本文へ移動
情シスのミカタ
コラム約9分で読めます

【AI対談】ヘルプデスク、どこまで受ける? Claude・Gemini・Grokが語る

自宅のプリンター、私物のパソコン、会議室の蛍光灯。情シスに届く「これは情シスの仕事?」という頼みごとの線引きを、Claude・Gemini・Grokの3つのAIに語り合ってもらいました。角を立てない断り方とつなぎ方、線が少しずつ広がる問題、例外の相談枠まで。発言は各AIの出力です。

公開 情シスのミカタ編集部AIにより執筆チェック済み
文字
【AI対談】ヘルプデスク、どこまで受ける? Claude・Gemini・Grokが語る

この記事のまとめ

  • 迷う頼みごととして、自宅のプリンター、私物のパソコンの初期設定、会議室の蛍光灯が挙がりました。困っている気持ちは本物なので、基準がほしいという点で3者がそろいました。
  • 断るときは次の一歩を示す、受けられる半分を伝える、参考の情報で寄り添う。ツッコミ合いでは、線が少しずつ広がる問題と「例外の相談枠」へ話が進みました。
  • 受付フォームに対応できることを書く、つなぎ先つきの定型文を3つ作る、チャットに範囲をピン留めする、と明日から試せる工夫が並びました。
こんな方に#20代#30代#40代#50代はじめて

こんにちは、ミカタ編集部です。

「パソコンに詳しいから」と、情シスにはいろいろな頼みごとが届きます。自宅のWi-Fi、私物のスマホ、会議室の電球。困っている人を前に、どこまで受けるかは悩ましいところです。

今回は、YOBITSUGI AI を使って、Claude・Gemini・Grok の3つのAIに語り合ってもらいました。発言は各AIの出力そのままで、編集部は改行と強調を足しただけです。

登場する AI

  • Claude(編集部が作ったキャラクター)

    ClaudeAnthropic ・ Claude Sonnet 5.5

    受ける・つなぐ・相談枠で整理

  • Gemini(編集部が作ったキャラクター)

    GeminiGoogle ・ Gemini 3.1 Pro(プレビュー)

    寄り添いすぎて専属にならない

  • Grok(編集部が作ったキャラクター)

    GrokxAI ・ Grok 4.7

    線が少しずつ広がる問題に厳しい

AI の発言は、YOBITSUGI AI から各社のモデルに2026年10月19日に聞いた出力です(編集部は長さを詰めただけで、言っていないことは足していません)。各社の公式の見解ではありません。キャラクターは編集部が作ったイメージです。各社の名前は各社の商標です。

自己紹介 「これは情シスの仕事?」と迷うのは

まずは名乗ってもらい、迷う頼みごとの場面を聞きました。話す順番は、回ごとに入れ替えています。

ミカタ編集部

まずは自己紹介を。情シスへの頼みごとで「これは情シスの仕事?」と迷うのは、どんな場面だと思いますか?

Gemini

GoogleのGeminiです。Grokさん、Claudeさん、本日はよろしくお願いします。情シスの仕事かどうか迷う頼みごとって、よくありますよね。

例えば、「自宅のプリンターがWi-Fiに繋がらないから教えて!」と、テレワーク中の社員さんから相談されるような場面が考えられます。仕事の資料を印刷したいというお急ぎの事情はとてもよく分かるのですが、ご家庭のネットワークや私物の機器までサポートするのか、線引きに悩むあるあるではないでしょうか。

Grok

xAIのGrokです。よろしくお願いします。情シスの仕事かどうか迷う頼みごと、よくありますよね。例えば、社員の方から「新しく購入した私物のパソコンの初期設定を見てほしい」と頼まれるという場面が考えられます。詳しい人に聞いてみたいというお気持ちはとても分かりますが、業務外の対応までどこまで受けるか、線引きに悩むあるあるではないでしょうか。

Claude

AnthropicのClaudeです。お二人の例は私物の機器ですね。私は、業務に関係はあるけれど情シスの持ち物ではない場面も迷うと思います。例えば「会議室の蛍光灯が切れたので見てほしい」と、パソコンの近くにあるからという理由で頼まれる場面が考えられます。困っている気持ちは本物なので、まず受けるか、総務へつなぐかを決める基準がほしいですね。

私物の機器と、会社の物でも情シスの持ち物ではない物。迷う頼みごとは、この2つに分けられそうです。

情シスの窓口に、パソコンのほか電球・電子レンジ・扇風機・スマホを持った社員が並び、ロボットたちが受ける物と受けない物を分けた案内板を指さしている(イラスト)
電球や電子レンジまで持ち込まれる情シスの窓口イラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

角を立てずに断る・つなぐ言い方

次は、業務の外の頼みごとを、角を立てずに断ったり、ほかへつないだりする言い方です。

ミカタ編集部

業務の外の頼みごとを、角を立てずに断る・つなぐには、どう言えばいいですか?

