Ciscoは2026年10月20日、Cisco Unified Intelligence CenterのSQL注入の脆弱性に関する勧告を更新し、Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)を影響対象に追加しました。有効なユーザー認証情報を持つ攻撃者に、機器の内部データベースを読み取られる恐れがあります。修正ソフトウェアは公開済みで、Unified CCXの利用企業も更新状況の確認が必要です。
今回の変更はUnified CCXの対象追加
この勧告の初回公開日は2026年8月19日です。今回の更新は、新たな脆弱性の発表ではなく、影響を受ける製品の追加です。Unified CCXはCisco Unified Intelligence Centerを同梱するため、影響を受けます。以前の勧告を確認済みでも、Unified CCXを対象外として整理していた場合は見直してください。
脆弱性があるのは、Cisco Unified Intelligence CenterのWeb管理画面です。ユーザー入力の検証が不十分なため、認証済みのローカル攻撃者が細工した要求を送り、ブラインドSQL注入という手法で内部データベースを読み取る恐れがあります。
攻撃には対象機器の有効なユーザー認証情報が必要です。ただし、Cisco Unified Intelligence Centerは機器の構成に関係なく影響を受けます。認証が必要であることと、修正が不要であることは分けて判断する必要があります。
Cisco PSIRTは、この脆弱性の公表情報や悪用を把握していないとしています。これは、更新を見送ってよいという意味ではありません。なお、日本での提供は発表には書かれていません。












