undiciのサービス停止につながる脆弱性2件が、2026年10月23日にGitHub Advisory Databaseへ掲載されました。別の勧告では、fetch()で応答の整合性検証を回避できる欠陥も示されています。欠陥ごとに対象の版と発生条件が異なるため、利用版に加えて、EventSourceや整合性検証を使う処理の確認が必要です。
停止の欠陥2件は、対象となる開始版が異なる
CVE-2026-109869は、過剰なcontent-encodingによって処理されないエラーが起き、サービス拒否に陥る欠陥です。深刻度は「High」です。対象は6.23.0以上6.29.1未満、7.18.0以上7.30.1未満、8.0.0以上8.12.2未満です。
もう1件のCVE-2026-109924は、サーバーから継続的にデータを受け取るSSE接続の処理に関係します。悪意ある接続先が応答を制御すると、undiciのEventSourceがメモリ不足に陥る恐れがあります。深刻度は「Moderate」です。
アプリ側はEventSourceの接続を維持しているだけで影響を受けます。受信バイト数を制限しても、データを解析する処理が保持する状態を抑えられず、圧縮応答の展開でプロセスが停止する可能性があります。勧告は影響をサービスの稼働継続に限定し、回避策はないとしています。
こちらの対象は6.5.0以上6.29.1未満、7.0.0以上7.30.1未満、8.0.0以上8.12.2未満です。停止の欠陥2件はいずれも6.29.1、7.30.1、8.12.2で修正されています。片方の対象外でも、もう片方に該当する場合がある点に注意が必要です。