Grok

業務外の頼みごとを断るときは、「申し訳ありませんが、情シスの範囲外です。担当部署をご案内しますね」と次の一歩を示すと角が立ちにくいです。例えば、社員の方から「個人で買ったタブレットの初期設定をお願いします」と頼まれるという場面が考えられます。詳しい人に頼りたいお気持ちは分かりますが、丁寧に線を引くあるあるですね。

Claude

私は「断る」より「何ならできるか」を先に言うのがいいと思います。例えば私物の機器の相談なら「設定そのものは見られませんが、会社のアカウントでつなぐ部分なら一緒に確認できます」と伝える場面が考えられます。Grokさんの「担当部署をご案内」に加えて、受けられる半分を示すと、断られた感じが薄れます。

Gemini

Grokさんの「次へつなぐ」も、Claudeさんの「できる部分を伝える」も素敵ですね。私からは「情報提供で寄り添う」のはどうでしょうか。例えば、「部署で使うExcelマクロを代わりに組んで!」と頼まれるような場面が考えられます。業務を効率化したいお気持ちはよく分かるので、「作成自体はお受けできませんが、参考になる解説サイトや過去のサンプルなら探しますよ」とお伝えすると、角を立てずに線引きできるあるあるではないでしょうか。

次へつなぐ、受けられる半分を示す、参考の情報を渡す。どれも「断って終わり」にしない言い方です。

窓口の社員の横で、ロボットが別の担当の窓口を手で示し、頼みごとをつないでいる(イラスト)
業務の外の頼みごとを、別の窓口へつなぐイラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

ツッコミ合い 線は少しずつ広がる

ここからは、ほかの2人へのツッコミです。この回だけ2周しています。

ミカタ編集部

ほかの 2 人の話を聞いて、ツッコミたいところはありますか?

Claude

Geminiさんの「情報提供で寄り添う」は親切だと思う一方、気になる点もあります。解説サイトを探す手間が毎回の定番になり、結局は情シスの時間が溶けていく場面が考えられます。Grokさんの「担当部署をご案内」は線引きがはっきりしていますが、案内先が曖昧だと冷たく聞こえないでしょうか。お二人はどう思いますか?

Gemini

Claudeさん、鋭いですね。確かに「参考サイト送りますね」から始まって、結局「この設定画面が分からない」と聞かれ続け、気づけばその部署の専属インストラクターになってしまう場面が考えられます。情シスの優しさが自分の首を絞めるあるあるですよね。だからこそ、Grokさんのように「ここから先は管轄外です」としっかり案内する基準もセットで必要だと気づかされました。冷たく聞こえないよう、社内ポータル等で事前に線引きを周知しておきたいですね。

Grok

ClaudeさんとGeminiさんの指摘、どちらもその通りだと思います。ただ、冷たくならないよう次の一歩を示しても、社員の方から「じゃあこの部分だけ見てほしい」と範囲を狭めて頼まれるという場面が考えられます。線を引いたつもりが、少しずつ広がってしまう情シスあるあるですね。

Grok

ClaudeさんとGeminiさんの「時間を取られる」「専属になる」という指摘、痛いところですね。ただ、ポータルで線引きを知らせても、社員の方から「見ましたけど、今回は特殊なので例外で」と確認されるという場面が考えられます。周知がまた説明の時間を生む情シスあるあるではないでしょうか。

Claude

Grokさんの「範囲が少しずつ広がる」も「今回は例外で」も、本当にありそうですね。そこで、例外を一律に断らず「例外の相談枠」をあらかじめ決めておく手があると思います。例えば「例外のご相談は、毎週金曜の午後に受けます」と伝える場面が考えられます。Geminiさん、ポータルに載せる線引きは、どのくらい細かく書くのがちょうどいいと思いますか?

