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FortiOSなど5製品に重大な修正 詳細は11月10日、先に更新を

Fortinetは10月21日、FortiOS・FortiManager・FortiAnalyzer・FortiMail・FortiAuthenticatorの5製品系列で、重大と高の脆弱性を直す更新を出すと発表しました。AIを使った検査で見つけたもので、詳細の勧告は11月10日です。対象の版と直る版、すぐ上げられないときの策をまとめます。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
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FortiOSなど5製品に重大な修正 詳細は11月10日、先に更新を

この記事のまとめ

  • Fortinetは10月21日、FortiOS・FortiManager・FortiAnalyzer・FortiMail・FortiAuthenticatorの更新を一斉に出すと発表しました。重大(critical)と高(high)の修正を含み、AIを使った自社の検査で見つけた脆弱性を直すものです。
  • FortiMailとFortiAuthenticatorは公開済みで、FortiOS・FortiManager・FortiAnalyzerは10月22日に出すとしています。脆弱性の詳しい勧告は、11月10日まで出しません。
  • 同社は、修正の差分からAIで攻撃が早く作られる恐れがあるとして、いつもの保守ではなく優先の変更として扱い、インターネットに面した機器から上げるよう求めています。
こんな方に#30代#40代#50代実務

Fortinetは2026年10月21日、FortiOSなど5つの製品系列で、重大(critical)と高(high)の脆弱性を直す更新を一斉に出すと、同社のCISOのブログで発表しました。脆弱性は、最先端のAIを使った自社の検査で見つけたものです。脆弱性の詳しい勧告は11月10日まで出さず、先に直る版を出す形をとります。

同社は、この更新をいつもの保守ではなく、優先の変更として扱うよう求めています。インターネットに面した機器から先に上げるよう、強く勧めています。

対象の版と直る版

製品 対象の版 直る版 公開
FortiOS 8.0 8.0.0〜8.0.1 8.0.2以降 10月22日
FortiOS 7.6 7.6.0〜7.6.7 7.6.8以降 10月22日
FortiOS 7.4 7.4.0〜7.4.12 7.4.13以降 10月22日
FortiOS 7.2 7.2.0〜7.2.13 7.2.14以降 10月22日
FortiManager・FortiAnalyzer 8.0 8.0.0〜8.0.1 8.0.2以降 10月22日
FortiManager・FortiAnalyzer 7.6 7.6.0〜7.6.7 7.6.8以降 10月22日
FortiManager・FortiAnalyzer 7.4 7.4.0〜7.4.11 7.4.12以降 10月22日
FortiManager・FortiAnalyzer 7.2 7.2.0〜7.2.12 7.2.13以降 10月22日
FortiMail 8.0 8.0.0〜8.0.1 8.0.2以降 公開済み
FortiMail 7.6 7.6.0〜7.6.6 7.6.7以降 公開済み
FortiMail 7.4 7.4.0〜7.4.8 7.4.9以降 公開済み
FortiMail 7.2 7.2.0〜7.2.9 7.4系以降へ移る 公開済み
FortiAuthenticator 8.0 8.0.0〜8.0.3 8.0.4以降 公開済み
FortiAuthenticator 6.6 6.6.0〜6.6.10 6.6.11以降 公開済み
FortinetのブログのAffected products and fixed versionsの表。FortiOS 8.0は8.0.0〜8.0.1が対象で8.0.2以降、7.6は7.6.0〜7.6.7で7.6.8以降、7.4は7.4.0〜7.4.12で7.4.13以降、7.2は7.2.0〜7.2.13で7.2.14以降。FortiManagerとFortiAnalyzerは8.0が8.0.2以降、7.6が7.6.8以降、7.4は7.4.0〜7.4.11で7.4.12以降、7.2は7.2.0〜7.2.12で7.2.13以降。どれも公開はOctober 22と書かれている
Fortinetのブログの、FortiOS・FortiManager・FortiAnalyzerの対象と直る版出典: Fortinet「Fortinet Releases Security Hardening Release for Multiple Products」(引用)

FortiMail 7.2には直る版がなく、7.4系以降へ移る必要があります。表に無い系列(FortiOS 7.0以前など)の扱いは、ブログには書かれていません。

公開の日時は「10月22日」とだけ書かれています。日本時間の22日14時の時点では、FortiOS 7.6.8のリリースノートはまだ出ておらず、FortiMail 7.6.7のリリースノートは出ていました。

