しています。
こんな方に#30代#40代#50代#60代実務

民事裁判の書類をオンラインで提出するシステム「mints(ミンツ)」で、2026年10月15日の朝から障害が発生しています。最高裁判所が、システムの稼働状況として公表しました。裁判手続きのデジタル化が進むなかで、その中核となるシステムが止まった事例として、情シスの目線でも参考になります。

何が起きているのか

最高裁判所の告知によると、2026年10月15日の午前9時頃から、mintsで「サインインができない」「事件が表示されない」「記録一覧画面が表示されない」など、不安定な状況が確認されています。最高裁は、原因の確認と対応を検討中としています。

最高裁判所の裁判所ウェブサイト『民事裁判手続のデジタル化』のページに掲載されたお知らせ。システムの稼働状況として、本日(10月15日)午前9時頃からサインインができない、事件が表示されない、記録一覧画面が表示されないなど不安定な状況が確認されていること、原因の確認と対応を検討中であること、電子申立て義務のある弁護士等の訴訟代理人もmintsによらず書面による申立て等が可能であることが記載されている
最高裁判所が公表したmintsの稼働状況のお知らせ出典: 最高裁判所(引用)

mintsは、2026年5月21日に始まった「フェーズ3」で、訴状の提出から判決の送達までをオンラインでできるようにした仕組みで、弁護士などの訴訟代理人はオンラインでの手続きが義務づけられています。最高裁は、この障害でmintsを使った申立てができない場合には、mintsによらず書面での申立ても可能だとし、必要に応じて書面での提出を検討するよう案内しています。個別の事件の進行については、事件が係属している裁判所に問い合わせるよう呼びかけています。

影響する会社・しない会社

直接の影響を受けるのは、民事裁判の手続きをする弁護士や、訴訟に関わる企業の法務部門です。とくに、提出の期限が迫っているときに手続きができないと、業務への影響が大きくなります。裁判手続きを使わない会社には直接の関係はありませんが、「オンラインが義務づけられた手続きが止まったときにどうするか」という論点は、電子申告や電子契約など、ほかの重要なオンライン手続きを使うすべての組織に共通します。

情シスが今日やること

今回のような「重要な外部システムの障害」は、自社のシステムが正常でも起こりえます。情シスとして、次の備えを確認しておきたいところです。

  • 止まったときの代替手段を決めておく: 義務化されたオンライン手続きでも、障害時に書面など別の方法が認められていることがあります。使っている重要な外部システムごとに、止まったときの代替手段と、その条件を調べておきます。
  • 期限のある手続きを把握する: 申告・提出・契約など、期限のある手続きを一覧にし、システム障害で間に合わないおそれがあるときの連絡先・猶予の扱いを確認します。今回も、個別の事情は係属する裁判所へ、と案内されています。
  • 公式の障害情報の見方を共有する: 外部システムの障害は、提供元の公式サイトや公式のお知らせで発表されます。どこを見れば稼働状況が分かるかを、関係者で共有しておきます。
  • 「外部も落ちる」前提で考える: 自社システムだけでなく、頼っている外部のサービスも止まりうると考え、重要な業務ほど、代替の段取りを用意しておきます。

デジタル化が進むほど、オンラインのシステムに依存する手続きは増えます。便利になる一方で、止まったときの影響も大きくなります。「止まったらどうするか」をあらかじめ決めておくことが、いざというときに落ち着いて動くための備えになります。

よくある質問

Qmintsとは何ですか。

A民事裁判の書類をオンラインで提出できる、最高裁判所のシステム「民事裁判書類電子提出システム」です。2026年5月21日に始まった「フェーズ3」で、訴状の提出から判決の送達までの手続きがオンラインでできるようになり、弁護士などの訴訟代理人はオンラインでの手続きが義務づけられています。

Qどんな障害ですか。

A最高裁によると、2026年10月15日の午前9時頃から、サインインができない、事件が表示されない、記録一覧画面が表示されないなど、不安定な状況が確認されています。原因の確認と対応を検討中としています。復旧の見通しは、本記事の時点では示されていません。

Q手続きができない場合はどうなりますか。

A最高裁は、電子申立ての義務がある弁護士などの訴訟代理人も、障害によりmintsで申立てができない場合には、mintsによらず書面での申立ても可能だとしています。必要に応じて書面での提出を検討するよう案内しています。個別の事件の進行については、事件が係属している裁判所に問い合わせるよう呼びかけています。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月15日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

役に立ったら、いいねと共有をお願いします