Gemini

Grokさんの「例外で」というお話、よく分かります。Claudeさんご質問のポータルの線引きですが、細かく書きすぎると「私の件は対象外リストにないから情シスで対応してもらえるはず!」と持ち込まれる場面が考えられます。熱心に読んでいただいた結果の独自の解釈、あるあるですね。ですから「会社貸与品と指定ツール以外は原則対象外」とシンプルに書き、まずはClaudeさんの例外相談枠へ誘導するのがちょうどいい塩梅だと思います。

親切が定番になる、専属の先生になる、線が少しずつ広がる、周知しても「今回は例外で」。笑える「あるある」が重なったあと、例外をまとめて受ける枠と、短く書いた線引きに落ち着きました。

今日からできること AIたちのすすめ

明日から試せる、受ける範囲を伝える工夫を1つずつ挙げてもらいました。

ミカタ編集部

明日から情シスが試せる、受ける範囲を伝える工夫を 1 つずつ。

Gemini

明日から試せる工夫として、受付フォームの冒頭に「情シスで対応できること」をシンプルに提示するのはいかがでしょうか。例えば、「PC故障・アカウントロック」など情シス本来の業務を3つだけ目立つように書く場面が考えられます。「なんでも相談窓口」ではないとふんわり伝わり、社員さんに「私物の設定はここじゃないかも」と気づいていただくきっかけになりますよね。Claudeさんの例外枠やGrokさんの周知と合わせれば、効果抜群だと思います。

Claude

私は、返信の定型文を「つなぎ先つき」で 3 つだけ作ることを勧めます。例えば「私物の機器」「会議室の備品」「他部署のシステム」の 3 種類に、案内先と、情シスで受けられる部分を 1 行ずつ入れておく場面が考えられます。その場で言葉に迷わないので、言い方のぶれも減ります。Geminiさんのフォームの案と組み合わせられそうですね。

Grok

ほかのお二人の案に加えて、ヘルプデスクチャットのピン留めに「見るのは会社貸与のPCとアカウントだけ」と短く書いておく工夫はどうでしょう。例えば、社員の方から「自宅のルーターを再起動したけど繋がらない」とチャットしてくるという場面が考えられます。在宅で仕事ができないお気持ちは分かりますが、ピンを見て範囲を察してもらえると説明が一度で済むあるあるではないでしょうか。

工夫 何をするか 減るあるある
フォームに書く(Gemini) 受付のフォームの冒頭に、情シスで受ける内容を3つだけ目立つように書く 「なんでも相談窓口」と思われる
つなぎ先つきの定型文(Claude) 「私物の機器」「会議室の備品」「他部署のシステム」の3つに、案内先と受けられる部分を1行ずつ その場で言葉に迷う・言い方がぶれる
チャットにピン留め(Grok) ヘルプデスクのチャットに「見るのは会社貸与のPCとアカウントだけ」と短く固定する 同じ説明を毎回する

頼みごとの受け方そのものは、「ちょっといいですか」が1日に何十回 割り込みを減らす窓口と受付時間の決め方でもまとめています。

情シスの担当者とロボットたちが、受ける範囲を示す図を壁に貼り、付箋を整理している(イラスト)
受ける範囲の案内を、情シスとロボットで作るイラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI・OpenAI gpt-image-2.5-sunburst)

最後に、情シスのみなさんへひとこと

ミカタ編集部

最後に、情シスのみなさんへひとこと。

Grok

情シスのみなさん、明日から一つ、範囲を短く伝える工夫を試してみてください。社員の方の気持ちに寄り添いつつ、線を引くことが長く続けるコツです。

Gemini

Grokさんの言う通りですね。情シスのみなさんのサポートは社員さんの大きな支えです。明確な線引きと少しの寄り添いを上手く組み合わせて、お互いが気持ちよく働ける環境を作っていきましょう!

Claude

線を引くのは冷たくするためではなく、情シスが長く支え続けられる体制を守るためだと思います。迷ったら「受ける・つなぐ・相談枠」の3つから選べば大丈夫です。無理せずいきましょう。

編集部のまとめ 3つのAIの線の引き方

AI 線引きで大事にしたいこと
Claude 受ける・つなぐ・相談枠の3つから選ぶ。受けられる半分を先に伝える
Gemini 寄り添いすぎて専属にならない。線引きは短く、例外は相談枠へ
Grok 次の一歩を示して断る。線は少しずつ広がるので、短く何度も伝える

線を引くのは冷たくするためではなく、情シスが長く支え続けるため。3つのAIの話は、この一点に集まりました。まずは、つなぎ先つきの定型文を3つ作るところから始めてみませんか。

出典・参考

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月19日)

執筆

情シスのミカタ編集部AIにより執筆

書いた AI: AI記者(解説)

法令・官公庁の発表・企業の公式発表などの一次情報を調べて、情シス向けの解説・比較・テンプレの記事を書きます。数字と日付は出典と照らして確かめ、記事の最後に出典を載せています。使っているAI: Anthropic Claude。

監修

佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

メモ: 掲載時に自動で(しばらくの間)

記事は AI が一次情報を調べて書き、機械の検査を通してから公開しています。人が見ているもの・見ていないものはAI の使い方に書いています。まちがいに気づいたら訂正・ご指摘からお知らせください。直したら、記事の最後に何を直したかを書きます。

役に立ったら、いいねと共有をお願いします