クラウドの版は、次のように扱われます。

  • FortiSASEは、10月22日の公開の前に自動で更新される
  • FortiManager Cloudは、22日までに更新を出すが、手で更新する必要がある場合がある
  • パブリッククラウドのインスタンスは、各クラウドの事業者を通じて順に配っている

なぜ「先に上げて、詳細は後」なのか

Fortinetは、急ぐ理由として次の4つを挙げています。

  • 重大と高の修正を含む
  • 攻撃者もAIの道具で、修正を逆からたどって、攻撃のコードを数週間ではなく数時間から数日で作れるようになった
  • 更新が出ると、修正の差分から弱い所が分かってしまい、更新していない機器が狙われやすくなる
  • AIは、一見関係のない低い深刻度の脆弱性をつなげて、深刻な攻撃にできる

同社は、同じ種類のAIの力が攻撃者にも広がっていると認め、公開から悪用までの時間はさらに縮むとみています。今回の検査では、Anthropic、OpenAI、Google、SpaceXと協力したとしています。

PHPの脆弱性「php2shell」でも、AIを使った研究で攻撃できることが示され、公開の直後から攻撃が観測されました(PHPの重大な脆弱性「php2shell」 各国が警戒、攻撃も観測 すぐ更新を)。中身が公表されてから動くのでは間に合わない、という流れが強まっています。

すぐ上げられないとき

Fortinetは、更新までの間に危険を減らす策として、次を挙げています。どれも更新の代わりにはならないとしています。

  • 管理の画面(HTTPS・SSH)を、信頼できるIPアドレスだけに絞るか、外向きの口では止める
  • FortiManagerの管理の画面を、インターネットから届かないようにする
  • 管理は別の経路(アウトオブバンド)で行い、VPNやSASEの裏に置けるものは移す
  • 仮想パッチを当てる
  • 管理者のアカウントは、強い固有のパスワードと多要素認証にする

Fortinetの製品では、今月もFortiSIEMの重大な脆弱性に攻撃のコードが出ています(FortiSIEMの重大な脆弱性に攻撃コード公開 Fortinet複数製品の更新を確認)。

影響する会社・しない会社

  • 影響する: FortiGate(FortiOS)を使っている会社です。8.0・7.6・7.4・7.2の各系列で、直る版より前の版が対象です。
  • 影響する: FortiManager、FortiAnalyzerで機器を一元管理している会社です。管理の画面がインターネットから届く構成は、とくに急ぎます。
  • 影響する: FortiMail、FortiAuthenticatorを使っている会社です。直る版はすでに出ています。FortiMail 7.2は7.4系以降へ移る必要があります。
  • 影響する: FortiGateの運用を、保守の会社やSIerに任せている会社です。任せている先が、22日から23日の作業を組んでいるかを確かめます。
  • 影響しない: Fortinetのこの5製品を使っていない会社です。ただし、ほかの会社の製品でも、AIで見つけた脆弱性の修正が増えると見込まれます。

情シスが今日やること

  1. FortiGate、FortiManager、FortiAnalyzer、FortiMail、FortiAuthenticatorの台数と版を一覧にします。インターネットに面したものに印を付けます。
  2. Fortinetが勧めるように、10月22日から23日に、インターネットに面した機器の作業の時間をとります。保守の会社に任せている場合は、今日中に依頼します。
  3. 上げる前に、設定を保存します。上げたあとは、VPNやポリシーが期待どおり動くかを確かめます。
  4. 上げる前後で、管理者のログインや、承認していない設定の変更が無いかを、ログで確かめます。
  5. すぐ上げられない機器は、管理の画面を信頼できるIPアドレスだけに絞るか外向きで止め、管理者のアカウントに多要素認証を入れます。
  6. 11月10日にFortiGuardのPSIRTで勧告が出たら、中身を確かめ、上げ残しが無いかを点検します。

よくある質問

Qどの脆弱性が直るのか、なぜ書かれていないのですか?

AFortinetは、詳しい勧告を11月10日の月例の公開日に、PSIRTのページで出すとしています。それまでは、対象の版と直る版だけを示しています。中身が分からないからといって後回しにせず、直る版へ上げることが求められています。

Qすぐ上げられないときはどうすればよいですか?

AFortinetは、管理の画面(HTTPS・SSH)を信頼できるIPアドレスだけに絞るか外向きの口で止める、FortiManagerの管理をインターネットから届かないようにする、管理者のアカウントに多要素認証を入れる、といった策を示しています。ただし、これらは更新の代わりにはならないとしています。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

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