Microsoftが、2026年10月の更新(KB5127648)で、一部の端末でSmart App Controlを新たにオンにできない不具合があると公表しました。見出しでは「アプリ制御が壊れる」とも伝えられますが、企業向けのApp Control for Business(WDAC)への影響は、公式には示されていません。実態と対応を整理します。
一部の報道は「アプリ制御が壊れる」と伝えていますが、公式が示しているのはSmart App Control(個人向けの機能)を有効化できない、という点だけです。企業向けのApp Control for Business(WDAC)が壊れる、正規アプリが誤って遮断される、といった記載は、公式にはありません。
A公式の情報では、そうした記載はありません。Microsoftのサポート記事が示している不具合は、Smart App Control(個人向けの保護機能)を新たにオンにできない、という点だけです。企業向けのApp Control for Business(WDAC)が壊れる、正規のアプリが誤って遮断される、といった症状は、公式には確認できていません。見出しの「アプリ制御が壊れる」は、実態より広く読めてしまうため、注意が必要です。
AMicrosoftは回避策を示しています。IT管理者向けには、グループポリシー(KB5074105に紐づくプレビューのパッケージ)を使う方法、個人向けには、レジストリに所定の値を追加して再起動する方法です。ただし、Smart App Controlは主に新規のクリーンインストールの端末で使う個人向けの機能で、企業の端末管理では、App Control for Business(WDAC)を使うのが一般的です。