JavaScriptのテストの道具「Vitest」で、開発サーバーに関わる欠陥2件が、10月22日(日本時間)に公表されました。1件は、Vitest 5の開発サーバーから、.envや秘密鍵、.gitなどが読めてしまうものです。もう1件は、モックの登録の窓口から、任意のコードを差し込めるものです。どちらも、Vitestが通信の待ち受けをしているときに、そのサーバーに届く人がいると起きます。開発者のパソコンやCIで、待ち受けを外に出していないかを確かめてください。
CVE-2026-112948: .envや鍵、.gitが読める

Vitestの勧告によると、Vitest 5では、Viteの「この場所のファイルは出さない」という設定(server.fs.deny)が、Vitestの開発サーバーで思ったとおりに効いていませんでした。そのため、サーバーによっては、Viteがふだん出さないファイルが、ふつうのHTTPで読めました。
- 読めるもの: .env、秘密鍵や証明書、.npmrc、.git、Vitest自身の認証の鍵のファイル(.vitest-secret-token)
- 起きる場面: UI(--ui)、ブラウザのモード、APIを有効にして、Vitestが待ち受けをしているとき。ふつうのvitestとvitest runは待ち受けをしないので対象外
- ブラウザのモードで複数のプロジェクト(test.projects)を使う場合: 開発者が別の悪いWebサイトを開くと、そのサイトから.envの値の一部を読まれうる
- 認証の鍵を取られると: UIやAPIを使えるようになり、設定によってはテストのファイルを書き換えて動かせる
勧告は、影響を受けるのはVitestを動かしている機械だけで、作ったアプリには影響しないとしています。Vitest 4以前は対象外です。
| 部品 | 対象 | 修正版 |
|---|---|---|
| vitest(@vitest/ui、@vitest/browser) | 5.0.0-beta.6以上5.0.5未満 | 5.0.5 |
| vite-plus | 1.0.0-rc.0以上1.3.0未満 | 1.3.0 |












